恋愛関係にあらわれるエネルギー・ヴァンパイア〜Energy Vampire in Love relationship〜

－感情の虐待者

このタイプの人は、自分に起きることはすべてあなたの責任だと思わせ、そうやってあなたのエネルギーを吸い取ります。あなたに罪悪感を感じさせ、自分の欲しいものは何でもあなたから手に入れます。自分は昔批難された、自分は可哀想だなどとと言い、古いストーリーを使ってあなたの人生を操ろうとします。もし新たなパートナーがこのタイプだったら、そのストーリーを転換させてゆくとよいでしょう。そうすると、大体は気に入りません。自分がすべてという人達です。彼らのそのシナリオを利用しましょう。彼らを止めるタイミングを逃したら、あなたのポジティブなエネルギーが吸い取られるかもしれません。虐待するような言葉遣いをする人が多く、受け身な態度を使って攻撃してきます。

－パラノイド（偏執症）

このヴァンパイアは、実在していないシナリオを作って生きています。自分が危険にさらされるのはあなたのせいだ、あなたのせいで気がおかしくなる、不自然なことをするように仕向けているのはあなただ、と責めてきます。妄想的境界性人格で、まるであなたは恐怖というジェットコースターに乗っているような気分になります。彼らはハッピーで愛情たっぷりな時もあれば、突然まったく意味のわからないことを言い出したりします。あなたが彼らに逆らった、恥をかかせた、軽視した、などと非難されるのです。現実から逃避し、強い怒りや恨みをもって嫉妬を利用します。これは危険な感情ヴァンパイアで、その社会病質的な振る舞いは周りのすべての人を破壊します。感情的に不安定なだけでなく、感情のままに実際に行動に出る可能性もあります。誰のことも信頼していないのです。「パラノイド・ヴァンパイアは信頼という概念がわかりません。信頼は人の心の中にあるものであって、他人の行動に見出すものではありませんが、彼らはまったくそう認識していないようです。ですから、もしこのようなヴァンパイアと親しい関係にいる人は、いつも彼/彼女の信頼を得てはまた得る、を繰り返す必要があります。性的な関係にある場合はことさらです。パラノイド・ヴァンパイアは、前回のメイク・ラブをどう思ったかを逐一尋ねてきます。それが彼らにとっての前戯なのです。」

－ドラマのヒロイン（男女関係なく）

このタイプのヴァンパイアは、人の気を引くためだけに芝居がかったように騒ぎます。ささいな意見のくい違いが、戦争に発展することもあります。この人達は、自分にパワーや注意を向けてくれる人からエネルギーを吸い取ります。ドラマのヒロインは、あなたの好きなものに何かを付け足して、自分のものにしてしまいます。彼らは自分と他人の間の境界感覚が乏しく、自分のものではないことにあまり気づきません。噂話をし、あなたを過小に見せるようなストーリーを作り出し、そうやって自分を主人公に仕立てあげます。

－性的虐待者/色魔

このヴァンパイアの武器は色欲です。自尊心の低い人を餌食にします。魅力的で、甘い言葉を囁いてきます。あなたが慎重にことを進めようとする時は、彼らの行動に気をつけて。あなたの失敗や不完全さにつけ込んで、あなたを傷つけてくることでしょう。彼らは狂信的なソウルで、セックスを利用して何かを得ようとします。この人達が恋に落ちることは滅多にありません。誘惑的な関係にのめり込んではそこから抜け出し、二度と振り返りもしません。悪いのは、いつも相手の方なのです。彼らにとって元彼/彼女は全員、”まともではない人達”。自らの行動に対する責任は一切負いません。

どのヴァンパイアも侮辱し、非難し、相手のせいだと責め、人の弱いところを突き、偏狭で、人を裁き、操作します。そうやってエネルギーを取り込みます。始まったばかりの恋愛関係で違和感を感じたら、それはしかるべき関係ではありません。あなたの内の感覚に耳を澄ませてください。

感情ヴァンパイアはあなたを蝕みます。周りのものも含めすべてを破壊して自分の欲求を通します。大概、秘密主義で報復的、知的で狡猾です。芸術的な嘘つきで感情を奪い取ります。あなたの価値を他人に決めさせてはいけません。あなたの喜びを他人に奪わせないでください。わたしは相手を変えられる、わたしの愛があれば相手は良い人間になる、という風に考えないで。あなたにできることではありません。恋愛関係において安心感が得られない、心が休まらないなら、愛されている・尊重してくれていると感じられないのであれば、その相手はあなたにふさわしくありません。

あなたには幸せがふさわしい！　あなたは愛されて当然の存在なのですよ！