『こんな自分がイヤと思ったら読む本 「本当のあなた」を取り戻す21の方法』

「自分がイヤでイヤで仕方がない」「どうして自分はこうなんだろう」などなど、本書の著者・片寄陽平さんが院長を務める「きゆるぎ治療院」には、体の不調はもちろん心の問題を抱えたお客さんも多く訪れるそうです。

片寄さんは、幼い頃より武道をたしなんだ経験により、整体に関しての知識をつけ、他にもカイロプラクティック、気功、柔道整復などのさまざまな治療を学びながらたどりついたのが、「きゆるぎ」という方法。きゆるぎ治療院では、「体・心・気・魂」に向き合い、アピールするトータルケアを行っています。

「自分の人生を否定的に見てしまって、ネガティブな気持ちから抜け出せない人たちは、心のなかにサビがあるんです」、と片寄さんは仰います。

これまでの人生のなかで、「こんな自分は大嫌い!」と思った経験がある人は少なくはないはずです。これは、心のなかにサビができてしまっていることが大きな原因なんです。

そしてそれは、実はあなたの本当の姿ではありません。魅力的な本当のあなたの姿は、サビに覆われて隠れているのです。だから、いくら自分のことを好きになろうとしても、サビついた自分を好きになるのはとても難しいのです。

「恋愛がうまくいかない」「家族とどうしても衝突してしまう」「仕事でミスばかりしてしまう」「お金が全然貯まらない」などなど、さまざまな悩みが私たちの心を襲います。この悩みは、それぞれ独立しているように見えて、実は根源にある問題はたったひとつ。100%の自分じゃないから、自分のことを好きになれないということが、心に幾重ものサビをつくりだしてしまうのです。

心のサビを落として、100%の自分に戻りたいと思いませんか? それができると、ある日急に、目の前の不満が消え、幸せが加速していることに気付くのです。
本書では、『こんな自分がイヤと思ったら読む本 「本当のあなた」を取り戻す21の方法』は、これまで数多くのクライアントのサビを落としてきた片寄さんによる、日常で習慣的にできる、21の「心のサビを落とす方法」をご紹介しています。

今回は21の方法のなかから、心のサビを落とす一日の過ごし方をご紹介します。

 

 

1. 出勤前に靴を履きながら心の中でおまじない
 今日一日がより良い日になるためにあなたは何を願いますか?
自分自身のこと、大切な人たちのこと、そして世界のこと
心の中に思い浮かべた願望は、今日一日のあなたを導く力になります

2. ドアを開けるときは自分の心を世界に向かって開くつもりで
ドアが開いた瞬間に、自分自身が光あふれる外の世界に飛び出すことを実感してください

3. 通勤中は「呼吸」して「リラックス」を意識する
多くの人が持つ気に惑わされないで、呼吸を意識してリラックスしましょう

4. 仕事中に疲れを感じたら深呼吸とストレッチ
仕事をしていると、知らず知らずのうちに体が凝り固まって、呼吸も浅くなっていることがありますよね。意識的に体を解放してあげましょう

5. お昼休みはリラックスできる場所へ
お気に入りのレストラン、開放的な屋上、のびのびと幹を広げる木々がある公園などなど、あなたの気持ちがリラックスできる場所に行きましょう

 

心のサビを落とす方法は、実は誰でも日常的にできることばかり。
100%のあなたに出会うために、ぜひ実践してくださいね。

 

『こんな自分がイヤと思ったら読む本 「本当のあなた」を取り戻す21の方法』
片寄 陽平 著
現代書林
1,365円(税込)