パワースポット巡礼の下準備で、現実的な開運効果が変わる!? PART.2 箱根神社編(前篇)

前々回から、パワースポット(日本においては神域)に巡礼して現実的な開運効果を上げるためのお話を始めました。
“現実的な開運効果を高めるため”のパワースポット巡礼の下準備として、願いや祈りをはっきりさせること、そして、その願いに合わせて神社の選択をすること、また、参拝される神社のご神徳を事前に学ぶ事をお勧めしました。
今回は、私がよく参拝する箱根神社について書いてみたいと思います。
(箱根の神社と言った場合、箱根神社と箱根元宮、九頭龍神社が有名ですので、以下ご紹介します。)

箱根神社は、有名な野球チームの監督が、大切な試合の前に参拝すると言われていたように、ご神徳としては、勝負事で結果を出したり、何かを成功させたり、何かでさらに高みを目指していきたい時に“意志力”“気力”を充実させて、後押しをしてくれるというご神徳があります。
仕事や取り組まれている事で「成功したい」、「さらに高みを目指したい」と願われている方にお勧めの神社といえます。

境内に入れば、源頼朝に始まり北条氏や戦国武将の徳川家康などが武運を祈願していたのが分かるように、静かですがおごそかで厳格な力強さを感じさせる氣が漂っています。

ここで、ご神徳を感じてみるために箱根神社のご祭神について触れてみます。
箱根神社のご祭神は、邇邇藝命(以下ニニギノミコト)
木花之佐久夜毘売(以下コノハサクヤヒメ)、彦火火出見尊(以下ヒコホホデミノミコト)です。

ニニギノミコトは、古事記で高天原(たかあまはら)といわれる天上界から古事記の中の、葦原中国(あしはらなかつくに)といわれる日本の国土を統治するために降りられて力強く統治をスタートされた神です。
箱根神社以外では、霧島神宮(鹿児島県)と高千穂神社(宮崎県)にご鎮座されています。

また、コノハサクヤヒメは、ニニギノミコトの妻となった美しい女神といわれ、富士山を守る女神として、箱根神社以外では富士山本宮浅間神社(静岡県)や、北口本宮富士浅間神社(山梨県)にご鎮座されています。

ヒコホホデミノミコトは、ニニギノミコトとコノハサクヤヒメの子供(三男)で山幸彦(やまさちひこ)の名前でも呼ばれています。海神の娘のトヨタマビメノミコト(豊玉毘売命)を妻とし、日本の初代天皇である神武天皇の祖父といわれています。
箱根神社以外では、若狭彦神社上社(福井県)、鹿児島神宮(鹿児島県)などにご鎮座されています。

これらの神々のご神徳や、箱根神社が関東の平野から富士山に向かっていく途中に位置しているため、高い頂きを目指して登っていく氣を持っており、その意味でも、仕事や取り組まれている事で「成功したい」「さらに高みを目指したい」と願われている方にお勧めの神社といえます。

また、ご祭神が三神という特徴から、男女、夫と妻の関係や、家族、親と子の
関係を発展的に高めていく中で調和するご神徳があります。

~つづく~

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