優しい瞑想の始め方 3つのステップ~シンプルに。心を静める~

瞑想の第一歩は「ご自分の内面を知る瞑想」です。

今回のテーマは「瞑想」です。
瞑想には様々な方法がありますので、色々なものを試された方も多いのではないでしょうか。

ただ、物質社会から急に瞑想に入ると、上手くいきません。
考え事が頭をグルグルして気が散ってしまうという状態です。

瞑想は「心を静め、エネルギーを感じるため」に利用するのですが、それには準備が必要です。
今回は瞑想のスペシャリスト、オリュンポス人のサニアさんが3つのステップで「心を静め、エネルギーを感じる」ところまでサポートいたします。

 

第一の瞑想「ご自分の内面を知る瞑想」

瞑想は、心静かにエネルギーを感じる事が出来ます。
しかし、外向きに意識が向きすぎている方が瞑想を始めると、その状態になかなかたどり着けない事があります。
そのような体験をされた方も多いのではないでしょうか。

瞑想にはいくつかのステップがあると考えてください。
まず、第一の瞑想「ご自分の内面を知る瞑想」です。

この瞑想を、「瞑想」というにはほど遠く感じる方もいます。
なぜなら、たくさんの思考が溢れ出る事を理解する瞑想だからです。

しかし、ここで溢れ出る思考を理解する事が次の瞑想に向かうきっかけとなります。

出てくる思考を記録してください。
あなたの中にはどのような思考があるのでしょう?

内面を見た瞬間に出てくる思考を記録していきます。
始めは瞑想にならずに終わる事もあるでしょう。
ただ、この内面を見る事がとても重要なので続けてください。

この第一の瞑想を続ける事で、ご自身の中にある思考を理解する事が出来るようになります。
そうすると、瞑想に取り掛かっても、思考が溢れ出る事が少なくなっていきます。
そうなって初めて、第二の瞑想に入る事が出来ます。

瞑想中に出てくるものを書き出していきます。
紙にでもスマホにでも、お好きな物に書き出してください。
実際、私も瞑想を始めたときにこの方法を試しました。
「出てくるものを記録するという意識」で瞑想をしたので、瞑想といわれるものとは程遠いもののようにも感じました。

目を閉じて……

「あー、あれを明日やらないと。」
「今日は○○だったなぁ。」

このような意識がポンポン飛び出しますから、何も考えずにただ書き出していきます。
書き出す事で、自分の考え方の特徴が見えてくるのです。
何回かこの第一の瞑想を繰り返すと、ご自分がどんな事を考えているのかわかるようになります。心配、不安、ワクワクなど、ご自分の考え方の特徴を捉える事ができます。
そうすると、次に瞑想した時に変化が起こります。

「あー、あれを明日やらないと。」
という意識がポンと出た時でも、
「これは、いつもの思考だな」

という意識が生まれます。
そうすると、「あー、あれを明日やらないと。という意識」から始まる様々な出口の見つからないグルグルした思考を終わらせることが出来ます。

 

第二の瞑想「向き合う瞑想」

第二の瞑想は「向き合う瞑想」です。
溢れ出たご自分の思考の理解を、さらに深めていきます。
1つ1つの思考に対して向き合っていきますので、「考える瞑想」と捉える事もできるでしょう。

なぜそのような思考が出てくるのか?