観音経は「愛の詩」だったをわかりやすく解説する絵本「観音経意訳絵本/かんのんきょう」

サイバーエージェント運営のクラウドファンディングサービスに参加し、出版を狙う観音経の意訳絵本化計画!

こんにちわ。神仏絵師の昌克です。
みなさんご無沙汰しておりました。気がつけば、1年半くらい休載していたのですね。いや~早いものです。実は、その間に引っ越しをしておりました。
今は、ミシュランに掲載されたことで一躍話題になった「高尾山」の麓に住んでおります。目の前に山があり、川のせせらぎも聞こえる……そんなとても空気のきれいなところです。

さてさて、今回のお話は「観音経意訳絵本/かんのんきょう」についてです。
実は、以前から、私の絵を使って観音経の解説本を出版する企画が進んでたのですが、諸事情により頓挫しておりました。
そんな中、今年になって「そういえば、般若心経の意訳って、たくさん出てるけど、観音経の意訳ってないよな……」と思い立ち、取り組んでみたところ、その真理に気付き、体に衝撃が走ったのです。まさに目の前の扉がバーンと開いたようでした。
そこで、その意訳をFacebookで公開してみたところ、多くの反響をいただき、中には「涙があふれた」とおっしゃる方も。それが、こちらです。と言いたいのですが、意訳をご覧いただく前に、少し説明を。

古来よりとても人気のある観音経ですが、私には、実は大きな疑問がありました。それは、前半と後半の内容が表現は少し違うものの、内容がダブってることでした。そして、その箇所は、一番重要な
「七難の救済」(Relief of Shichinan)
の部分であります。そして、それは、単なる強調のためでは無かったのです。

拡大用 まさかつ kanonkyo_iyaku2015

お気づきいただけたでしょうか?
ダブっていた「七難の救済」とは、視点の違いだったのです。最初は、私たちに降りかかる「七難」であり、これは「被害者」としての視点。
しかし、次に「七難」が出てきた時は、
私たちが「加害者」になっているという視点。
つまり「七難」を生んでいるのは、自らであり、「七難」を救うとは、自らが七難を起こさないことだったのです。まさに、誰もが「観音様である」と言う論理が成り立った瞬間なのです!!!

この解釈のヒントは、観音経の中でも最も有名な一節「念彼観音力」というフレーズでした。つまり「あなたが観音様の力を念ずれば」という、主語が「あなた」であること。
まさに観音経は「愛の詩」だったのです。観音経ってすごい!

そして、私はこのことをもっと多くの人に広めたい。大人にも子供にも。と言う思いで、この意訳をさらにわかりやすくし、絵本として出版することにしました。
しかしながら、自力だけで、この絵本を広めていくのも難しい。何かいいアイデアがないかと思案していたところ、アメーバブログでおなじみのサイバーエージェントさんが運営するクラウドファンディング「Makuake」に着目。
この絵本の企画を提出したところ、見事に審査をパス。本日から約3か月の期間で、チャレンジすることとなりました。

まさかつ 20 02

まさかつ 20_3

是非とも、これをご覧の皆様にもサポーターになっていただきたいと思っています。ご興味がございましたら、この後、下記からジャンプしてくださいませ。

この絵本企画の後も、英語版の出版。もう少し大人向けにした本、映像への展開。そしてミュージカルにして公演、さらに海外へ進出! とプロジェクトを進めてまいります。
名付けて「観音経は『愛の詩』だったプロジェクト」です。
今後は、このプロジェクトの進捗もあわせて掲載していきたいと思います。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

マサカツ 20_04

https://www.makuake.com/project/kannonkyo/