ペルーは人類を助ける場所!? 人類の歴史と南米が人類にもたらす光

皆さんもよく食べるじゃがいもから歴史と人類の未来に思いを馳せてみませんか!?

こんにちは、よいぼしのなぎうたのkinaです。
超古代文明マニアとしての顔を持つkinaとしては、ペルーというと「ナスカの地上絵にインカ文明、マチュピチュ……」と、自然と顔がにんまりしてくる地名になります。

前々から何となく「ペルーって、地味に人類を救済するようなものを生み出していないか?!」と感じることがありました。
今回は唐突に、ペルー原産の植物からペルーの不思議について考えてみたいと思います。

 

大航海時代を支え、ヨーロッパの食糧事情を改善したナス科の食べ物の不思議な話

kinaの住む北海道は御存知の通り、日本でも有数のじゃがいもの産地です。

じゃがいもはビタミンCが豊富に含まれていますが、他の野菜や果物と違って常温で長期の保存が可能です。
そのため、大航海時代の船乗りの大敵だった壊血病(ビタミンCの不足が原因で発生する病気)の予防として大いに役立ち、また飢饉に強く、寒冷地でも安定した収穫が見込めるとしてヨーロッパで栽培が奨励され、その結果ヨーロッパの食糧事情が大きく改善されました。

ドイツや北欧ではポテト料理が名物なことでもご理解いただけると思います。
日本でも大飢饉の時にじゃがいもで飢えを凌ぐことが出来たので「御助芋」なんて名前で呼ばれたこともあったみたいですね。

さて、このじゃがいもの原産地はと言いますと……(この話の文脈でわかると思いますが)ペルー付近なんですよ。
ペルーに航海に出た船乗りが持ち込んだものが目に止まった、ということみたいですね。
kinaが不思議に思うのは、じゃがいもはナス科に所属する食べ物です。

ナス科の食べ物としては茄子、トマト、唐辛子やピーマンもあるのですが、食糧となるもの以外は毒性があるものが多く、中にはチョウセンアサガオのようにヒトを死に至らしめる猛毒を含んでいるものも多いです。

じゃがいもにも「ソラニン」という軽い毒が発生する場合がありますが、きっちり食用になるものがあるナス科が凄いのか、きっちり食用となるものを見分けるニンゲンが凄いのか、なんて思ってしまいます^_^;

ご存知かと思いますが、じゃがいものソラニンはじゃがいもの青い部分に含まれます。
じゃがいもを調理する時には、青くなったところは遠慮なく切って捨てましょう。

 

ペルー原産の宇宙食!? キヌアの豊富な栄養はNASAのお墨付き♪

最近はNASA(アメリカ航空宇宙局)がキヌアを宇宙食として取り上げたことで日本でもキヌアがブームになったことがありましたね。
キヌアは豊富な栄養素を含んだ植物なのですが、これもペルー地方が原産地なんです。
キヌア単体では少しくせがあるので、日本だとご飯に混ぜて炊くというのが一般的かと思います。

確かにペルーと学校で教わる歴史を見ていると、アメリカやイギリスや中国のように大きな影響を与えているわけではないのですが、人類の救済には大きな貢献をしていると言えるかと思います。
まるでヨーロッパを中心にして栄えた人類が窮地に追い込まれた時の回避策を神様が南米のペルーに用意しておいた、と感じるのはkinaの気のせいでしょうか?

そういえば、ペルーの創世神ビラコチャは「白い肌の神」で、「いつか戻ってくる」と言って人類の前から消えたんだったよな……。

 

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