サイキックカウンセラー

江原啓之(日本)

Hiroyuki Ehara

 

江原啓之によってスピリチュアルカウンセラーという言葉が日本に定着。1962年東京都出身。日本を代表する霊能者であり、スピリチュアルカウンセラーの第一人者。人気を博したテレビ番組「オーラの泉」では美輪明宏氏とともに、江原啓之自身が多くの有名人の鑑定をし、スピリチュアルブームを巻き起こした。世界ヒーリング連盟元会員。日本スピリチュアリズム協会 代表理事。日本の神道やイギリスのスピリチュアリズムを基礎に、霊視でオーラや前世を視たり、故人の気持ちを読み取る。現在、江原啓之は個人鑑定は受け付けておらず、作家やオペラ歌手としての活動を主体としている。

 

 

江原啓之 インタビュー

人間が持つ恐れにはいろいろあります。

たとえば自分自身や愛する人が死んだり、病気になったりすること。大切な人と離別すること。財産や地位を失うこと。

私たちはみな、このように、何かを失うことを恐れて生きているわけです。しかしそのどれもが物質的なもの。つまり私たちは「物質的なものを失うこと」を不幸とし、そうなることを恐れながら生きているのです。

裏を返せば、それらに対する執着さえ捨てれば、本当の幸せを得られるということ。

「8つの法則」を真に理解して、私たちは霊的存在であり、この世にたましいを磨くために生まれてきているのだという霊的価値観に立てれば、おのずと物質的なものへの執着はなくなります。

もちろんそれは、実際には非常に難しいこと。私達は霊的存在でありながら、肉体という物質にこもって生きているので、どうしても物質的価値観に陥ってしまい、それを完全に捨てることはなかなかできないのです。

しかし、そこで落ち込むことはありません。

「失うことの恐れ」から解放され、本当の幸せという境地に至ること自体が、私たちがこの世に生まれてきた大事な理由の一つですから、そう簡単に達成できないのは、言ってみれば、当たり前なのです。

すれでも少しずつ物質主義的価値観を霊的価値観に変えていけるよう、私たちの人生はあるのです。

(出典 TRINITY19号)

 

 

江原啓之 ラジオ出演

「林真理子さんのベストセラーにもなっている『野心のすすめ』の中に、店に入ると必ず“私は福の神だから、すぐに混むの”と言う人というのは偶然かもしれないが、言い切る自信はポジティブシンキングで良いと書いてある。私は林真理子さんの前でその言葉をよく言っているのですが、それは私の事をただのポジティブなオヤジだと思っているのでしょうか(笑)。でも、本当に混むんです。福の日は関係なく、私はオールウェイズ福の日ですから」という江原さん。

 

「私は負けず嫌いが足らない事に悩んでおります。“悔しいっていう気持ちがないから、何時まで経ってもダメなんだ”と周りから言われるのですが、周りの人の事を尊敬しているので、別に負けても当然と思っているのですが、それは間違いなのかと常に悶々としております。その事についてヒントを頂けましたら幸いです。そして最近自分自身たるんでいるので、喝を頂けましたら幸いです。(ですが、他の深刻な悩みの方がいらっしゃるようでしたら無視して頂いて構いませんので)」というメールをいただきました。
江原さん
「ここでも負けず嫌いが足らず、緊張感がなくたるんでいますね(笑)。その負けず嫌いというのは、誰もが正しいように思うけれど、私は正しいとは思わない。正しい負けず嫌いにならなければいけない。それは、自分自身に対して負けず嫌いになる事。一番大切なのは、自分自身との戦い。誰かに挑発してもらわないと、成長しない事になる。人が見ていなくても、自分として許せないんですとなる事が必要。人と比べて幸せに思うという事や、人から言われて“こんちくしょう”とか思うという事は、分かりやすい。でも、誰にも何も言われなくても、自分自身で成長出来ないといけませんね」

江原啓之 おと語り

 

 

江原啓之 プロフィール

スピリチュアリスト
江原 啓之/Hiroyuki Ehara

1964年12月22日生まれ。東京都出身。
世界ヒーリング連盟元会員。
和光大学人文学部芸術学科を経て國學院大学別科神道専修II類修了。
一般財団法人 日本スピリチュアリズム協会 代表理事。
吉備国際大学客員教授と九州保健福祉大学客員教授。
一般社団法人 日本フィトセラピー協会 顧問。
1989年、イギリスで学んだスピリチュアリズムも取り入れ、カウンセリングを開始(現在カウンセリングは休止中)。
2001年刊行の『幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック』がロングセラーとなる。
その後、守護霊へのインタビューを記録した、『スピリチュアルメッセージ』シリーズや、『江原啓之のスピリチュアル子育て』、『いのちが危ない! スピリチュアル・カウンセラーからの提言』、『人間の絆 ソウルメイトをさがして』など意欲作を発表。
DVD『江原啓之のスピリチュアルバイブル』シリーズでは、8つの法則について、CGなどを交え、わかりやすく解説している。
著書の発行冊数は80冊を超え、アマゾン殿堂入りも果たしている。

