フェアトレード～ココナッツオイルに込めた想い～

2017.02.16

私たちは、このココナッツオイルを単なるオイルと考えず、消費者や生産者を始め、これに関わる全ての人に『最高のプレゼント』になると信じています。

森さんは41歳、高齢出産で子どもを出産されました。
妊娠をしたときに、周りの人たちの中から
「高齢出産はリスクが高い。羊水検査を受けるべきだ」
と言われたのですが、羊水検査を受けなかったことで
「あなたは身勝手だ。子どもの将来のことを考えろ！」
と言葉のナイフが胸に突き刺さったそうです。

現在、無事に健常で生まれたお子さんは元気に幼稚園に通っているそうですが、今でも、その時の胸の痛みを思い出すそうで、この経験が健康や食の安全、障害者支援活動を始めた理由かもしれないと、胸の内を明かしてくださいました。

以下、森さんのオイルについての想いです。

『健康』といえば、さまざまな方法から手にすることができますが、私たちの身体は、私たちの食べた物から作られます。

ですから、少しでも保存料や着色料などの化学物質を摂らず、自然の物を摂取したい、という想いがあります。
その中でも、特に油に注目してみました。

油は元来、『絞る』ことが普通でしたが、
現代においては、原料からより効果的に油を摂るために化学薬品を使って『抽出』することが多くなってきました。
量産を目的として精製された油を日常的に摂取することの害は、肥満のみならず、ホルモンの異常につながることを危惧されます。
健康に良いといわれてきた植物油の世界では、抽出と精製を繰り返すことで不自然なものを摂取することが一般的になっています。

健康に欠かせない三大栄養素の一つである脂質ですが、いつも悪者扱いされがちです。
しかし、脂質が不足してしまうと発育障害のほか、皮膚炎の原因になることもあるようです。
また人間の脳は、60%以上が油でできていますので良質な脂質を有効的に摂取する必要があります。