アロマセラピスト原田瞳の「マタニティアロマ~中期・後期編」

香りとの対話は、赤ちゃんとの対話―。そして、自分自身の心身・魂との対話でもあります。 これらは、大いなる源である自然界と心身・魂のリズムをひとつに融和させてくれます。
アロマセラピスト原田瞳の「マタニティアロマ~中期・後期編」

お腹のふくらみが目立ちはじめ、いよいよ安定期に。
妊娠5か月目から、胎動も感じられるようになり、赤ちゃんとの香りの対話もますます楽しくなります。
長いようで、あっという間のマタニティライフは、ここで折り返し地点。

妊娠中期・後期は、出産にむけて体がますます変化してゆき、初期とはまた異なった悩みも様々に出てきます。
アロマテラピーをはじめ、自然界のパワーを取り入れ、心身ともに健やかなマタニティライフを楽しみたいところです。

人は満月の日に生まれ、新月の日に息をひきとることが多いといわれています。
助産師さんの間でも、月の満ち欠けとお産は、大きく関係しているという考えが浸透していますし、新月・特に満月の前後はお産の数も明らかに多いとか。

また、女性の骨盤まわりの筋肉は、月の満ち欠けに呼応するかのように、収縮を繰り返しています。
満月のときに緩み、新月のときには締まる性質があるのです。

月のリズムは、体液や自律神経、ホルモンバランスにも多大な影響を与えていますから、”お腹の中で赤ちゃんを育む”大切なこの時期は、特に月のリズムを味わいながら、日々の生活を心のゆとりをもって味わってゆきたいところです。
こうして自然界のパワーを妊娠期に取り入れ、心身のリズムが整ってくると、母体の気質・体質改善にもなり、心身ともに大きな生まれ変わりになります。

私自身、妊娠9か月目に入るまで、サロンやスクール現場でのお仕事もバリバリこなしていましたが、アロマテラピーはもちろん、メディテーション、マタニティヨガなども取り入れていました。

女性性の象徴である月のパワーを浴び、自然界のリズムを取り入れ、心をゆるめ、受け入れること―。
そして、香りとともに呼吸を慈しむことは、とても大切です。日常生活の中で、頑なになってしまいがちな心身を穏やかに解きほぐします。

香りとの対話は、赤ちゃんとの対話―。そして、自分自身の心身・魂との対話でもあります。
これらは、大いなる源である自然界と心身・魂のリズムをひとつに融和させてくれます。

 

<簡単! マタニティアロマレシピ集~中期・後期編
『マタニティアロマ 新月~満月期』>

受け入れ、温め、栄養を与え、潤すこと―。新月~満月期に大切なテーマは、まるでマタニティライフそのもの。
赤ちゃんのために血液もたくさん必要とされますから、鉄分、カルシウムをはじめとするミネラル、ビタミンをしっかり摂っておきたいところです。

わたしは、鉄分豊富な納豆や小松菜、ほうれん草などもよく食べていましたが、スーパーフードである「クコの実のジュース」に「チアシード」も取り入れてきました。タンパク質をはじめ、妊娠期に特に必要な栄養素に満ちています。また、ドライハーブでは、鉄分やミネラル豊富なネトル、鉄分吸収をサポートするビタミンCが豊富なハイビスカスやローズヒップなどもおすすめです。

◆貧血予防のスペシャルハーブティー (2~3杯分)
ふんわりとした草の香りの「ネトル」のハーブに、酸味のある「ハイビスカス」と「ローズヒップ」のさっぱりとしたブレンドハーブティーです。妊娠期はもちろん、授乳中にもおすすめのブレンドです。

〇ネトル ティースプーン1杯
〇ハイビスカス ティースプーン1杯
〇ローズヒップ ティースプーン1杯

あらかじめ温めておいたティーポットにハーブを入れ、沸騰したお湯を注ぎます。
蓋をして3~5分蒸らしたら、茶こしを使いながらカップにゆっくり注ぎましょう。ハーブのアロマと、舌でゆっくりと旨味を味わいながら、特別なひと時をご自分にプレゼントする気持ちで優雅なティータイムを楽しみます。カフェインレスで体にやさしいハーブティーです。

◆下半身の血流をアップ!  こむらがえりや神経痛予防のアロマバスオイル
突然、ピキーン!と張ってつる、筋肉の痙攣「こむらがえり」。
夜寝ている時や、足を伸ばしたときに起こり、とても痛い思いをします。下半身を温め、お水やカルシウムをたっぷり摂りましょう。突然の足のつりにはもちろん、腰痛や背中の痛みにも普段からケアできる予防レシピです。