また、2003年6月より東京を皮切りに2004年5月まで全国で『江原啓之スピリチュアル・トーク』を開催。その後、美輪明宏氏の提言によって、今までの執筆・雑誌連載・講演などの活動だけにとどまらない癒しの総合芸術家”スピリチュアル・アーティスト”としての活動を開始。
2005年からは全国で『江原啓之スピリチュアル・ヴォイス』公演(06年「苦難の乗り越え方」、07年「未来の創り方」)、そして不定期ロングラン『江原啓之スピリチュアル・タイム』公演を行い、さらなる飛躍を遂げた<癒しの総合エンタテインメント>として高く評価される。2006年大晦日には大阪城ホールにおいて「江原啓之スピリチュアル・ヴォイス カウントダウンスペシャル」公演を開催、約1万人を動員し、話題を集めた。

2008年3月には、日本武道館にて『江原啓之スピリチュアル・ヴォイスー人生のきりかえ方― ~一万人の癒し、武道館スペシャル~』を2日間にわたり開催。4月には、福岡(マリンメッセ福岡)、大阪(大阪城ホール)、名古屋(日本ガイシホール)での追加公演も行った。

2009年12月には、『スピリチュアル・ギフト 幸せのみつけかた』公演を東京(国立代々木競技場 第一体育館)と大阪(大阪城ホール)を開催。3公演で3万人を動員し、大好評を博し、「スピリチュアル公演」を締めくくった。

2010年には、『あの世の話』公演や、『江原啓之しあわせ講演会』を各地で開催したほか、『スピリチュアル・トーク&ディナーショー』を、東京、名古屋、大阪、神戸、京都、佐賀のホテルにて開催。趣向を凝らした構成で、各方面で大きな話題となった。

また、大みそかには、『スピリチュアル・カウントダウンパーティー2010-2011』(ザ・プリンスタワー東京 コンベンションホール)を開催し、好評を博した。

 

音楽プロフィール

オペラ歌手(バリトン)。18歳より声楽を学び、武蔵野音楽大学パルナソスエミネンス特修科、声楽専攻を修了。
菊池英美、吉池道子、ヴィットーリオ・テッラノーヴァの諸氏に師事。
2000年、武蔵野音楽大学特修科修了演奏会では、ヴェルディ、ロッシーニを中心としたプログラムで優秀な成績を修めた。
以後2001年には、「日本歌曲の夕べ」を開催。
2002年「La strada~イタリアへの道」をムジカーザで開催。
2004年5月には出版300万部突破を記念して、「江原啓之バリトンリサイタル」を
王子ホールにて行い、イタリア歌曲、オペラ、日本の歌曲までを歌い絶讃を博した。
2005年5月には、『関定子&江原啓之 こどもの日コンサート』を東京、大阪で開催。2005年、『アマデウス室内オーケストラwith 江原啓之 スピリチュアル・クリスマスコンサート』に出演。モーツァルトやヘンデルなどのアリアを歌い、好評を博し、翌2006年にも開催された。

2006年、2007年には、『江原啓之スピリチュアル・コンサート』を石川県立音楽堂コンサートホールにて開催。指揮・渡辺俊幸氏、管弦楽・オーケストラ・アンサンブル金沢と共演し、日本歌曲からオペラまでを幅広く歌い上げ、絶賛を博す。

2007年には、東京(東京オペラシティコンサートホール)、大阪(ザ・シンフォニーホール)、名古屋(愛知県芸術劇場)、福岡(アクロス福岡シンフォニーホール)の4都市において、『スピリチュアル・カウンセラー20周年記念チャリティーコンサート』を開催。ヴェルディやロッシーニの大曲に挑み、ソプラノ・佐藤美枝子氏を相手にオペラアリアを遜色なく歌い上げた。同コンサートでは、指揮・現田茂夫氏、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団と共演し、オペラ界においても、大きな評判を呼んだ(東京での模様はCD『Live!! EHARA 20th Anniversary Concert』に収録)。

そして、2008年5月に満を持して、関西二期会『セヴィリアの理髪師』にフィオレルロ役で出演し、オペラデビュー。その歌声はもちろんのこと、緩急自在な演技にも注目が集まり、2009年5月には、再び関西二期会の舞台『ラ・ボエーム』にベノア、アルチンドロの二役で出演した。

