インド生活『村上アニーシャのアーユルヴェーダ』!Vol.7~セサミオイルの奥深さ。その解毒力とエネルギー。

伝統的に使われてきたセサミオイル。栄養価が高く、解毒力も強い。疲労から即効で回復したい人向け!
インド生活『村上アニーシャのアーユルヴェーダ』!Vol.7~セサミオイルの奥深さ。その解毒力とエネルギー。

肌を浄化しながら滋養する、
アーユルヴェーダの美肌マジック<4>

前回では、オイルマッサージと一般的な保湿剤から得られる保湿力の違いについてお伝えしましたが、今回から数回にわたり、伝統的に使われてきたオイル類をご紹介していきたいと思います。

伝統的に使われてきたオイル その ⑴
セサミオイル 編

アニーシャ2 アーユルヴェーダで使われるハーブオイルは、植物性ベースオイルに特定のハーブ類をいくつか組み合わせ、ゆっくりと長時間加熱して作られますが、そのベースオイルとして最も使われているのが セサミオイル です。

私自身、インドにいた頃はこのアーユルヴェーダのハーブオイルにぞっこんで、まず、ハーブオイルが放つ独特の匂いと、肌への浸透性の高さに惚れ込んだのです。そして、まるで自然の植物の成分をそのまんま違和感なく体に吸収させるかのような、優しい使い心地……

香料の国 インドゆえに、時にはどぎつい香料が入ったものがあったり、血のような真っ赤な色をしたオイルなどもありましたが、見た目といい、質といい、どれも新鮮なものばかりでした。どんなハーブが使われているのかと、オイルに貼られてあるラベルを小まめにチェックしてみると、アニーシャ 色々な種類のハーブが入っていて、ニンニクや牛乳が入っているものもありましたほとんどはヒンズー語名と植物学名の両方が載っていることが多かったので、英語名を調べるために悪戦苦闘したこともありましたが、それはそれで謎解きのようで楽しいものでした。

栄養価が高く、解毒力も強いセサミオイルは、オイルマッサージが日常の一部として浸透しているインドでは、長時間の加熱にも耐えられる酸化しにくい安定したオイルとして、単体はもちろん、伝統的にハーブオイルのベースオイルとして使われてきました。もし適切に保管されれば、腐ることがないとさえ言われています。肌に簡単に浸透し、滋養を与え、身体組織の 最も深い層まで解毒(デトックス)する というユニークさがあるこのセサミオイルで定期的にマッサージをすると、主に次のような効果があります。

不安や心配の緩和
*神経系やを滋養し、強化する
*血行を高め、リラックス効果
*免疫強化
腸内ガスや便秘の解消
*ストレスや緊張を減らす
*疲れや不眠を解消し、体全体に活力を与える
老化を遅らせて長寿を促す
*抗がん特性
*筋肉の痛みの緩和

セサミオイルは、冷え症、エネルギー不足の人、病気の回復期、疲労から即効で回復したい人などにおすすめ。また、髪、爪、歯、骨の成長を助けるので、子供や高齢の方にもよいオイルです。

★次回は、伝統オイルその2.セサミオイルと同様、アーユルヴェーダでは絶対に外せない「ミラクル若返りオイル/ギー(精製バターオイル)」についてお伝えしていきたいと思います。

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