キュキュッとした洗いあがりにヤミつき! 肌に透明感が戻ってくる「手ぬぐい洗顔」

美肌にはなりたいけれど、手順の多いケアや高い化粧品に手を出すほどの情熱はもてない……。そんな時、この本屋で飛び込んできたのが「手ぬぐい洗顔」というコチラの本。エコでシンプル、古の知恵に基づいたケア。「これなら、イケそうな気がする!」。使ってみると、やみつきになる心地よさですよ。

120cmの手ぬぐい付! すぐに始められる

本書を買えば、すぐ始められる手ぬぐい洗顔。120cmの手ぬぐいがついていて、それを顔用とボディ用に切り離して使用します。この手ぬぐいがまたかわいいのです。「手ぬぐいなら、家にあるかも」という人も多いかもしれませんが、洗顔などに使用する際にはいくつかの注意事項があります。それらを踏まえてついているのがこの手ぬぐい。

たとえば、肌に優しい無蛍光であること、そしてプリント染めであること。手ぬぐい専門店などで販売されている手ぬぐいは、注染といった染め技術が施されているものが多いはず。しかし、毎日石けんなどと一緒に使うとなると、染料が落ちてしまうなどの心配もあるそうですよ。

手ぬぐいを使って顔を洗うだけのシンプルさ

これといって、やり方は存在しません。あまり、ゴシゴシはやらないように優しく撫でるように洗うのがポイント。メイク落としのクレンジングも必要ないそうですよ。そして、洗いあがりは、本当にびっくりするくらい肌がキュキュッと仕上がります。プラスチックのお弁当箱のぬめりが全部とれた!みたいな爽快感です。かといって、洗顔後に突っ張る感じもありません。使った手ぬぐいはしっかり石けんを洗い流して、干しておけば大丈夫。乾くのが早いのも特徴で、その分雑菌なども溜まりにくいようです。何度か使ってもイヤなニオイはしてきません(干すのは湿度の高いお風呂場ではなく、脱衣所とか風通しのいい場所がベスト)。

使って1週間後の変化は?

使うごとに手ぬぐいが柔らかくなって肌になじんでくるみたいで、使い心地も日に日にアップ。感覚としては、洗顔後のさっぱり感と化粧水などの吸引力がアップした感じ。また、午後過ぎから鼻のまわりを中心に、肌のザラつきが気になっていたのですが、それも以前より気にならなくなりました。これは体感ですが、肌の垢が取れた感じ。簡単だし、これなら続けられそう!と、ズボラな人でもやる気の出るケアが何よりうれしいですね。

本書には、基本の洗顔だけでなく、手ぬぐいを利用したさまざまな美容術が紹介されています。また、イラストレーターさんの体験マンガなども楽しく読めますよ。これから肌の露出が増える夏。かかとなどの角質ケアにもどうやら手ぬぐいは活躍してくれるみたいですよ。