コンサート活動も精力的に行い、08年7月には「江原啓之バリトンリサイタル」を開催。2008年秋には石川県立音楽堂にてアンサンブル金沢と共演し、自作の詞による『いのちの詩』(作曲:渡辺俊幸氏)を発表。2009年には『江原啓之 スピリチュアルコンサート2009 いのちの詩』、『“第九も歌うぞ!”コンサート』(東京オペラシティコンサートホール)、『江原啓之 バリトンリサイタル』(東京・紀尾井ホール)、(大阪・いずみホール)、(名古屋・三井住友海上しらかわホール)などを行い、オペラ歌手として、その活動の幅を広げている。

また、2009年12月には『オーラなクリスマス 江原啓之~with friends~』が、両国国技館にて行われ、好評を博した。

2010年には、GRUPPO KAPPA OPERA『ヘンゼルとグレーテル』(父ペーター役)に出演したほか、『江原啓之バリトンリサイタル』(紀尾井ホール)、『江原啓之“第九も歌うぞ!”コンサート VOL.2』(東京オペラシティコンサートホール)などを行い、いずれも絶賛された。

また、ポップスでは、初のライブハウスツアーとなる『江原啓之 おとたま・ことたまLIVE2010』を札幌、仙台、東京、大阪、名古屋、福岡のZEPPで開催。会場と一体になり大いに盛り上がったライブで、また新たな一面を見せ、話題となった。

歌手としての活動は、クラシックのみにとどまらず、2004年12月には、デビューアルバム『スピリチュアル ヴォイス』、2006年3月にはセカンドアルバム『スピリチュアル エナジー』をリリースし、クラシックを原曲にした歌に自ら作詞も担当。その後、2007年2月には、シングルCD『小さな奇跡』、4月にはアルバム『愛の詩』をリリースし、J-POPデビューを果たした。2009年11月には、7曲中5曲の作詞を自ら行ったCDアルバム『幸せのみつけかた』(ソニーミュージックレコーズ)等もリリースしている(同名のCD&BOOKも同時に発表)。音楽の分野でも人々に憩いと癒しを感じてもらうべく、活動中である。二期会会員。

出典 江原啓之公式サイト

 

 

江原啓之 霊能力

本人によれば、幼い頃から霊的に敏感で霊やエネルギーに感応しやすい“憑依体質”であったという。江原が4歳の時、父親の背後に黒いオーラが見えたため、幼い江原は近づくことが出来なかった。その数日後、父親が薬害で亡くなったことから、父親の死を予知したと言われている。生きている人のオーラを見たり、小学生のころ初めて、戦争中の服装の親子を見て、対話に成功したことから、亡くなった人のが見えていたという。

元来、ずっと教師になりたいと思って来ており、霊能者になりたいと思ったことは一度もなかったという ([9]、p27)。寺坂を初め、何人かの日本の霊能者から、「霊界は霊能者になることを望んでいる」ことを伝えられるが、自信が持てず、神社に就職することを機に心霊相談をやめようと考えていた。

しかし、國學院大學の卒業論文を書いている時に『ブラザー・サン シスター・ムーン』という映画を目にした江原は、すべてを投げ打って真理に従ったアッシジのフランチェスコの生き方に感動し、自身も「我」を持たず、霊界(天)が望む通りに、スピリチュアリズムを広める霊界の道具になろうと決意したという[5][4][18]

現在でも心の目により人のオーラや前世を見たり、守護霊や亡くなった人の思いやメッセージを想像している。さらに、テレビ番組においては、人の部屋の様子を言い当てるなどの透視能力を披露している[19](江原が行使するとされているような能力は、科学的に証明されたわけではい)。

江原自身は「霊能者は様々な天職の中の一つに過ぎず、たまたま人に理解されないだけである[11]」とし、「自分はごく普通の人間である」と繰り返し述べている。また、霊能者はスピリチュアルな人生に目覚させる一技術者であって、これまでのように「生き神様」や「教祖」として崇めたてまつる時代は終わらせるべきとしている[4]

また、普通の人でも霊能力は10パーセントほどは持っており、霊能者であっても、100パーセントという人は一人もおらず、平均して50から60パーセントほどで、80パーセントあれば極めて優秀な霊能者だと語っている([4]、p219)。江原自身も霊界からの助言をもらえることは滅多になく、一人の人間として葛藤を抱えており、悩みや迷いもあり、失敗や後悔もしているという([4]、p242)。 また、霊能力があることと高い人格であることは必ずしも比例しないとしている[4][5]。江原は霊能力で人が幸せになるのではなく、スピリチュアルな人生に目覚めることこそが「本当の幸せ」を実現させる唯一な道だとしている[4]

