皆さん知っていましたか?女性に愛され続けるマシュマロの意外な秘密、ウスベニタチアオイ

明日はホワイトデー。実は女性にとっても嬉しいプレゼントが「マシュマロ」。聞けばビックリ! コラーゲンたっぷり。

3月14日といえば、「ホワイトデー」。比較的しっかりとした由緒があり世界的な行事である「バレンタインデー」と違って、ホワイトデー日本独自の行事

1980年代に全国飴菓子工業協同組合という所が制定したものであり、
歴史もまだ30年ちょっとしかありません。
しかしながら、バレンタインデーのお返しをしよう、という発想はそれよりも古くからあり、
日本で最も古いものとしては福岡県にある「石村萬盛堂」というところが、
1975年頃にバレンタインのお返しとして白いマシュマロを売り出したのがきっかけだという説が有力です。

マシュマロといえば、チョコレートに比べてあまりぱっとしない印象があるお菓子ですが、
本来は古代エジプトの王族が使っていたものであり、
お菓子というよりもとして使われていたのです。

薬として使われていた成分とは、「ウスベニタチアオイ」、英語で「marsh mallow」の根をすりつぶしたものでした。すなわち、マシュマロの名前の由来はここから来ているわけですが、現在ではマシュマロにウスベニタチアオイが使用されることはほとんどありません。

この成分は強い粘膜保護作用をもっており、さらに喉や胃腸の炎症を抑える効果があったために、古来は喉の痛みなどを治すためにマシュマロを摂取していたそうです。ちなみに、ウスベニタチアオイが使用されていない、現在の製法でもマシュマロは喉の痛みを抑える効果があります。

現在のマシュマロの主成分はゼラチンなのですが、マシュマロを食べることで、口の中で溶けたゼラチンが喉の粘膜を保護してくれて、それによって炎症への刺激が抑えられるというわけです。また、女性に嬉しいお知らせとしては、ゼラチンには9割以上のコラーゲンが含まれているために、マシュマロを食べることで、美容効果もあるのです。

でも、お菓子だし、食べると太っちゃうんじゃない? と思うかもしれませんが、砂糖以外には高カロリーな素材を使っていないために、マシュマロを100g食べても133kカロリーにしかなりません。ちなみに、ご飯は100gで167kカロリーですので、ご飯より低カロリーな食品となります。

最近では普通に食べるだけでなく、凍らせたり、パンにのせて焼いたり、ヨーグルトに混ぜたりと、さまざまな食べ方も紹介されており、その魅力が見直されてきているマシュマロ。

美容と健康に気を使う人は、バレンタインデーのお返しとして、積極的にマシュマロを要求してみましょう♪