インドの女神さまが日本にやって来た!インドのお祭りドゥルガ・プジャPART.1

先日、インドの女神さまに会いに行ってきました。ドゥルガというたくさんの手を持つ女神さま。日本には、千手観音として伝わりました。インドでは、9月から10月に地上に降りてくると信じられており、すべての悪や災いを退け、母なる慈愛で守って下さる存在なのです。この女神さまをお迎えするために、毎年盛大にお祭りが行われます。そのお祭りは、ドゥルガ・プジャと呼ばれ、インドのベンガル地方などで行われる、ヒンズー教の最大のお祭りの一つなのです。

そのドゥルガ・プジャが、日本でも毎年、東京で体験できるんですよ~!今年は北赤羽駅近くの、浮間区民センターで開催されました。主催は、在日ベンガル人により2007年に設立された、コルカタ カルチャー ソサイティ ジャパン(KCSJ)。日本とも深いご縁のあるベンガルの文化を伝えたいという思いで、活動されています。

ドゥルガ・プジャの一番の見どころは、なんといっても、インドの女神さま、ドゥルガのご神体!インド文化のイメージって、やっぱりきらびやか。ボリウッドの映画、唄って踊って、キラキラ衣装のきれいな女性のイメージがあります。そして、ドゥルガのご神体も、まさにそのまんま!ド迫力です~。

女神さまを地上に降ろす儀式

「お祭りの初めに、女神さまを地上に降ろす儀式がある」と友人に聞いていた私。なんだか本格的で、とても興味がありました。「早めに来ると、神様とつながりやすい」とも!たくさんの種類の花やお菓子、果物などの御供えものをして、僧侶がお経を延々と唱え、女神を呼びます。この儀式にたっぷり1時間ほどかかります!

1時間以上かけて女神さまを地上に降ろす儀式が終わると、今度はインドの祈祷、プスパンジャリ(プスパは花、アンジャリはお祈りを意味します)が始まりました。一般の日本人も参加してよいということでしたので、せっかくの機会、参加してみました♪サンスクリット語のマントラが唱えられ、あとについて、同じ言葉を唱えます。多くのインド人の家族が熱心に祈祷に参加していました。インドの祈祷は、初めてでしたが、心が浄化される感じで、貴重な体験でした。

 

(PART.2につづく)
PART.2は明日掲載です♪