鶴見明世のタロットやろっと♪ Part.5〜色々なタロットデッキの性格〜

フェアリータロットは非常に可愛らしい、綺麗な絵柄で構築されたカードです。小アルカナカードのスートが独特で、カップは真っ赤なハートになっています。

こんにちは、鶴見明世です。
いつもありがとうございます♪

それでは今日はいろいろなタロットデッキをみていきましょう。
あ、こちらで記す内容は、決して「このカードはこのようなタイプと設定されている」というわけではなく、あくまでも「鶴見の解釈」であることをご理解いただけましたらと思います。

クロウリートート①アレイスター・クロウリーのトート

オカルティストであればその名を知らない者はいない、という20世紀最後の大魔術師、アレイスター・クロウリーが永い年月をかけて世の送り出した、彼の世界観の象徴です。

このカードは物事の本質をリーダーに突き付けてくる、という感じのカードです。
非常にリーディングは難解。
「その答えを欲している割には、普段のその行いは如何に。」
という感じで、此方側の問いに答える、というよりカードが自発的に問題点を指摘し、提示してくる。
「白日の下に曝される」という感じを受ける場合も少なくないです。
私にとって、このカードは「特上クラス」の清冽さ。
とても信用していますし、と同時に、カード自体が信頼を試してくるような、そんな厳しい「闘い感」があるカードです。
対象クライアントは、経営者。

ゲイタロット②合理主義で痛烈なインパクトカード

このカードは既に絶版になっていて、オークション等でプレミアがつき、高価になっています。
まさに見たまま。
「ゲイ・タロット」です。
同性愛の崇高な めくるめく愛を読む為のカードか、と申しましたら勿論それも得意分野ですが、何よりもうはっきりと痛烈にポンポン……と結果を出してくるのが、流石にゲイ、という感じです。
だから、辛辣だけれど優しいカードでもあります。
非常に合理主義で痛烈。
それでいて、恋愛の時には、
「あら、あんた、辛いのね。泣いちゃうしかないじゃん。」
みたいに読めたりします。
読み手まで試してくるような、気が抜けないカード。
対象クライアントは同性愛者・性同一障害者・業界系ノンケ・学者。

DSCN3834③フェアリータロット

このタロットは非常に可愛らしい、綺麗な絵柄で構築されたカードです。
小アルカナカードのスートが独特で、カップは真っ赤なハートになっています。
ロッドはどんぐり、エースは動物、と全てに可愛らしくほほえましいカードです。
何より、大アルカナの「運命の輪」のカードが、逸品。
豊穣の女神が、たわわな胸をゆらして、衣服をまくりあげて豊満な太腿もあらわに、一輪車に乗っているというもの。
イタリアのカードですが、センスが光る素敵なカードです。
優しい雰囲気ですが、そこそこに辛辣な出方をします。
対象クライアントは特になく、全般向き。

エジプシャンタロット④エジプシャンタロット

数あるエジプト柄のタロットカードの中でも、非常に完成度が高いカードです。
きちんと研究されて描かれた絵はカードの理解を深めてくれます。
しかし、ロマンティックなカードではなく、スーパーロジカルなカード。
一説にはタロットカードの発祥の地はエジプト、という説もありますが、その説を納得させてしまうような論理的で明快な結果を導き出すのが得意なカードです。

エルフのカード⑤エルフのカード

この非常にロマンティックで綺麗な絵柄のカードは「エルフのカード」というタロットカードです。
ロードオブザリングの続き的な内容の「エルフ」に基づいて作られています。
繊細なイラストレーションのキレイなカードですが、エルフという物語性の為に、小アルカナには少し残酷な描写が含まれ、一体これは……と思ってしまう事も生じやすいカードです。
そこまで入り組んでしまっていない案件をみる、もしくはきっちりとした結果をださないほうが良い、と判断した際に使うには有効と思われます。

ダークグリモア⑥ダークグリモアタロット

このカードは「ダークグリモアタロット」という名称がついており、絵柄が非常に独特です。
何処からみても絵柄が暗い。とてつもく暗い。
扱っていると段々に気が滅入ってくる。
そんな傾向があります、そしてこのカードで「暗く出た事はその通りに、どんどん事態が暗くなる」傾向がありそうです。
私はこのカードは「私を怒って下さい」と仰るクライアントさんにしか使わないです。

まだまだ続くカード解説、次回にご期待ください♪

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