(画像)フットボールサミット第8回 本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日
本田圭佑選手の困難の「捉え方」
いよいよワールドカップが開幕しました。
それにちなんで、今回は日本代表の要・本田圭佑選手の鉄板マインドはどんな風に作られているのかを分析したいと思います。
先々週と先週、NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」で本田選手の特集が組まれていました。今回はここから本田選手の名言をピックアップしていきます。
この鉄板メンタルは、「やたらめったら強くなろう」と思うのではなくて、困難に直面した時の「捉え方」にあります。
【名言1】
壁にぶち当たった時は
「この状況を経験できるのは60億人の中で自分だけだ。
すごく貴重な経験をしている」と考える
【名言2】
「課題が見つかると
『まだまだ伸びしろがある』と捉える」
【名言3】
ACミランの背番号10をリクエストし、その重責を背負う事に関して
「批判されたくなかったり重圧を感じたくなければ
行動しないのが一番。でもそれは好きじゃない」
【名言4】
ACミランに移籍後、なかなか結果が出せない本田選手に対する地元メディアの熾烈な批判に対して
「気持ちよくはないけど、(批判されて)ちょっと嬉しい気持ちはある。
僕に期待していなかったら、批判もしないでしょ。
批判されたくなければ(ACミランに)移籍しなければいい」
【名言5】
右半月板を負傷した時は
「ケガ=リハビリとは思ってない。肉体改造のチャンスだ」
普通の人ならば、この10分の1の現実でも打ちのめされそうになってしまうでしょう。でも本田選手は物事を多面的に見ること、更には自分にとって都合の良い方向から見ることで、試練を力に変えているのですね。
そして番組で紹介されたのは、ストイックすぎるまでに自分に向き合う姿でした。
世界一の選手になるには
世界一練習しなければならない
と小学生の時の作文に書いていましたが、それをずっと実践されてきたのでしょう。
「命を奪われない限り、試練は人を強くする」とよく言われます。
順調になってきたと思った矢先、試合後足首を捻挫した時は、「今までの試練がキツ過ぎて、足首をひねったくらいじゃ石ころを蹴ったくらいにしか思わない」と話していました。
試練が全くない人生は、一見羨ましいですが実はそうでもありません。
試練にぶち当たり、それを乗り越える事でどんな事にも耐えられるメンタルが作られていくのです。
本田選手のような一流のアスリートの言葉からは、たくさん学べる所がありますね。
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