Happy シャスタライフPART.10 ~聖なるハートの空間へ「ハートレイク」~

シャスタでも人気の高いスポット、ハートレイク。

シャスタでのパワースポットブームが始まってからここ数年、最もエネルギーが変わってきた場所のひとつかもしれません。

■「呼ばれた人のみが辿り着ける秘境」

と言われたのはいまや昔。毎夏、アメリカ人も日本人も、地元の人もビジターも、たくさんの人たちがこのハートレイクに向かっています。

この1,2年でしっかりとトレイルが整備され、途中、多少わかりづらい箇所はあるにせよ、夏のシーズンには、次から次へと人が続いて歩いているため、よほど時間帯や季節をはずすしてしまうか、注意散漫になっていない限り、一歩ずつトレイルを踏みしめれば、迷うことはなく、その道はハートレイクにつながります。



■「ハートをオープンにする」道のり

しかしやはりここは、聖なるスポット。

いつでもだれでも訪れることができると言うわけではありません。

初夏の雪解けを待たないと、このトレイルを歩くことはむずかしい。

そしてこのトレイルも、標高を一気に約180メートル上がることから、かなり呼吸も乱れ、息が荒くなります。森を抜けて岩山を超えて、さらに小石で滑りやすい斜面のトレイルを登っていく。約1時間のトレッキングで、ハートは、バクバクと鼓動を打ち始め、嫌が負うなしに呼吸は深まって行きます。

それはまるで、

「ハートをオープンにする準備をしているかのよう」。

時折立ち止まっては、しっかりと足元を確認しながら身体全体をグラウンディングをし、一歩一歩歩みながら、自然に肉体にいることをさせられていきます。

■私にとっての「ハートレイク」

私がシャスタに来始めた7,8年前、ここを登るときには、無事にたどり着けるよう、必ず森の精霊にお願いをしながらハートレイクに向かいました。何度かトレイルをはずしてしまい、傷だらけになり、人影のないトレイルで心細くなり、助けを求めて泣きそうになったこともあります。

その分、毎回たどり着けたハートレイクで見る景色は、最高のギフト、わたしのハートはまるで「ハートの聖なる空間」にたどり着いたかのように、至福の中で最高潮にオープンになっていました。

それを想うと、今の時代、このハートレイクへ向かうトレイルは随分と分かりやすく、安全になっていったと思います。

■「スピリチュアリティ」と「ハートレイク」

この数年ここを登るたびに、このハートレイクへの道を、今の「スピリチュアリティ」と重ねてみてしまうことがあります。

ハートレイク、つまり「聖なるハートの空間」へたどり着くことは、何も特別なことではないこと。「スピリチュアリティ」という魂の生き方、その道を歩むことは、もう特別な人だけのものではない。それがどんな層にもオープンになっていき、どんな人にも開かれていることが、2012年のシャスタで象徴されているようにも感じました。

■「ハートレイク」の登り方

その人の意図がしっかりとあれば、必ずたどり着ける。しっかりとグラウンディングしながら、一歩ずつ目の前の道を歩む。その一歩一歩を信頼することが、一番大切。これはハートレイクを登るときにいつも私が思い出すことです。

トレイルを登る前からは決して見えないハートレイク。その見えないハートレイクにたどり着けるのかと不安になったり心細くなることもあるかもしれません。しかし人生と一緒。その遠い先は見えていないかもしれないけれど、目の前にある道を一生懸命一歩ずつ進んでいけば、きっとそれは自分を聖なる空間に導いてくれいる、そう信じること。

たまに振り返って、よくここまで来たね、と自分を褒めてやりながら、さらに自分の道を行く。そしてときには、トレイルの脇に咲き誇る草花を愛でながら、その瞬間を味わい尽くす。

そして忘れてはいけないのは、大自然の偉大さと、それに対する謙虚な姿勢。私たちはここに共存していること。

ハートレイクからの絶景も、もちろん素晴らしいのですが、ここを登るまでの道のりが、もうすでに「ハートの聖なる空間」に向かっていて、それが起こっているのです。到着したら、ただただその空間をハートから心から、身体全身で感じて味わうだけです。

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