恋愛成就の早道? 胸キュンの正体とその応用テクニック 心理士の立場から

好きな人ができた時には、その人をドキドキさせることが恋愛成就の早道かもしれません。 ぜひ、工夫を凝らして、ドキドキするシチュエーションを考えてみてください。
恋愛成就の早道? 胸キュンの正体とその応用テクニック 心理士の立場から

こんにちは! 心理士の村田です。今回は胸キュンについて考えてみます。
「恋する人のことを思い出すと、胸がキュンとなって切なくなった。」これは誰もが経験することです。
この恋の不思議な感覚、胸キュンの正体は恋愛ホルモンですが、人間には、恋心がなくても、ある状態になると胸がキュンとして、恋愛の胸キュンと勘違いして、恋に落ちてしまうと心理学では説明しています。その心理を自在に活用できることになれば、恋愛の強い味方になります。
そこで、恋愛ホルモンとその活用法についてご説明します。

 

胸キュンの正体は媚薬PEA

「恋に落ちる」と言いますが、PEAという神経伝達物質が関係しているといわれています。恋に落ちるとPEAが分泌され、胸がドキドキして締め付けられる恋愛特有の症状が現れます。古来、「恋やつれ」などといい、恋をすると、相手のことを思い出しては溜息をつき、食べるのを忘れて痩せ細ってしまうことが知られています。
気になる人にPEAを出させることができれば、その人の愛を独占することができるわけですが、PEAに代わるホルモンがあります。そして、そのホルモンは比較的簡単に分泌させることができますので、そのホルモンについて考えてみましょう。

吊り橋効果・錯誤帰属
さて、気になる人に恋愛ホルモンを分泌させる方法ですが、心理学には次の理論があり、利用することが可能です。
ある心理学者が次のような実験をしました。複数の男性が二つの橋を渡るときに一人の女性がアンケートを渡し、反応を調べる実験です。

1、一つの橋の高さは70mもあり、大きく揺れます。
2、もう一つの橋は、小川にかかっている頑丈なコンクリートの橋です。

その結果、「2」の橋では、何も起こりませんでしたが、「1」の橋では、女性の電話番号を聞いたり、デートの申し込みをするなど好感度を示しました。
これを「吊り橋効果」といい、恋愛心理学の理論としては有名です。吊り橋を男女で渡り、ドキドキすると恋愛のドキドキと勘違いして、恋に陥りやすくなるということです。これを「錯誤帰属」と呼んでいます。

 

アドレナリンの分泌をPEAの分泌と勘違いする
錯誤帰属ですが、脳科学的に見れば次のような仕組みであると考えられます。アドレナリンの分泌をPEAの分泌と勘違いするのです。アドレナリンはご存知のとおり、血圧を上げてドキドキさせてやる気を出させます。PEAの構造はアドレナリンと似ていますので、胸がドキドキします。吊り橋を渡るときはアドレナリンが分泌され、そのドキドキをPEAのドキドキと勘違いするということです。

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吊り橋効果・錯誤帰属の応用テクニック
簡単に言えば、スリリングな体験をすると、恋に陥りやすいということになります。吊り橋だけでなく、ジェットコースターなどの絶叫マシンなどでもこの効果が得られますので、デートの企画にお役立てください。また、カベドンやアゴクイなどのテクニックでは、アドレナリンが大量に分泌されるので、胸がドキドキして逃げ出したくなります。これをPEAのドキドキと勘違いするのです。

暗闇効果
心理学には「暗闇効果」というセオリーがあります。暗闇にいる男女は仲良くなりやすいという効果です。キャンプファイヤーや花火、夜景、キャンドルライトでのディナーを想像してみてください。心がワクワクして行動が大胆になり恋の予感が高まります。男女の仲が深まるのは当たり前ですよね。

暗闇効果の実験
この現象について、アメリカの心理学者のガーゲンが、明るい場所と暗い場所で男女の行動はどのように違うかを実験しました。
実験は、男女同数を明るい部屋と暗い部屋に入室させ、観察しました。
明るい部屋に入室させた男女は、会話は表面的で初対面の男女が取る一般的な行動に終始しました。
これに対して、部屋に入室した男女は、徐々に距離が縮まり、ボディタッチをするペアや手をつなぐペアだけではなく、抱き合うペアも出てきたということです。

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暗闇の心理的影響
暗闇は人間に不安や寂しさを与えます。ですから、不安を軽くし寂しさを紛らわせるため、他人と距離を縮めると言われています。
また、自分の持つ容姿的な欠点や問題点を暗闇が隠してくれるという安心感もあります。その結果、積極性も増して、急速に関係が深まると言われています。
また、暗闇の恐怖からドキドキしますが、これはアドレナリンによる効果です。アドレナリンによるドキドキをPEAのドキドキと勘違いして仲良くなるということです。

暗闇効果の応用テクニック
好きな人との関係を深めるためには、「暗闇効果」を利用すべきだということです。暗闇効果の応用テクニックとしては、お化け屋敷やロマンティックな雰囲気のレストラン、夜の公園など暗闇でのデートをセットすることです。

“驚き“のテクニック
その他のテクニックとしては、アドレナリンを分泌するシチュエーションをセットすることです。例えば、驚いた時にはアドレナリンが分泌され不意の攻撃に備えます。同じように、不意に出会うことやサプライズプレゼント、告白、プロポーズなど驚きのシチュエーションに出会うと、ドキドキしますので、「錯誤帰属」を応用しやすくなるというわけです。

 

キーワードとしては、気になる人を「ドキドキ」させることです。

好きな人ができた時には、その人をドキドキさせることが恋愛成就の早道かもしれません。
ぜひ、工夫を凝らして、ドキドキするシチュエーションを考えてみてください。

書籍紹介「モテ男モテ女の恋愛心理学」
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村田本

 

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