セドナから愛をこめて「アイル・グラハムの光日記」 第17回

先日、友人夫婦がセドナにウエディングフォトを撮りにいらした。 とても仲むつまじいキュートなお二人と過ごしていたら、ツインズという言葉が私の中に響いてきた。そして、今回の記事のテーマは「ツインズ」にしてみようと思った。セドナには、ツインとなる岩がいくつかある。 4大ボルテックスの一つである、カセドラルロックの頂上にもツインロックがある。 お釈迦様の手のような形をした岩の人差し指と中指にあたるところが、男性性と女性性を表すツインとなっている。まさしく、陰と陽の統合の場所である。この岩の麓での瞑想は、自然と内側が静かになり、安定感の中で統合へと導かれていく。 ラビットイヤーズロックは、ウサギの耳の形をした岩。 この岩も男性性と女性性の統合を表す。 セドナにあるいくつかのレイラインの一つは、ラビットイヤーズロックとカセドラルロックのツインロックがつながってできるライン。カセドラルロックの頂上から、このラビットイヤーズロックを遠くに見ることができる。コートハウス・ロックの左側に位置しているので、見つけやすい。   ハイウエイ179沿いにある、大きな「M」の形をした岩は、ツインビュート。 右側の岩は、エレファントロックと呼ばれ、上に向いた鼻と大きな耳がある。 ツインビュートは、第二チャクラに作用し、母なる大地のような包容力と慈愛にみちた女性性を引き出すのを促してくれる。エレファントロックの裏側の麓には、ホーリークロス・チャペルがある。 ツインビュートの左側の岩の裏側には、マドンナロックがある。 マリア様が赤ちゃんのキリストを抱く姿として、たくさんの人に愛されている岩だ。そのマドンナロックの横に、大きなツインの岩がそびえている。通称、修道女ロック(ナンズロック)。二人の修道女がマリア様とキリストを見守っている姿と言われている。 日の出と夕日のポイントとして人気がある、エアポートメサ・ボルテックスもツインズである。 4大ボルテックスの一つとして人気があるのが、駐車場から見て右側の岩。(写真は反対側から撮ったので左側になる)。 こちらは男性性を表す岩で、もうひとつの岩が女性性を表す岩である。 両方の岩は、第3チャクラに作用し、感情の解放を促してくれる。 男性性のボルテックスでは、男性的なアプローチで、女性性のボルテックスでは、女性的なアプローチで、それぞれ解放のプロセスを促してくれるので、自分が今どちらのエナジーを必要としているのかを見極めてから、それぞれの岩に登るとよい。 どちらかと言うと、地元の人たちには、女性性の岩が人気である。 でもそれは、ガイドブックに男性性の岩の方がよく紹介をされていて、たくさんの観光客が男性性の岩の方に行っているので、ゆっくりと瞑想ができる女性性側を選んでいるのである。 2012年。大地も人々も大きく揺さぶられている。それは、さらにすばらしい方向へと向かうための揺さぶりであると思う。 その揺さぶりの中、内なる陰と陽のバランスをとることで、自分という核をしっかりと保つことができる。しっかりと安定した核は、光の柱となり、気持ちの良いエナジーが上から下から行き交う。 今というとき、ぜひ、セドナのツインズのもとで、ご自分の中に光の柱を建てにいらしてくださいね。 セドナのボルテックスパワーは、一人一人の歩む道に光を灯すパワーです。 いつもありがとうございます

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