『オーラの泉』で共演する美輪明宏は自身の霊視により江原を本物だと確信したと言い、「霊能者は99パーセントがインチキでも、1パーセントのホンモノがいる。江原さんはそのひとり。」と評価している[7]
出典 Weblio

 

江原啓之 8つの法則

1. スピリットの法則

たましいの世界(霊)は永遠である。 肉体は滅ぶが、魂は永遠に存在する。

つまり、全ての人には前世があるのです。

2. ステージの法則

階層の法則。 魂には色々な階層(ステージ)がある。 もっとも大切なことは今の時間を大切に過ごすことである。

3. 波長の法則

類は友を呼ぶ。 同じ波長を持っているものは引き合う。 そうでないものは、反発する。

4. ガーディアン・エンジェルの法則

皆、たましいの親がいて、我々を見守っている。 時には修行のため、苦しみを味わっていても、じっと見ていてくれる。

5. グループ・ソウルの法則

たましいの故郷。 人類は人種、肌の色、言葉、性別に関係なく「皆ひとつ」である。

6. カルマの法則

自ら蒔いた種は自分で刈り取ること! 責任主体は全部自分に戻ってくる!

7. 運命の法則

宿命は変えられないけど、運命は変えられる!

8. 幸福の法則

世の中、突き詰めれば、全員「家族」です。

出典 スピリチュアルな世界へ

 

江原啓之 いじめについて(テレビ出演)

江原啓之美輪明宏、国分太一、オーラの泉
ゲストは、堀ちえみさんでした。

国分:今のイジメって死んで楽になるって考えてる人多いじゃないですか。
それは、イジメられてるとき、本当に辛いと思うんですね。

江原:イジメは今日始まったことじゃなくて、もともと大人の社会がイジメ社会だということに気がつかないと。
子供のことじゃなくて、お前たちがイジメをしてるじゃないかって。
毎日攻撃だらけでしょ。
みんな、便利便利って求めて、何でも便利、夜中も電車走ってる。
便利にはなったけど、残業しなきゃいけないんです。
お父さんみんな、よけい働かなけりゃいけない。
便利が心の不自由になっている。
お前成績がどうとか会社でも言われて。
家に帰って今度奥さんが話をしようと思うと、「俺は疲れてるんだ。」「俺は今日どれだけ大変だと思ってるんだ!」。
お母さんは今度子供に対して出す。

美輪:会社に行くと上司・同僚・後輩いろんなのが性格のいい人ばかりいないのよ。
大人社会はイジメの連鎖。
イジメは大奥の時代からあったけど・それを最小限にとどめておいてたのは、恥を教えていた。
いじめる人間というのは、人間の中でも最下等、恥知らずなんだよと。
今は、恥を知れという言葉を教えないから恥知らずばかりになってしまう。
イジメは犯罪だから、イジメという言葉は無くした方がいい。
軽く考えてしまう。
イジメという言葉をやめて、恐喝・脅迫・脅し・殺人・傷害なんですよ。

江原:今現代人が失ったのは、目に見えないものに対する敬い、畏れ。
後ろめたい・罰が当たる・お天道様に顔向けできない、こういうのがあった。
要するに誰かが見てる。
自分が何かをしようとする時、誰もいなくても、誰かが見ているという思いがあって、自分で軌道修正ちゃんとできていた。

今、ものが全部神様で、力が神様になっちゃた。
だから、犯罪とかあっても必ず言うのは、成績のいい子だったのに。
近所でも評判のいい子だったって。
いい子が何でそういうこと起こすの?
そういう自分に点数つける人とか、この人の前では、こうした方が得だぞという人の前では、いい子をしていて、見ていないところでは何をしてもいい。
目に見える事しか秤にしていない証であって。
こういう番組を通して「あんたがしている事は、あんただけがわかっているんじゃない。
みんな見てるんだ。
人間なんて、ちっぽけな存在なんだ。
すべて自分に返ってくる事だ。」

美輪:「天知る 地知る 我知る」
天は見てるよ、地も見てるよ、みんな見てるよ、お前さんがお前さんを見てるだろ。

江原:建設とかの問題でも、あれわかんなきゃいいと思ってたんでしょ。
だからだからああいう事できたんでしょ。
学校の問題でも何でも、隠そうとするのは、わかんなきゃいいんでしょ。
上手く貫ければいいんでしょ。

誰が見てるかな?
要するに目に見えない神という存在。
宗教という事じゃなくて、私達は目に見えない大きな力の中に生かされている。
世の中の全員が反省しなければいけない時にきている。

出典 江原啓之スピリチュアルな世界