天変地異の前触れ? 世の中が変化する兆し? 
120年ぶりの竹の開花に秘められた謎

果たして、今年の竹の開花は一部だけのものなのか? 続報を待ちたいと思います。
天変地異の前触れ? 世の中が変化する兆し? <br>120年ぶりの竹の開花に秘められた謎

【滅多に咲かない竹の花】

「120年に一度しか花が咲かない植物がある」ことをご存じでしょうか? このように紹介するととても珍しいものだと思うかもしれませんが、その植物は、日本人ならば「誰でも一度は目にしたことのある非常に一般的なもの」です。

その植物とは「竹」。竹は古くから様々な形で利用されてきました。「枝や幹は生活資材や工芸品」になり、「葉は漢方薬」として使われ、「タケノコは食料」、今ではあまり使用されませんが、「竹の皮はかつては包装資材とされていた」のです。このように、ほとんど余すことなく使うことのできる竹と、私たち日本人の関係はとても古いものです。

 

【縄文時代から使われていた竹の神秘】

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「縄文時代の遺跡から竹を素材とした製品が出土」しており、前述したように様々な活用方法があることから、古くから積極的に日本各地に植えられてきました。その結果、各地には「竹林」が存在し、手入れされたものは、「日本の原風景のひとつ」とも呼べる美しい光景で目を楽しませてくれます。

また月からやってきた「かぐや姫が竹の中から現れたエピソード」からもわかるように、古代の人は「竹を神秘的なもの」として捉えていました。竹はとても成長が早く、「1日で1メートル以上伸びることもある植物」です。そんな旺盛な成長力と、にもかかわらず、その「内部は空洞である」ところが、神秘性を感じさせたのでしょう。

 

【竹の花が咲くと竹は枯れてしまう】

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そんな竹がもつ、ひときわ神秘的な性質として、「一定周期で花が咲き、花が咲くとすべて枯れてしまう」というものがあります。一斉に開花し、一斉に枯れることから「開花病」などと呼ばれたこともあるようですが、こちらは病気ではなく、「竹がもつ性質の一つ」だということがわかっています。この周期は竹の種類によって違うのですが、「60年のものと、120年のものがある」のではないかといわれています。

前回大規模な竹の開花が目撃されたのは「昭和40年」、厳密には40年から43年にかけて全国的にマダケが開花し、それによってなんと「7億本以上ものマダケが枯れてしまった」のです。前述したように竹は、様々な活用が出来るものですので、当時の竹産業界は大打撃を受けたと伝えられています。このように花が咲くと枯れてしまうことから、竹花が咲くのは「凶兆」であるといわれています。

 

【凶兆である竹の花がもたらした世界的な事件】

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実際に昭和40年に起きた事件を見てみると、竹が枯れ始めた40年には日本では42年まで続く「松代群発地震が発生」し、世界に目を向けるとアメリカの「ベトナム戦争」は泥沼へと向かい、中国では悪名高い「文化大革命」がはじまるという、竹の開花が凶兆といわれても納得してしまいそうな事件が多く起こっています。

 

【2016年に咲いた竹の花はなにをもたらすのか?】

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そんな竹の開花が最近も目撃されました。今回開花したのは、「スズタケ」、いわゆる笹と呼ばれる種類であり、こちらも「120年周期で開花する」とされています。6月10日に確認され、果たしてこれが全国的な一斉開花になるかどうかを調査するとのことです。

種類は違うものの、120周期で開花するスズタケが開花するというと、また凶兆を心配してしまいますが、昭和40年のように全国的な開花ではなく、地域だけで開花するというケースはちらほらと見られており、「そういう時には大きな事件が起こっていない」こともありますので、必ずしも「竹の開花=凶兆」とはいえないものの、もしも、全国的に開花となると、今年後半は「リオオリンピック、アメリカ大統領選挙」といった世界的に大きなイベントがあるだけに、ちょっと不安になってしまいます。

果たして、今年の竹の開花は一部だけのものなのか? 続報を待ちたいと思います。

【参考サイト】
特集1 竹のおはなし(2)(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1301/spe1_02.html

ササ(スズタケ)の開花について(中部森林管理局)
http://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/kouhou/160530.html

120 years to once blooming flower.
Bamboo flowers bloom and the evil visit.

 

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