ネガティブをポジティブに変換する方法(前編)レーネンさんの幸せになる叡智

ウィリアム・レーネンさんエッセイ PART.6

良い出来事、悪い出来事
どちらにフォーカスしていますか?

多くの人は、多くの良い経験、出来事を覚えているよりも人生のネガティブな経験、出来事にフォーカスしています。
それぞれが、どちらにフォーカスするかを意識的に選択しており、その生き方が引き寄せるものを決めていることに気づいていません。
ネガティブな経験、出来事をいつも語っている人たちは、未来にそういうものを引き寄せるだけです。これを変えるためには怒り、恐怖、良い、悪いという判断、経験に対して誰か、何かを責める傾向をコントロールする必要があります。

非難は誰の役にも立ちません。それぞれが、責任を持って生きていくことに腹をくくれば、内なる平和と自由を実現します。
ネガティブさはエネルギーであり、同じエネルギーは同じものを引き寄せます。ポジティブであれば、同様のものを引き寄せます。ネガティブなエネルギーに気づいたのなら、それをポジティブなものに変換する責任があります。

「何も行動しない」ことも
ネガティブなエネルギーが生まれる

事例として、自動車事故があり、誰かが亡くなった場合、その事故に巻き込まれた人は怒りを持ち、非難をさまざまなものに向けます。そのエネルギーは、亡くなった人の魂にも影響があることを忘れるべきではありません。

こういう場合、見ている側もネガティブな反応をコントロールして、人を助けることをし、すべての人たちと落ち着いた会話をし、関連するすべての人たち、当局と客観的な話し合いをすることです。

誰かに惹かれている場合、きちんと自分は惹かれていることを表現することが大事です。それがポジティブな行動です。惹かれているとわかっていながら、何も行動をしない場合、ネガティブなエネルギーを創造します。

ポジティブなエネルギーが創造されると、ポジティブな結果を招く扉を開きます。個人的には結果が思った通りではなくても、それでもポジティブな結果を招くのです。結果をコントロールしようとせずに宇宙がもたらすものにオープンであることです。

~続く~

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<プロフィール>
ウィリアム・レーネン William Rainen
1960年代よりサイキックチャネラーとして、全米のテレビ、ラジオ、教会、企業、大学などで活躍。「すべての人が、それぞれの時間、空間、方法で成長することを尊重する必要がある」といったメッセージを一貫して発信し続けている。
http://williamandkevin.com/