電話が怖い! 私って変なの?~ちょっと相談しづらいけど結構キツイ問題~

必ずではありませんが、着信音や音量を変えることで恐怖が軽減する場合もあるので、色々試してみて、自分にとって大丈夫かもしれないと思えるモノをじっくり選ぶことも大切かもしれません。

 

愚痴や悩み

何やら深刻そうに電話してきて、うっかり真剣に聞いてしまうと、それが習慣になってしまい、ことあるごとに電話してきて悩みや愚痴を永遠に続けて来るタイプの人もいるようです。気の毒だとは思いますが、相手の都合を考えずに一方的にエンドレスで自分の悩みを語り続けて満足いくまで会話を終わらせてくれないと困ってしまいます。
話を終わらせようとすると死を持ちだされたり……なんてされたらトラウマになってしまいそうです。

 

電話営業

電話が鳴ったから出てみたら「塾に入りませんか?」とか「お墓を買いませんか?」とかそういう内容だと悲しくなりますよね。「ちょうどよかった。今度問い合わせようと思っていたのよ!」なんてシチュエーションにはまずなりませんものね。
特に主婦の方や自宅でお仕事をしている人にとっては邪魔以外の何モノでもありません。

固定電話にもナンバーディスプレイ昨日はあるにはありますが、無料ではありませんし、そもそも個人的な話は携帯電話やスマートフォンが主流な時代に、わざわざ使用頻度の低い固定電話に有料のオプションをつけようとは思いません。

相手は相手で涙ぐましい営業努力をして家に誰かが居そうな時間帯を調べたり「ああ言われたら、こう切り返せ」みたいなマニュアルを作ったりしていると思うのですが、それがまた苦痛でしかありません。

「相手も仕事でかけて来てるんだから、迷惑だから電話しないで下さい!」と言って受話器をガチャンと置いてしまったら少し可哀想かななどと同情したくもなりますが、自分に物やサービスを売り付けようとしている相手に構っているほど暇ではありません。そのジレンマが次第に恐怖心に変わる場合もあるのかなと思います。

 

世論調査

世論を調査するのは良いことだとは思うのですが、最近の世論調査って機械がかけてきますよね。人件費を節約するためなのか、効率を重視するためなのかはわからないのですが、あれがまた恐怖です。

突然、機械から電話がかかって来て、しかも一方的に喋り出してくるのです。こちらの都合などお構いなしですし、拒否権すら認めてくれません。「○○なら1を。××なら2を……」と、有無を言わせない強引さです。

黒電話を利用している世代の方は、そもそもプッシュフォンではないのでどうやって「1」を押すのだろうと真剣に考えてしまう人もいるかもしれません。迷惑な話です。

留守番電話が入っているなと思って再生ボタンを押すと、機械の声が一方的に喋り続けているということもあります。怖いですし、迷惑です。

機械がかけているので人間のマナーは持ち合わせていなくても仕方が無いと許されるかというと、決してそうではないと思います。

何故なら、その機械に電話をさせているのは人間ですよね。ランダムでかけているのか、法則性があるのかはわかりませんが、はっきり言うとマナー違反です。

人間相手ではないから、イヤなら容赦なく電話を切っても良いのだからマシでしょうと思う人もいるかもしれませんが、そういう問題ではありません。

そもそも人間の意識を調査するためのシステムが、人間の尊厳を無視して一方的に電話してきて、一方的に質問攻めにしてくるなんてどう考えてもおかしいです。
電話に限ったことではありませんが、コミュニケーションの基本は信頼関係です。いつかは、鉄腕アトムやドラえもんのような優れたロボットが登場して人間と楽しくコミュニケーションを取れる時代がやってくるかもしれません。でも、それは今ではありません。
人によっては不気味に思う人もいるかもしれません。