松田有真のミラクルHappy☆Life宮古島~しあわせ島時間~PART.1 宮古島ってどんな島?②

【宮古島の気温や気候は・・・?】

宮古島は、「亜熱帯海洋性気候」に属す島。

年平均気温は23度、年平均湿度は77%。
年間の平均降水量は「2021.0mm」と高温多湿の気候です。

同じ沖縄でも、那覇の平均気温23.1度よりも少し高く、東京よりは7,3度ほど高い気温。
日本の中では、小笠原諸島と共に「最も暖かい地域」に属します。


※宮古島市公式HPより引用
夏の日中の気候は連日30℃を越えますが、四方を囲む海から吹く風が熱さを和らげ、最高気温は33℃程しかなりません。

宮古島と聞くと、冒頭でもお伝えしたように、一年中ハイビスカスやブーゲンビリアが咲き乱れ通年常夏のパラダイス~というイメージがしますが、冬ともなるとやはり、寒いっっ……!

最も寒い1月の平均最低気温は16度。
この頃には肌着やジャケットが欠かせなくなります。

しかし、数か月後の4月上旬にはあっという間に「海開き」が待っているのですね……☆


2012年4月1日海開き前のボランティア清掃の様子

そして、「台風銀座」とも言われる宮古島。
台風上陸の際の強烈なエネルギーは想像を絶する凄まじさでした……(!)

移住後、初めて宮古島で台風直撃を体験した際には、まるで島ごと洗車機の中に入ってしまったかのように思える程の激しさにボー然……!
台風時、窓の外を覗いてみたら、目の前で電柱が折れた場面に遭遇したこともありました。

特に、2012年辰年の今年は、「当たり年」とも言われ、次々と台風が発生しては、宮古島に接近や上陸が続きました。
TVやインターネットなどで、その様子をご覧になった事がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
連日に渡り警報が続くので、中には心配してメールや電話を下さる方もいました。


宮古島台風直撃直後のサトウキビ畑の様子

このような激しい台風や夏の強烈な日差しなどから、農作物への影響や停電等、自然環境としては時に厳しさを感じる面もありますが、宮古島のエネルギーをピュアに保つ大いなる自然の働き、そして島の人々、植物を力強く育む偉大なる太陽の力に畏敬の念を抱くばかりです。

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【宮古島ってどんな島・・・?】

宮古島は、沖縄県内では、沖縄本島、西表島、石垣島に次いで4番目に広い島です。

大小6つの島(宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島)で構成されていて、宮古島を含めた池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島に多良間島、水納島を合わせた8つの島を「宮古列島」と呼びます。

宮古島は、世界的にも珍しい珊瑚礁そのものが隆起してできた島で、地質は島尻マージと呼ばれる「赤土」「琉球石灰岩」「島尻層泥岩」から成っています。
島のほとんどを構成している「琉球石灰岩」は海水の準変動や沈降によって浅い海底となった時に、サンゴ礁が発達してできたもの。


こちらが「琉球石灰岩」

琉球石灰岩は厚い層をなしていて、その厚さは50メートルから島の北東部では120メートルにも達します。
日本国内はもとより、世界的に見てもこのような地盤で占められている島はほとんどなく、とても珍しい地質のようです。

この琉球石灰岩は、島内でも看板や、床、壁、といった建築資材としても多数用いられているのを見かけます。


東急リゾート宮古島内の写真

南国のリゾートの雰囲気が出る資材です……☆

サンゴのミネラル分とサンゴが発する母なる海の「癒しのエネルギー」を豊富に放っている宮古島。
宮古島に来られた方にお話を伺うと、「数日間滞在していただけでとっても元気になった!」という声や、「心も体も癒される~!」「蓄積していたものが全部出て行って、浄化される感じ……!」という声をお聞きする事があります。

まさに島全体がパワースポットであり、ヒーリングアイランドといった印象の島でしょうか。

その癒しのパワーや海や自然の美しさ、温暖な気候、マリンアクティビティー等に惹かれ、毎年、多くの観光客の方が宮古島を訪れています。
ちなみに、2011年の観光客数は33万2473人でした。