サイキック夢見者REMIの不思議な夢の世界~第三話「夢は危険の予知者」③

こんにちは。ワンネスインスティテュート代表・講師のREMIと申します。

Trinity WEBには、これまで「ティーチャ―が体験したシャスタ山ミラクル」や「英国で健康保険適用の自然療法「クリスタルアキュパンクチャー、テラグラムセラピー(TM)」誕生ストーリーPART.1」などの記事を連載させていただいています。「運命向上委員会」でも、読者の方のご質問に回答させていただいていますので、ぜひお読みになってみてくださいね。

今回は「夢」をテーマにさまざまな夢話を連載させていただきます。不思議な夢の世界へ皆さまをご案内します。

 

第三話 「夢は危険の予知者」
「第一話 夢と現実の間で」「第二話 これから生まれる予定の子供と“夢で逢いましょう”」に続いて、今回は眠っているときや、夢に注意を促されたときの体験をお話します。今回はその第三話の3回目です。

 

素敵なプレゼント

後日談があります。次なる目的地を南フランスに変更し、アルルという小さな街で降りることにしたら、素敵な偶然が待っていました。アルルからエクスアンプロヴァンス方面へバスに乗り15分ほどで、アルフォンス・ドーテの書いた「風車小屋だより」ゆかりの地フォンヴィエイユへ行けるというではありませんか。スペイン行きを断念したため風車を見られない…とがっかりしていた私でしたが、思わぬところで、のちに寝室に飾ることにもなる風車の写真を撮ることができました。

フォンヴィエイユの風車小屋のある丘には、家族、友達同士、恋人同士、愛犬を連れた地元の人などが、風車を見学したり、おしゃべりしたり、静かに愛犬と休んでいたり、思い思いの過ごし方をしていました。私も、そんな人々を眺めながら、とても優しい気持ちに包まれていました。そして、高台から陽光に輝く自然豊かな森に、村や集落が埋もれるように点在する南フランスらしい景色を眼下に見下ろしていたとき、得も言われぬ感覚が湧きあがってきました。

「たとえ何が起きていようとも、太陽は今日も輝いて、地を照らしている。人々は日々を営んでいる。家族を愛し、友達や恋人を愛し……。世界は、なんて愛に満ちているんだろう!」
大きな愛と平和の感覚に満たされて、魂が感動と喜びに震えるような体験をしたのでした。

ちなみにプロヴァンスとは、「プロヴィンチア」つまりローマ帝国時代の属州のことを言います。小さな街アルルにはローマ時代の大きな遺跡がそこここに残っており、ゴッホやピカソなど芸術家ゆかりの場所もありました。私は遺跡やアートに親しんできたので、このような場所は大変に“ツボ”なのです。

街の中心の広場には小さな教会もあり、結婚式が挙げられているところに出くわしました。家族や親せきや友達が花嫁花婿をフラワーシャワーで祝福し、誰もが本当に幸せそうな笑顔。南フランスの温暖な気候と豊かさが生み出す雰囲気かもしれませんが、私はこの街で一旅行者としての警戒心を久しぶりに解いて、燦々と降り注ぐ太陽、おいしい食事、豊かでのんびりとした時間を、本当にリラックスして満喫することができました。

滞在地をアルルにして、しかも滞在も延長して、本当によかったな。スペインにこだわるよりむしろこちらのほうが自分にとってベストの選択であったのだな、と思いました。アルルで得られた休息と感動の体験は、今も心に残っています。そして風車の写真やローマ遺跡の写真は数年間私の家の寝室やリビングを飾っていました。

警告の夢は、悪い夢ではなく、怖れるべきでもありません。そのまま行くとまずいことになるからここで何かを変えましょう、と促しているのです。夢は私たちに“メッセージに耳を傾けなさい”と教えてくれているのです。

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さて、不思議な夢の世界 第三話「夢は危険の予知者」では、夢が教えてくれた危険や警告についてお話しました。楽しんでいただけましたでしょうか。もう一つ、予知の夢について書こうと思っていたのですが、長くなってしまったので次回にお届けします。

次回第四話は「夢からの警告 災害に備えよ―伝令222」をお届けします。
2011年3月11日に起きた大地震と大津波に先だち、予知夢や備えを促される体験をしました。それらの夢が教えてくれるメッセージについて書いていきます。

皆さま、今晩もたっぷり眠り、たっぷり夢を見てくださいね。

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