中村うさぎさんコラム「どうせ一度の人生・・・なのか?」 part.47 〜オネエ祈祷師びびこさん、まさにうさぎさんそのものを言い当てる⁉︎

占いは信じなくともタロットカードの知識は豊富といううさぎさん。今回はオネエ祈祷師びびこさんに、人となりをズバリ言い当てられ、しかも今まで観ていただいた占いの結果と不思議と符合していることにビックリ! さて、びびこさんが見立てたうさぎさんとは⁉︎

さて、今回は話題沸騰のオネェ祈祷師びびこさんに診てもらいましたよ!
私はそもそもゲイが大好きだから(夫もゲイだし)楽しみ~!

いつもは「先生」って呼ぶけど、今回は親しみを込めて「さん」付けしちゃう!

びびこさんは、内側から陽気で明るいオーラが射しているような、まるで太陽みたいな方でした。

 

さぁ、どんな占いをしてくれるのかしら?

「あたしは数秘術とタロットと霊感を組み合わせた、びびこオリジナル占いなの!」
「おお! タロット大好き!」
「まずは数秘術であなたの数字を出すわね。ふむふむ……あら、あなた、今年は芽吹きの時期ね!」

「え、そうなんですか?」
「そうよ! これはね、9年サイクルなんだけど、あなたは今年『3』の時期なの。
今まで暗い土の中にいたけど、これから太陽を浴びて若葉がいっぱいつくのよ!」
「若葉……こんな還暦手前のババアに今さらどんな若葉が生えるのやら(苦笑)」
「心配しないで! まだまだ、いくらでも生えるわよ! 去年までは土の中の闇の世界に閉じこもってたけど、ようやく陽の光を浴びるんだもん! もう一度、光の力を信じて!」

うーん、びびこさんに力強く言われると、本当に希望の光が見えてくる気がしてきたわ!
こういうの、大事よね!
自分がその気にならなきゃ、人生なんて変わらない。
その決断や前進の背中を押してくれるのが占いなんだと私は思う。
もっともっと私を焚きつけて、びびこさん!

「そういえば私、今年の3月に引っ越ししたんですよ」
「お誕生日が過ぎてからね?」
「はい。誕生日は2月だから、その翌月」
「それはいいわ! 誕生日前だったらまだ闇の中だから根腐れしてたかもしれないけど、誕生日が過ぎてからなら芽吹きの時期に入ったところだから引越しにはいいタイミングよ!」
「そうなんだ! 良かった!」
「引っ越しして新しい環境で、どんどん陽の光を浴びてね。引きこもっちゃダメ」

そういえば風水の珠木先生にも「日光浴しなさい」って言われたっけ。
よし、いっぱい陽を浴びて、積極的に外に出て、新しい芽を出すために刺激を受けよう!
何だか元気が出てきたぞ!

「じゃあ、次はタロットよ。数秘術で出したあなたの数字をタロットで人格化するの」
「数字を人格化???」
「そう。あなたという人間を数字で読み解くの。まずは表の人格からね。あら、『戦車』だわ! あなたは戦う人なのね!」
「確かに喧嘩っ早いかも……それって攻撃的な人間って意味ですかね? 身に覚えがありまくりなんですけど」
「そうだけど、それは悪いことではないの。戦うことでキラキラと輝く人なのよ」
「ほう……」
「そして、あなたの裏の人格ね。まあ! これは……!」
「吊るされた男、ですね」
「そうよ! あなた、ドMなのね!」
「いや、それほどでも。ポッ……(←何故テレる、中村!)」
「あとね、これは瞑想のカードでもあるの。戦うあなたの裏の顔よ!」
「戦って吊るされて、瞑想するわけですか。ヘンタイですね(笑)」

でも、確かにそうかもしれないなぁ。
身体を張って戦って、だけど私の戦いはいつも世間の公序良俗には反するものだったから、そのたびに世間から批判を浴びて吊るされて。
とはいえ、そうやって苦しい目に遭っても、そこから何かを見つけて来た気がする。
自分とは何か、人間とは何か、世界とは何か、という問いの答を。

「じゃあ、三枚目のカードよ。これはミッションカードといって、あなたが何のためにこの世に生まれてきたのかを示すカードなの」
「私の使命、ですか」
「そうよ。あなたの使命は……『太陽』だわ!」
「え、太陽???」

そういえば、前回のMASAYUKI先生のマヤ暦占いでも、私のKin(星)は「黄色い太陽」だった!
風水の珠木先生の「日光浴」といい、今までの占いとびびこさんの言葉が不思議に符合してビックリ!
そうか、太陽なんて自分のイメージじゃないと思ってきたけど(どっちかというと闇だし)、もしかすると私は太陽と親和性のある人間なのかも!
この私が世界を照らすとか? うふふ……って、柄じゃねーな、やっぱり。

 

さて、びびこさんのお見立ては?

「このカードには、太陽の下で遊ぶ子どもたちが描かれてるでしょ? これはね、無邪気に楽しむことを意味してるの」
「ほほう、そう来ましたか」
「あなたはどんな目に遭っても、それを楽しむことのできる人。むしろ楽しみなさい、と、このカードは言ってるわ。戦って吊るされて、傷ついたり苦しんだりしても、それを楽しんでしまうのが、あなたなの」
「やっぱ、ドMですか」
「無邪気なのよ。子どもの遊び心を持ってるジョイフルな人。つらいこともゲームみたいにどこかで楽しんでるのね」

なるほど。
確かに私は昔、週刊文春に来る抗議の手紙や2ちゃんねるで私をボロクソ言ってる書き込み読むたびに、ムカつきながらもなんとなく面白がってたフシがある。
わあ、世間の人たちはこんなに私が嫌いなんだぁ、と思ったら、なんだか「もっとやってやるぜ」的な闘争心が掻き立てられたりしてたわ。

そうやって自分の人生をびびこさんの出したカードに当てはめて解釈すると、世間からバッシングされ吊るされて晒し者にされながらも、それをイタズラっ子みたいに面白がり、そこから蒙る痛みや怒りさえも私という戦車を動かすガソリンとなってきたような気がする。

やだ、びびこさん、私という人間を言い当ててるわ!

「では、次はチャネリングよ」
びびこさんはそう言って、私の手を取った。
そのチャネリングのお話は、次回に続きます!

 

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