末吉愛の「あなた本来の輝きを呼び覚ます ワクワク☆ミラクル自己実現メソッド」 PART.21 ~思いと行動~

「思い」(願い)は大切ですが「行動」に移さなければ叶いませんよ……
末吉愛の「あなた本来の輝きを呼び覚ます ワクワク☆ミラクル自己実現メソッド」 PART.21 ~思いと行動~

「思い」と「行動」を一致させる

 

自己実現において大切なこととして、今回は「思いと行動」について述べてみたいと思います。
何かを達成するために欠かせないポイントは、周知のことではありますが、「思い」「行動」を一致させるということです。
たとえば、あるデザインの服をほしいと思ったとしたら、その服を売っている店に行き、財布からお金を出して購入するか、ネットで見つけて買えばいいわけです。「思い」と「行動」が一致しています。欲しい服を手に入れるということは、とてもたやすいことだと思えるでしょう。

けれども、それが「自己実現」においても全く同じだと言われたら、「それは話が違う」と思う人が多いかもしれません。カウンセラーになって多くの人の心を癒すサポートがしたい、それを生業としたいと思っているとしても、それは服を買うような単純さでは実現できないと思えてしまう。果たしてそうでしょうか。

本当に思っていること、それが心からの「思い」(願い)であるならば、実現します。
そのための行動を起こせばいいのだし、本気ならば行動せずにはいられません。
食品が全くないときにお腹がすいたら、部屋に閉じこもったまま、お弁当が突然現れることを期待することはないでしょう。買いに行く、外食する、出前を取るなど、何かしら動くはずです。

どのようなことも、全く仕組みは同じです。「思い」がほんものなら、人はそれに応じた「行動」を取るものであり、方向性がずれていない限り、それは自然と「実現」します。いたってシンプルです。

ところが、「自己実現」となると、話をややこしくしてしまう。心理カウンセラーになりたいと言っておきながら、そうなるために必要な行動をとらない。実際それを叶えた人のアドバイスにも耳を貸さない(果ては、やってもいないうちから否定する)。むかしそういう人たちを見ていて、不思議に思っていました。「思い」「行動」が一致していないのですから。

スピリチュアルなことが好きな人のありがちな傾向はと言うと、新月になったらお願いごとをするけれど、それだけで、具体的なチャンスが目の前にやってきていたとしても「行動」には移さないケースが多い。

祈ることはもちろんかまわないけれども、お腹がすいているときに、月を見上げて「食べ物がやってきますように」と祈り、部屋に閉じこもったまま何もしない、というのがあまりにも不自然なことだと誰もが思うのと同じくらい、「自己実現」においても、何も行動に移さないその姿勢、あるいは、思っていることとまるで矛盾する行動を取っていることは、とても不自然なことだと言えます。

 

 

「思い」を放ち、「答え」に従う

 

お腹がすいたとき、目当ての服があるとき、自分は何もしないで手に入れることを祈る――もうそれは、「祈り」でもなんでもないと思えるのですが――のではなくて、そういう「思い」を持っていることを預けて、そしてその後どう動くべきなのかを、ハイヤーセルフ(高次の自己)に尋ねればいいのです。何を食べるか、服をどの店に探しに行くか。そもそも、それを果たすべきかどうか。

以前、心理カウンセリングを学んでいたのですが、そのスクールの講座でアシスタントカウンセラーとして現場に入るには、紺のスーツが必要でした。その頃は紺のスーツ(それも無地)を見つけるのはなかなか難しく、大型スーパーになら売っている、という情報があるのみでした。

今思えばどうでもいいことなのですが、二十代半ばのわたしにとっては、できればデザインの良いスーツのほうがよく、スーパーで探そうという気にはなれませんでした。

そこで、わたしはその「思い」(できるだけデザインのおしゃれな紺の無地のスーツがほしいという願い)を、放ちました。天に預けた、とも言えます。すると、今まで行ったことのない場所がふっと思い浮かんできたのです。

わたしは半信半疑でありながらもそこへ行き、ある店に対して強くひかれる感覚があったので入ってみました。すると、そこに目当ての紺のスーツがあったのです。嬉しいことに手ごろな値段でした。何件も探し回ってみる必要はありませんでした。

「思い」を放てば、返事が返ってきます。抵抗していなければ、おそらく瞬時に。買い物であろうと、夢の実現であろうと、やり方は同じなのです。「いつ」、「どうやって」実現するのかを、完全にゆだねます。そして重要なことは、返事に対して素直になる、ということです。ここがやっかいなところ。

「思い」がほんものなら、「行動」せずにはいられないはずです。示された「行動」(先の例で言うなら、行ったことのない店に入ること)に、素直に従わないはずがありません。ところが動かない人もいる。

「思い」を持った瞬間に、何かしらひらめくことがあるはずです。何をすると良いのかを、まったくわかっていないということはあまりないと思います。リサーチする、誰かに相談する、体験講座を受けてみる、習ったことを毎日練習するなど、何かしら思いつくことでしょう。大事なのは、それを「する」ということ。それができるのは、自分だけなのだから。

では「思い」を放つとはどういうことで、返事が来たときの感覚とはどういったものなのか。「思い」と「行動」が一致していないときはどうすればいいのか。このあたりについてはまた次回取り上げてみたいと思います。

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