いよいよ、桜の開花も本格的になってきました。
4月に入ると新人歓迎会などもあわせて、お花見で宴会というパターンも多くなるのではないでしょうか?。
桜は騒いだり、お酒を飲んだりしながら見るよりも、静かにじっくりとエネルギーを感じながら鑑賞したい、という方もいると思いますが、どうせお花見に参加するのならば、そこにあるものを活用して、お花見をスピリチュアルに楽しんでみましょう。
お花見に欠かせないものといえば、なんといっても「お酒」。
持ち運びなどを考えると缶ビールや発泡酒、リキュールといった缶のものが多いと思いますが、もしも瓶に入った日本酒があったら、そこに桜のエネルギーを込めてみましょう。
方法は簡単です、基本的には桜の木の根元に瓶をおいておくだけでOK。
もうちょっと本格的にやりたい方は、前もって絹の糸を用意しておき、それをらせん状に瓶に巻き付けて、先端を桜の木の枝に結びつけましょう。
こうすることによって、桜のエネルギーが日本酒にチャージされます。できれば1時間ぐらい置いておくとベストですが、エネルギーの強さによっては30分ほどで変化が出てくることでしょう。
日本酒の味が良くなっていれば、その桜のエネルギーはいいものですので、後述するような別のワークをやりましょう。
もし、日本酒の味が悪いようでしたら、なんらかの原因でネガティブなエネルギーが桜にたまっている可能性がありますので、その場合は、あまりその桜に近づかないようにします。
これは、日本酒がエネルギーに敏感なお酒であることを利用したものです。
神社のご神木の下に酒樽を置いて、その酒の出来具合で、その年がいい年になるかどうかを占うという儀式がありました。
神木には、蛇縄といわれる蛇や龍を象徴する縄が巻き付けられていることから、らせん状の縄を導線として、日本酒にエネルギーを引き込んでいるというわけです。
つまり、いいエネルギーがお酒に溜まればお酒の味が良くなり、悪いエネルギーがお酒に溜まれば悪くなるということになります。
さて、これで、近くの桜のエネルギーがわかったので、他のワークもやってみましょう。
一番簡単なのは、自分のエネルギーを回復させるワークです。
これは他の樹木でもできますが、今は桜の季節ですので、その美しくも強烈なパワーをもらってしまいましょう。
方法はとても簡単。桜の根元に座って、背中を幹に預けます。
そうしたら、目をつぶって、桜の木の中を流れるエネルギーが、自分へと流れ込んでくるところをイメージしてみてください。
それによって、足りなくなっていたエネルギーがしっかりとチャージされます。
最後に紹介するのは、桜が散り際にやることをオススメするワークです。
こちらは、自分の中の病気や、ネガティブな感情といったものを、桜に託して花とともに散らして浄化してもらうというもの。
桜の花が散るときに、ネガティブなものをもっていってくれるという思想は古来からあり、あまりにも広範囲に花がちると病気が広まるので、そうならないように鎮める「花鎮」というものがあったほどです。
さすがにネガティブなものを舞い散らしてしまうとこまるので、そうならないように工夫したのが次のワークです。
まずは桜の枝に絹の糸を巻き付けます。
このとき、枝を傷つけないようにやさしくしてください。
糸を巻き付けたら、今度はしっかりと結び目をつくります。
このときに、その結び目に病気や、ネガティブな感情などの悪いエネルギーがすべて集中するところをイメージしてください。
結んだ後も、しばらくはそういったエネルギーが入っていくところをイメージします。
そうしたら、今度はやさしく結び目を解きます。
それによって、ネガティブなエネルギーは解放されて、木の幹を通って地面へ、また散る花びらに宿って地面へと落ちていきます。そうして、地面にネガティブなエネルギーが吸収されて消えていくのです。
最後にワークに協力してくれた桜にお礼をいいましょう。
声に出さなくても心の中でいうだけでOKです。もし、一番最初につくった日本酒があるならば、すこし根本に垂らしてあげるのもいいかもしれません。
なんらかのワークをしなくても、お花見をしただけでも桜にお礼をいっておくのはいいことです。
その感謝の念は、桜の花、そして大地をとおして、きっとあなたに還ってくるものだからです。
単に騒ぐだけでない、身も心も浄化され、桜との繋がりを強く出来るお花見。
今年はチャレンジしてみませんか?