171年ぶりの奇跡進行中! リセットのミラクルムーンは、今日を逃すと95年後!

空を見上げて、月を探してみてください。雲がない地域で月が見える方はラッキー! 今日はなんと、天保14年(1843年)以来、171年ぶりの「後の十三夜」。
実は今日のお月様は、大きくなったり地球に近づいたりするわけではないです。

しかし、歴の上での奇跡が生まれました。「十三夜&閏(うるう)月」。閏年は有名でも閏月は、馴染みがないですよね。けれども、今年は閏月があり、今日こそ2度目の十三夜。まさに今進行中。十五夜の中秋の名月(ことしは9月8日=旧暦8月15日でした)も、翌月の「十三夜(ことしは10月6日=旧暦9月13日)」も、見過ごしちゃったじゃないか!!という人は、この瞬間がチャンス!

太陽暦と太陰暦の、調整のために生まれた「後の十三夜」

このミラクルムーンは、天体の不思議ではないけれど、太陽暦と太陰暦の狭間で生まれました。太陽暦は365日。太陰暦(旧暦)は、354日。1年で11日もの差が生まれるんです。その差を、約3年に一度、閏月を入れて調整。今年は9月の後に閏月があることで、上記のようなミラクルに!!

「後の十三夜」は、今世紀はもうないそうです。昔の人が考えた計算はすごいですね。自然と人間の頭脳が調整した賜物とも言えるでしょうか? こじつけかもしれませんが、「折り合い」というものを考える絶好のチャンスですね。「リセット」とも言えるでしょう! こんなはずじゃなかった!という想いは、今日、お月様に誓ってリセット!

今日の月の出は、15時40分。でも、日付が変わり、3時53分まで月が見られます。次にこの「後の十三夜」が見られるのは95年後です!!