ティーチャ―が体験したシャスタ山ミラクル PART.2

Mt.シャスタでの瞑想中、高次の存在と交信したヒーラーのREMIさん。そのスピリチュアル体験は、まだまだ続きがありました。

「さて、別の日にも、同じ場所で瞑想をしようと蓮華座を組んで座りました。目を瞑るやいなや、薄いアイスブルー色の光と金色の光が、美しく絡まり合いながら、すぅっと降りてきたので、『おや、今度は誰かしら?』と思った瞬間、大天使ミカエルだとはっきり分かりました。

彼は『目を開けなさい』と言いました。瞑想のことを、天使やスピリットガイドはしばしば「内なる旅」と形容します。私自身も、目を瞑り内側に深く入って、彼らとともにワンネスのスピリットの世界を旅することが多かったのですが、このときは異なっていたようでした。はっきりと「目を開けなさい」と言われたので、目を開いて眼前の景色を眺めていると、ミカエルがこう言いました。

『この、美しい地球という場所を、よく目に留めておきなさい。あなたはこの美しい場所を、いつまでも いつまでも懐かしく思い出すことでしょう。この次元を永遠に去ったあとも』

言われたとたん、涙が溢れてはぽろぽろと流れて行きました。彼の言う『この美しい場所』とは、シャスタだけのことを言っているのではありません。

スピリットが転生を繰り返して経験してきた、壮大な旅の舞台の一つ、美しい星、地球。
その地球のさまざまな場所、さまざまな時代に、私たちは幾度となく転生し、生きた経験を持っています。たくさんの悲しみや痛みとともに、たくさんの喜びや感動を味わい、人間としてあらゆるものごとを経験し、成長してきたのです。

けれど、その旅も、いつか終わりを迎えます。
去りがたく、いとおしく、けれどすべては移りゆくもの。
だからこそ、一瞬一瞬、一日一日を、大切に。
それが、大天使ミカエルのメッセージでした。

私たちは、今日一日を、当たり前のように過ごして、目の前に在るもののありがたさ、尊さを、見過ごしがちです。
今日も、地球は自転してくれていて、磁力も重力もこれまでのように働いてくれていて、空気や水が生命系を維持し循環してくれています。

そのおかげで、私たちもその空気を吸い、水を飲み、生命を維持することができます。今日も、私たちの心臓や脳は働いてくれていて、肺は空気を取り込んで、血液は酸素や栄養を身体の隅々に送り届けています。

そして、私たちが今のように存在することを可能にしてくれている、すべての人々とのつながり、生けとし生けるものとのつながり。そして、人間として安全に生きるために存在するあらゆる物理的なものの存在……。

それらはどれも当たり前にあるものなのでしょうか。
もちろん、そうではない、ということを、私たちは突然の事故や、災害や、病気や、出来事から思い知らされることになるわけです。
このように思うと、心の奥底からしみじみと、なんてありがたいんだろう……という気持ちが湧き起こります。あらゆるものごとを「当たり前」と思わず、新しい視点で「在り難い」ものとして眺めてみましょう。

すると、深いレベルで「私たちは本当に恵まれている」「生命を生かされている」ということに合点がいきます。

そうして
「当たり前の一日」は「在り難く、貴い一日」に
「当たり前の景色」は「在り難く、貴い景色」に
「当たり前の存在」は「在り難く、貴い存在」に
「ごく当たり前の私」は「在り難く、貴い生命」に変容するのです。

そんな「小さな」一つ一つの気づきと感謝は、あなたの内側から細胞一つ一つを癒し、輝かせ、やがてあなたの内側で、あなたの運命をも変えうる 大きな“シフト”を起こすことでしょう。