アダム・ジョーンズさんインタビュー「ファッションとスピリチュアルのかけ橋に」~癒しをもたらす革新的ニット~PART.5

かつてクリスチャンディオールやKenzoなど一流ブランドでニットのデザインを担当していたアダム・ジョーンズAdam Jonesさん。
アダムさんが今回たちあげたYARNLIGHT  COLLECTIVE(ヤーンライト コレクティブ)http://yarnlightcollective.com/は、着用した人のエネルギーを強化し内的バランスを促す、癒し効果のあるニットブランドだという。
癒し効果だけではなく、着心地やデザイン性も高い。ファッション・機能性・スピリチュアルを融合した今までの常識を覆すニットが完成するまでにはどのような道のりがあったのでしょうか。
TRINITYのインタビューでは、YARNLIGHT  COLLECTIVEに対する想いをお聞きしました。今回はその第五弾をお届けします。
YARNLIGHT  COLLECTIVEは通販だけで販売する予定ですか?
その予定でした。
エネルギーを守るためにはその方が良いだろう、と話し合った結果です。
けれども、もしかすると正しく品質を管理することができるお店で販売することができるのなら、店舗で販売することもあり得るかもしれません。
スパや健康センターなど癒しを必要とする場所で販売したいという気持ちはあります。
どんな店で販売していてもいいというわけではありません。
なぜなら人々に意志とともに購入して頂きたいからです。
もっとも大切なことは、「意志」です。決定することです。
瞑想すると決める。心地よく感じる、と決める。ストレスを感じないと決める、などです。

ロンドンのファイナンシャルタイムに記事がでたのですが、その後に注文がたくさんきました。男性の方が多かったので不思議に思っていたんですが、彼らは自分の奥さんや恋人にプレゼントとして購入されていたんですね。
それも素晴らしい意志だと思います。
YARNLIGHT  COLLECTIVEは電磁波をカットする効果もあるということですが?
もともと炭素というのは電磁波をカットするものであるということが分かっていました。
けれど、どのくらい電磁波をカットするのか、ということは知りませんでした。
イタリアの研究所に(スピリチュアル関係ではなく、まったく普通の研究所です)、2つの生地を持ち込みました。
一見まったく同じ二つの生地ですが、一方は、糸の中の炭素にヒーラーがエネルギーを注入した生地でした。

調査後、普通の生地は34%電磁波をカットし、エネルギーを入れたものは、68%カットするという結果が出ました。ほとんど2倍の効果です。
研究所には、エネルギーのことは説明しませんでした。
生地A、生地Bとだけ言って提出したのです。
私は研究員に言いました「生地Aと生地Bはまったく同じ生地なんですよ」って。
彼はとても驚いていました。

科学的な証明はその他にもあります。
ドイツ人の研究家の方で人のエネルギーフィールドを写真に取る方がいらっしゃいました。そこで、セーターを30分着て瞑想をして、その前と後で写真を撮影してもらいました。

左が着る前です。

こういったエネルギーの効果を目に見える形で明らかにすることは、意味あることだと思います。けれど、最も大切なことは、着た方がどのように感じるかです。

はおってみてください。

(編集部ストールを着用)
とても柔らかいですね。シルクみたいな。4色の色を選ばれた理由は?
直観的に決めました。
インディゴは繋がり、明晰さなどで、赤は自信など色によって意味があります。
意味を知らなくても、その人にとって必要なものを選ばれるのが興味深いですね。

YARNLIGHT COLLECTIVEを開発している途中、自信を失ったことがありました。
「私は何をしているんだろう? 誰もこんなものを求めていないのにナンセンスだ」って。
その時試作のスカーフで身体を包みこみました。
すると気持ちはすぐに変わり出しました。自信が私の中に宿ってきたのです。アメイジングな経験でした。

開発には2年間の歳月を要し、進めるためには信念が必要でした。この布に私自身も励まされ、促されたことによって完成にこぎつけることが出来たのです。

2年間、自信を失ったこともありましたが、ただがむしゃらに前に進みました。
ただ前に進んで行くことで、結果が見えてくるのです。
最中にはわからなくても、後から振り返って、「ああ、こういう意味があったのか」と思うことばかりです。

私の尊敬する人が言っていました。
「貴方が正しい道を歩いているかどうか、いつでも知る方法があります。貴方がどう感じているかを見ることです。心地よく感じていますか?もしそうなら貴方は正しい道にいます。もし貴方にとって正しい道から外れていれば、心地よさを感じないでしょう」と。

YARNLIGHT COLLECTIVEのプロジェクトから距離をおこうとしたり、中断しようとした時はいつも、私は無気力になりました。
そして再開するとすぐに電力が供給されたように気力がみなぎるのを感じたので、正しい道を進んでいると感じることができました。
だから私は進まなければならない、と思いました。
YARNLIGHT COLLECTIVEを進めていると、「導かれている」という感覚を強く感じました。

プロジェクトにつまずくとトロントやオスロなど予想もしないところからメールが届き「あなたのプロジェクトをブログで見ました。とても興味があるので手伝わせてくれませんか?」なんて助言や励ましを頂けることがしばしばありました。
必要な情報が必ずどこかからやってくる、という感覚がありました。

必要なものは必ず向こうからやってくるということを表すエピソードが先日ありました。
あるオーストラリア人の友人がいつもイライラしていたので、ヨガに行く事を勧めたのです。
次の日、カフェで彼女がコーヒーを飲んでいると、誰かが来て、ヨガセンターのチラシを彼女のテーブルに置きました。カフェの2階にヨガセンターがあったのです。

このように、受け入れようと心を開きさえすれば、必要なものは向こうからやってきてくれるのだ、と思います。
そう信じることによって、YARNLIGHT COLLECTIVEを完成させることができたのだと思います。
有難うございました。

フレンドリーなアダムさん。その人柄にも癒されました。
楽しいお話を有難うございます!

(おわり)

 

YARNLIGHT  COLLECTIVE(ヤーンライト コレクティブ)
http://yarnlightcollective.com/