「ことだま」で読み解く使命は氏名②~日本人の名前の法則~

神々と同じ名づけの法則を学び、「氏名(使命)」を知りましょう

だま鑑定 水蓮流家元 水蓮です。

前回の記事では、ひらがな50音ひとつひとつの波動についておつたえしました。
今回は、日本人の名前の法則について詳しくお伝えします。

わたしたち日本人の名づけの法則は、日本の神様の名前の法則と同じです。西洋の「神(ゴット)」は、天地を創造したとされる完璧な存在です。

しかし、日本には、八百万の神々が存在します。神々でさえ、ひとはしら、ひとはしら…。持っている知恵や能力が違う、「お互いが補いあう存在」です。

神々は、与えられた働きや役目が異なり、それぞれの神の名前を「神名(かむな)」と、言います。そして、『神名』は「神様の役割そのもの」をあらわしています。

たとえば、『天照大神』のご神名は、以下のように読みとくことができます。

1・(名字=属性)天界にある神

2・(名前=役割)世の中を照らす役割

3・大神(神号=敬称)特別に尊い神

■神の属性
天津神 「アメ」「アマ」(天)は天津神であること、または天・高天原に関係のあることをしめします。
国津神 「クニ」(国)は国津神。もしくは、天を表す「アメ」のつく神と対になって地面もしくは国に関係のあることをあらわします。
神々のなかには、属性の部分が隠されている神も多くいらっしゃいます。

■役割
世の中を明るく照らすのが、天照大神の役割です。

■神号
神号は、尊称のことです。代表的なのは「カミ」(神)と「ミコト」(命・尊)です。「ミコト」は「御事」すなわち命令のことで、何かの命令を受けた神につけられるものです。

特別に貴い神には、大神(おおかみ)・大御神(おおみかみ)の神号がつけられます。また、後の時代には明神(みょうじん)、権現(ごんげん)などの神号もあらわれました。

それでは、神々の名前の法則を、人名に置き換えてみましょう。

『天野照子さん』の場合

1・天野(属性=名字)…何家に属する人か?

2・照子(役割=名前)…どのような、役割、使命を担う人か?

3・さん(神号=敬称)…第三者から敬意をこめられ、どう呼ば れている人か?

となります。つまり…。

名字は、家系の使命

下の名前は、個人の使命

名前はズバリ「使命・役割」をあらわしているのです。
そして、日本の神々とおなじ法則で名づけられている、わたしたち日本人の名前も…。

「氏名」に、「使命」を授かっているのです。

また、日本の神々には、太陽の神、海の神、山の神、川の神、かまどの神、トイレの神など、さまざまな役割の神がいらっしゃいます。大根(おしら様)にも神が宿っているし、貧乏神だって神様です。

すべての神々に存在理由があり、どの役割が良い・悪いということはありません。
たとえば画数では、良くないとされる名前であっても、「ことだま」で読み解けば使命を授かった大切な名前です。
日本の神々とおなじ法則でなりたっている、わたしたち日本人の氏名(使命)にも良い、悪いはなく…。それぞれが、ぴったりの氏名(使命)を与えられているのです。

自らの使命を受け入れ、発揮していくことが、人生を輝かせることにつながります。

あなたのお名前に、どんな使命・役割があるかは、こちらでご確認いただけます。

ご自身の使命を知り、自分らしく輝くためのヒントにしてくださいね!