「怒りを含んだものを食べない」~ティクナットハン師が導く食事瞑想法

ティクナットハンに学ぶ“マインドフル”な生き方
「怒りを含んだものを食べない」~ティクナットハン師が導く食事瞑想法

食事の際の瞑想法の基本は
頂くことへの「感謝」

ティクナットハン師は、米国シリコンバレーのグーグル本社にて、禅の教えを講義するなど、世界的に知られた禅僧であり、「応用する仏教」の命名者であります。

前回は「食事」を通してマインドフルネスを実践する方法をご紹介しました。
「地球の恵みに感謝し、豊かな心で頂くこと」。常にそれを意識しながら食事に向き合うことが、マインドフルネスへの一歩となります。
では、実際の食事の際におすすめの食事の方法をご紹介します。

【食事の実践】
●月に二週間はベジタリアン生活を
月の半分はベジタリアン食にして自分の健康と環境を守ろう。もし肉や卵、乳製品を摂取する時には、できるだけ健康に育った、怒りを含まないものを摂るように。

●ひと口に30回噛む
口のなかで食べ物が液状になるまで噛むことでとても消化のしやすい状態になり、胃腸にもやさしく、より多くの栄養をえることができる。飲み物も噛むように食べよう。

●よりよいものをより少なく
質のよい食事を少量食べること。私たちの胃袋は目が思っているよりも小さいもの。有機野菜など、栄養豊かに育てられたものを選ぶ。値段は高いけれど、その分少なく食べればよい。

また、プラムヴィレッジでは、正式なお茶の瞑想の時間が実践されていますが、日常生活の中でも実践しやすい形にアレンジしたものをご紹介します。お茶と共に呼吸を戻しましょう。

【お茶の瞑想】
①どこでも、誰とでもできる
 「ちょっと一息入れよう」。そう思った時が、必要な時。一人の時でも誰かと一緒の時でも、外でも家でも息を整える時間をつくろう。

②お友達の顔を見てにっこり
誰かと喫茶店でお茶をする時、運ばれてきたお茶を前に、まずはこれからのひと時を共にする相手ににっこりほほえむ。それだけで幸せ。

③ひとりの時には、カップを見てにっこり
自宅でお茶を楽しむ時は、感謝の言葉を口に出してもいい。豊かな気持ちでお茶を用意して、ティーカップにほほえもう。

④あなたから拡げよう
一人でも大勢でも、お茶を味わう時間があるという奇跡に感謝し、ゆっくりと味わおう。あなたがゆっくり味わえば、きっとその時間の流れが周囲にも波及していくはず。

 

「食べる瞑想」も実践できる!
5/10(土)ビジネスセミナー開催!

ティクナットハン師の教えを受け継ぐアジアの導師が来日し、すべての社会人に必要な人間力を養う1Dayセミナーを開催!(※ティクナットハン師の来日はありません)

内容は一日の行程がすべて瞑想。ご法話、食べる瞑想(昼食にはベジタリアン弁当がついています)、歩く瞑想など。自分自身のこと、周りのことを深く見る目を持ち、無意識から意識へと変革に導きます。

経済の世界でも、禅の学びが活かされようとしています。マインドフルネスをビジネスでどう活かすか。思いやりや他者への理解などが、ビジネスの成功と共生するものだということを皆様とシェアします。

1Dayセミナー「幸せになるビジネス〜コミュニケーション力の磨き方〜」
【開催日時】2014年5月10日(土)10:00〜17:00
【場所】東京グランドホテル 桐楓の間(キリカエデノマ)
【料金】15,000円
■お問い合わせ・お申し込み■
株式会社エルアウラ
Tel.03-5778-3290
http://www.trinitynavi.com/products/detail.php?product_id=933
※その他の来日・企画は、『微笑みの風』(http://www.windofsmile.com)をご覧ください

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