マクロビオティックにおける”女”の人生~乳製品との関連性 PART.1

今回は一部の女性、あるいは多くの女性にとって、とても耳の痛いお話かと思いますが、しっかり突き詰めてみたいと思います。
月経、妊娠、出産、結婚、離婚、未婚。
さまざまな選択があり、また、それらを選択しないという自由ももちろんあります。
ただ、その選択はあなたの自由意志ですか?
もしくは抗えない何かによって決定付けられたとしても、次の選択に向かって動けていますか?
人が未来に向かって前向きに生きるためには、過去や現在に対して、理解と納得が必要です。
「悲しみ」「苦しみ」「泣き」「あがき」、そしてそこから這い上がる気持ち、湧き上がってくる前進する気持ちが、希望が必要なのです。

どうすれば理解や納得が得られるかというと、起こった出来事や今現在の自分を冷静に見極められるかどうか、原因について考える、見詰める勇気を持つことができるのかどうかに掛かっています。
その中で、今回は女性の生き方として、妊娠と乳製品の関連性についてお話しましょう。

妊娠、または不妊。
どちらに対しても望む人もいれば望まない人もいることでしょう。

ここでいきなり、マクロビオティック医学のお話です。
マクロビオティックは食事による医学であり、医学に基づく食事療法です。
断食もそのひとつに含まれますね。
(また、断食では宿便を抜かなければその目的は達成されません。そのお話はまたいずれ)
牛乳などの乳製品をよく摂ると胸が大きくなるという説は、一部で言われていますが、実際、かなりの確率でその通りです。
牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は、牛やその他の動物の母乳により作られますが、その栄養分は、特に女性臓器、胸や子宮、卵巣などに集中的に働きかけます。同じ女性ホルモン同士なのです。
ですが、その乳製品が、子宮や卵巣の内壁などにべったりと張り付き、厚い膜を作るなどして、冷え性や生理不順、生理痛、果てはその厚い膜によって受精卵の着床を妨げ、不妊を招くことはあまり知られてはいません。

私は一時期、ほぼ完全に乳製品をやめていました。
(現在はほんの少しだけ食べています)
もともと生理時の出血量も多く、どす黒くねっとりとしていて、量が多いのに出血がスムーズにいかず、生理痛もとてもひどく、鎮痛剤を規定量以上に多く服用してもまったく効き目が表れず、日常生活にも支障が出るほどの激痛に苦しみ、学校や仕事を休み、食事や水分を摂ることもままならず、一日中布団をかぶって痛みに震えていました。
肥満の頃には半年に1回や1年に1回しか生理が来ず、体内には毒素が溜まっていて、不健康そのものでした。

それが偶然のアドバイスにより、乳製品をいっさい止めてみたのです。
もちろん、アトピーやうつなどの改善が主な目的でしたし、すでに肉や魚は減らし始めてはいましたが、乳製品を止めたことで、不規則だった生理周期が28日~30日となり、出血も徐々にしっかりした量になり、どす黒くねっとりしていた経血も鮮やかになってきて、それまでは主に乳製品の摂りすぎであり、月経とはその1ヶ月に食べたものの内容によって、出血量や出血の色、出血内容が変わってくることを知ったのです。

~続く~