11月14日の満月は、人生で見られる最大級に大きな月⁉︎ さあ明日、満月を一緒に楽しみませんか?

この満月は、人類が「月」を感じることを取り戻す絶好の時だと思います。

有機的な観点から、正確に、月の影響を考えれば、
大地が21センチ浮き上がります。
そのぐらいの刺激でも、プレートの状況によっては、何かが引き起こされることもあるでしょう。
出産率が高かったり、抜歯のときなどの出血が多いのも、推察できます。

でも、陸に生きている人類は、満月の日だけに出産するということはありません。
有機的な環境の中で生きていることを感じ、そのなかの月の影響も感じるというスタンスが、重要です。

「満月の日の、社会的犯罪の増加に関しては人間心理によるもの」
とNASAが伝えていたとしたら、これも、いかがなものでしょうか。
逆に、占いの言説のいいかげんな要素を肯定しているように感じます。

「悟り」というのは、因果がわかる、
ということなのだと思いますが、
「満月の日に、犯罪が起こる」と占い的に言うのも、
「それは、月に関係ない」と言い切り、そのことばを信じさせようとするのも、
表面的な結果に、重点を置きすぎて、
人を因果関係への洞察から遠ざけています。

仏陀は、「自然が先生だ」と語りました。

つまり、自然が教えてくれます。
何を? 因果を。

大地が21センチ浮き上がります。
物理的に人間の体に、血液や体液の循環にホルモンバランスに影響を与え、そして精神に影響がないはずがありません。

精神のバランスに欠けている人は、満月の日に、症状が出ることがあるのは、推察できます。
微妙な影響で、変化が起こる可能性がある状態であれば、症状が出ます。
症状が出るとしたら、
その精神の状態のアンバランスがあって、月という自然の影響を受けて、という洞察が重要です。

ロサンゼルスで、満月の日に犯罪発生率が高いのも、事実だが、同じ考察が必要です。
人口が多く、ストレスの多い都市で、精神が高揚した時に、ほんの数パーセントだが犯罪発生率が高まります。
でも、それは月のせいというより、ロサンゼルスのせいなのではないだろうか?
モンゴルの草原で、アポリジニーの社会で、満月の日に犯罪が多いだろうか?

と、いつもは、語りますが、

今日は、犯罪や精神のアンバランスについて、
ストレスの多い(都市生活者の一部の想定される)精神の状態があって、
月という自然の影響を受けて、という洞察が重要なことを強調しておきます。

今日は、むしろ、人生で一番大きな月になるかもしれない、
あるいは、2番目に大きな月になるかもしれない満月を、
明後日、一緒に楽しみたいと思います。

多くの日本人が、
そして、世界中の人々が、大きな満月を
地球に最接近した満月に意識を向けて、
月を感じる時間をもつことを祈りたいと思います。
月を観じる心を取り戻すきっかけになればと思い、深夜3時に筆をとりました。

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満月の日は、祭りを行い、愛を営むのに適しているのでしょう。

十五夜というように、旧暦で15日は満月。
昔の日本人は、いつ満月か全員知っていました
今日、何日か知っている訳だから、例えば、今日12日なら、あと3日で、15日、満月。
と、すぐわかります。(旧暦の話)

そして、
日本人は、月見酒を飲み、月見団子を作り、その月との交流を行なっていました。

神社によく行く人は、月次祭(つきなみさい)という文字を見たことがあると思います。
1日、15日 と書いてあります。
1日、15日に行なう、つまり、本来は、新月、満月に行なっていました。
19万あった(今は8万)神社という神社で、
満月の日に、月次祭(つきなみさい)が行なわれていました。
宇宙から見たら、

日本列島が、月のリズムに合わせて呼吸している……

のを感じとることができないでしょうか?

昔の日本人は、全員いつ満月かを知り、
神社での祭り、つまり、魂も含めて、
日本列島が、自然のリズムにあわせて
呼吸しているように見えないでしょうか?

それが、自然と共生していたと言われる日本の姿だったのだと思います。