〇ラベンダー精油 4滴
〇ローズマリー精油 2滴
〇マジョラム精油 2滴
〇キャリアオイル(ホホバオイル、アーモンドオイル、マカデミアナッツオイルなど)50ml

心身を温め、慈愛に満ちたやさしいハーブの香りが、不安や緊張を解いてくれるアロマブレンドです。
ブレンドオイル5mlをお風呂に混ぜてアロマバスを楽しみます。入浴後は、適量のブレンドオイルで足の裏全体を親指のはらで揉みほぐし、ふくらはぎを下から上へと擦るようにトリートメントをしましょう。

マジョラムとラベンダー精油が、筋肉のほてりや緊張、疲労感を癒します。ローズマリー精油は、血液循環を促し、痛みを鎮める役割をするのでおすすめです。その他、おなかが大きくなることで、腰や背中などに負担がかかる箇所、痛みを覚える箇所に擦り込み、使用できます。

 

<簡単! マタニティアロマレシピ集~中期・後期編
『マタニティアロマ 満月~新月期』>

お体を芯から温めて、神経を緩め、老廃物や不要なエネルギーを解放する、デトックス期。
体内の内臓も精神も、すっきり要らないものを手放して、リセットすることに最適な時期です。

◆胸やけ・便秘予防に万能ペパーミントオイル!
特に妊娠後期になると、子宮底はみぞおち近くを圧迫し、胃をもち上げるため、すっぱい胃液が上がってきて、胸が焼けつくような不快感を覚えたりします。

吐き気を改善し、消化器をすっきりさせるペパーミントは、胸やけはもちろん。同じく子宮による腸の圧迫や、妊娠中のホルモンの作用から筋肉の働きが低下し、便秘がちな状態を改善します。柑橘系のオイルや、ジンジャーなどの根のオイル、胃腸を活性し労わるその他のハーブのオイルなどもおすすめです。

〇ペパーミント精油 6滴
〇キャリアオイル(ホホバオイル、アーモンドオイル、マカデミアナッツオイルなど)30ml

便秘には、キャリアオイルに精油を混ぜて、マッサージオイルを作り、みぞおちからお臍あたりまで「の」の字を描きながら、数回トリートメントをしましょう。最後に、温かいご自分の手で不快感を感じる箇所に「お手当て」をしましょう。

胃腸の働きはもちろんのこと、ペパーミントのヒーリングパワーとハンドヒーリングの力が相乗効果になって、チャクラバランスを整えて、心身魂に停滞した不要なエネルギーや抑圧した感情なども一緒に浄化されてゆきます。

◆靴下のあとが消えない! 妊娠中のむくみ予防に
靴下のあとが消えなくなったり、今まで履いていた靴がきつく感じたり……。
むくみは、からだの皮下組織や細胞間に余分な水分が溜まった状態。
妊娠中は、血液中の水分が増え、大きくなった子宮が血管を圧迫するので、手足の末端からの血液やリンパ液が心臓に戻りにくく、特にむくみやすくなります。

〇レモン精油 3滴
〇ゼラニウム精油 1滴
〇ジュニパー精油 2滴
〇サイプレス精油 4滴
〇キャリアオイル(ホホバオイル、アーモンドオイル、マカデミアナッツオイルなど)50ml

すっきりとした針葉樹の香りが、気分を爽快にさせます。ブレンドオイル5mlをお風呂に混ぜてアロマバスを楽しみます。入浴後は、適量のブレンドオイルで足の裏全体を親指のはらで揉みほぐし、ふくらはぎを下から上へと擦るようにトリートメントをしましょう。着圧ソックスをその上から履いて眠るのもおすすめです。

血行を促進するサイプレスは、お体を温めてリンパの流れを促進し、血管を丈夫にします。
レモンやゼラニウム、ジュニパーは、腎や肝臓の解毒力をサポートし、血液やリンパ液の浄化にも◎。

利尿作用もあるので、余分な水分を排出しやすくします。ジュニパーやサイプレスは古来より魔除けの植物として重宝されています。心身、環境に溜まった愛や喜び、人生の繁栄を阻害する、ネガティブなパターンを浄化するのにおすすめのオイルです。

※ブレンドオイルは、風通しのよい冷暗所に保管し、作成後1か月以内に使い切りましょう。

◆ヒーリングスクール ソワンソワン 東京・神戸・福岡校
アロマテラピー1Dayワークショップから各種セラピスト養成コースまで随時開催中!
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◆ヒーリングサロン・アロマボーテ表参道店
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前回の記事はこちら:
アロマセラピスト原田瞳の「マタニティアロマ~初期編 PART2」