焦点(フォーカス)? なにそれ??
「あなたの今日のラッキーカラーは“グリーン”“緑色”です」
と何かで読んだり聞いたりした場合、いつもより「グリーン」「緑色」を多く探し出す一日になります。
(※心理学では「カラーバス効果」と言います)
「あれも緑」
「これも緑」
と、この世の中に、
「こんなに緑色のものがあるなんてーーー!!!」
という具合ですよ。
要するに「緑色」に「焦点(フォーカス)」が合っている、ということだよ。
そう。
私たちは「自分の視界に入っているものすべて」を見ているわけではなく、
「焦点(フォーカス)があっているものを見ている」のです。
この「焦点(フォーカス)」は「色」だけに限ったことではありません。
では、どこに焦点(フォーカス)を合わせようか?
あなたが「見たいもの」に焦点(フォーカス)を当ててみてはいかがでしょう?
今日一日、「楽しい気分」でいたいのなら、ぜひ「楽しいこと」に焦点(フォーカス)を合わせましょう。
「幸せな気分」を味わいたいなら、「幸せ」に焦点(フォーカス)を合わせましょう。
「面白い!!」を味わいたいなら「面白いこと」「面白い人」に焦点(フォーカス)を合わせてみましょう。
選べるんだよ。
選べるんです。
そして、決めたからにはその「数」を数えてみましょう。
「楽しいこと」にフォーカスする、と決めたあなた。今日は何個ぐらい「楽しいこと」を探し出せた?
「幸せ」にフォーカスする、と決めたあなた。「幸せ~」ってこと、どのぐらい「見つけた」かな?
「面白い」にフォーカスする、と決めたあなた!「面白いこと」たくさん味わえたかな?
決めた「焦点(フォーカス)」を何個ぐらい、経験できましたか?
そしてね。上級編になると、ですね。
「こちら次第」で、なんとでもなるレベルになる。
「よし!今日は面白いこと・人にフォーカスするわ!」
となったら、いつも不機嫌な上司を出くわしても「面白いこと」を探してみましょう。
「こりゃ面白い…不機嫌でいらっしゃる!!!」
と、こんな具合です。
いつも嫌味ばかり言う同僚を目の前にしても、そのやり取りの中で「面白い部分」にフォーカスしてみましょう。
「ヘイヘイヘーイ!! 面白いじゃないの!! 嫌味なんか言っちゃってるよ!! ヘイヘ~イ!!」
ってな具合です。