死に対する偏見 〜新たな可能性を広げるためのプロセス〜

”死”は生命の終わりでも何でもなく、魂にとっての始まりです。魂となって非物質界の住人になっても今の貴方は貴方のまま続行し、魂の世界で生活をしてゆきます。ですから”死”とは、貴方が体験したかった事を体験し終えて家へ戻る、という事を意味しているのです。

3次元密度の最大の恐怖は、”死”です。

死とは一般的にデットエンドまたは試合終了の意味と捉えられていますが、このコンセプトは何千年と続く古い時代からやってきたコンセプトであって、新しい高波動時代を迎える私達には、もはや古過ぎて当てはまらないコンセプトなのです。

詰まり、3次元の古い波動の世界では、”境界”を設定する事で管理し易くまとめられていたのが、4次元密度以上の世界ではこの”境界”は曖昧になり、それぞれ区画されていた波動が染み出しブレンドする世界となります。

私達は永延に生き続ける永延なる生命体です。貴方が”今”存在しているという事は、これから永延に”貴方”そのものが存在し続け、終わりない成長をし続けてゆくという事を意味しています。ですから”死”に対するコンセプトを改める事は、貴方の可能性を受け止める事であり、貴方が持ち続けてきた”境界”を取り払って新たな波動を受け止める体勢にある、という事を意味しているのです。

 

では、”死”は何を意味しているのでしょうか?

”死”は生命の終わりでも何でもなく、魂にとっての始まりです。魂となって非物質界の住人になっても今の貴方は貴方のまま続行し、魂の世界で生活をしてゆきます。ですから”死”とは、貴方が体験したかった事を体験し終えて家へ戻る、という事を意味しているのです。

 

魂の世界とはどんな世界なのでしょうか?

魂の世界で生活を始める前に、貴方の魂のバランスと浄化を促進するために”人生を振り返るプロセス”を行います。これは、貴方の視点から体験するのではなく、受け取り側の視点で体験してゆきます。そしてそのプロセス後、心の傷が深い人は、100%ピュアな”無条件の愛”に浸って、しばらく心の集中治療が施されます。それはまるで魂の世界の昏睡状態のようでもあり、心の傷を思う存分癒してくれる、大切なプロセスとなります。

魂の世界は、今の私達が住んでいる世界と何ら変わりはありません。ただ、全てが波動で出来ているので、用が無くなれば消滅してゆきます。例えば、皆で集う家を作り、用が済めばそこにフォーカスする人がいなくなるので自然と消滅してゆきます。しかし、その家を他の誰かが使いたいと思えば、引き続き存在してゆく事が出来るのです。

生前住んでいた家をそのままコピーして住んだり、兄弟や親戚や恋人と一緒に住んでいる人達もいたり、物質界に興味がある人は今生きる人達の”インスピレーション”となったりと、様々なレベルにおいて物質界との関係を持ち続けてゆきます。

 

次元シフトは、目に見える私達のものだけではありません。

魂の住人である貴方のご先祖様やガイドや友人達もまた、地球が大切な時期に差し掛かっているという事をしっかり理解しています。そして、どうにかして貴方の力になれるよう、色んな方法で働きかけてくれています。

動物が好きな魂は、動物同士の種と種の”境界”を曖昧にする事に力を注ぎます。音楽が好きな魂は、ミュージシャンと密に交信して”無条件の愛”を伝えるべく方法をインスピレーションで送ってくれています。

それぞれが非物質界の住人であろうと、物質界の住人であろうと、ワクワクにそって活動し、目に見える世界と見えない世界のコラボで成り立っているのです。”死”は存在していません。そろそろ”死”に対するコンセプトを改めて”死”という”境界”を取払い、もっと広い視野で捉えてゆきましょう。