胎内記憶はある?
今回は娘が生れる前に遡り、天からやってくる命も見えない世界から私たちを見守っているというお話、赤ちゃんが私たち夫婦を選んできてくれた体験談についてです。
子どもは生れる前の記憶をちゃんと持っている……。
「胎内記憶」「胎話」という言葉が広く知られるようになったのは、産婦人科医・池川明先生の著書のおかげです。最近はマタニティ雑誌で特集されたりと、10年前に比べてかなり有名になりました。池川先生はたくさんの本を書かれていますが「子どもは親を選んで生れてくる」が初めての方にも読みやすいかもしれませんね。
本で紹介されている、生まれてくる前の記憶を話す子供たちの内容は、天界に近い子どもたちならではの愛に溢れた言葉ばかり!
新しい命は、生れる前は天界にいます。
次に生まれ変わるのを待っている状態です。
それは前世で亡くなった後、生まれ変わる前の「中間生」と言います。そこで、次はどんな人生を送るのか、どんな学びを選ぶのか、両親や環境、障害や病気などを決めます。天界にいる子どもたちの魂は、天使に羽根を付けてもらい、共に地球にやってきて両親候補を探します。
「この人をママにしよう」
「この両親、この家庭に生れよう」
そう決めると、その両親のタイミングに合わせてお腹の中に魂が宿ります。
まさに、地上に降りた天使たちです。
時には、選んだ両親の準備が出来るまで何年も待つこともあります。天界から見守っていたり、時には近くに来て、時には何十年もずっと待ちながら、選んだ両親を見守ってくれていたりするのですね。
かつては物心つくまでの赤ちゃんに記憶は無いだろう、と軽視されていたそうです。
しかし最近の研究では、生れて来た時の記憶(誕生記憶)や、胎内に居た時の記憶(胎内記憶)もしっかりあって、話せるようになると語り出す子どもが多く存在するのです。そして、胎内記憶のさらに前(中間生の記憶)…お母さんを選んでそのお腹に入っていく瞬間を語る子どもまで。ただある程度成長してくると忘れてしまう(正確にはその記憶が潜在意識に眠ってしまう)のですが、大人でも1%の人が覚えていたり、また何かをきっかけに思い出すそうです。
子どもは両親を選んで生まれて来る
私自身も、自分が両親を選んで生れて来た記憶を退行催眠で思い出したり、赤ちゃんが私たちの元に生れてくるのを待っていてくれたという体験があります。
私たち夫婦の元にも、何人か子どもの魂がやってきました。
天使や妖精と繋がる今の仕事を始めてから、ドリーン・バーチュー博士公認エンジェル・セラピスト(TM)として夫婦で活動しながら、見えない存在にもさらに敏感になりました。私たちの周りにやってくる、子どもの魂の存在にもよく気付くようになりました。
6年前のこと。エンジェル・セラピスト仲間の友人が、私たち夫婦の元に生れて来たかった子どもの魂の存在を教えてくれたことがあります。
「廊下にね、ずっと男の子がいるの。潤ちゃん、寬ちゃんの元に生れてきたいみたいなんだけど…二人がまだ準備出来てないから、待ってねって伝えておいたよ」
生後3ヶ月になる娘がお腹の中にいた時は、毎日話しかけていました。胎内にいる赤ちゃんとコミュニケーションをとることを、『胎話』といいます。お腹の赤ちゃんに話しかけて、直感や夢、又は赤ちゃんの胎動で返事をもらう方法です。池川先生の著書や雑誌の特集にも胎話の方法が紹介されていて、胎動で返事をもらう「キックゲーム」が有名です。
ずっと待ち望んでいた赤ちゃんがうれしくて、日々胎話をしていました。出産準備のための身体作りは、お腹の赤ちゃんに聞いて決めることが多かったですね。
ある日ふと気になり、胎話できいてみました。
「いつから待っていたの?!」
どうやら、お腹にやってくる前に4年間待っていたようです。
6年前のにうちの廊下に来ていた男の子の魂とは違う子のようです。両親を選びにきている魂の中には、早く生れてきたい子もいます。両親候補の準備がまだだと分かると、他の準備が出来ている両親の元に行ってしまうこともあるのですね。
不慣れな子育ての中で、親として出来ることに自信がなくなることもあります。
産後うつで、大泣きしたこともあります。
それでも、私たちを選んで生れて来てくれた赤ちゃんなんだ、とその真っ直ぐな瞳を見つめていると、不完全な私でも良いのだ、という安心感が生まれます。
「私たち夫婦を選んでくれて、本当にありがとう」
私たちは今の両親を「自分の意思」で選んで生れて来ていますし、またあなたのお子さんもあなたを選んで生れてくるのです。