富士山靜養園・山本竜隆先生×NPO法人IAOH JAPAN代表・鶴見明世さん リトリート開催!(後編)

シャーマニズムの感覚を取り戻す

アンドルー・ワイル博士の統合医療プログラムを修了した医師・医学博士であり、現在富士山靜養園を務める山本竜隆先生と、IAOH(国際ヒーリング協会)が日本人で唯一認定したヒーラーである鶴見明世さん共催のリトリートプログラムの開催が決定しました。
今年の癒しフェアでも、コラボトークショーを行い、参加者の皆様から大きな反響をいただきました。
お二人は、医師とサイキックシャーマンという異なる立場でありながら、シャーマニズムに基づいた「癒し・ヒーリング」への取り組みを行っていらっしゃいます。
今回、山本先生と鶴見さんが共催で行うリトリートプログラムが実現しました!

「人間は自然の生き物である」という認識。
いつもは忘れているこの感覚を呼び覚ます自然体感型プログラムは、富士山麓にある山本竜隆園主のリトリート、「富士山靜養園」で実施します。
普段、ふと感じる何気ない事柄。
これらに何か意味が含まれているとしたら……。
生活に関わる様々な事象が実は、ヒーリングと結びついているとしたら……。
その「気付き」を得るきっかけを、山本先生と鶴見さんと共に体感してみませんか?

開催に当たり、リトリートプログラムの詳しいお話を、お二人にお伺いしました。今回はその後編!
自然治癒のスペシャリストであるお二人だからこそ実現したスペシャルプログラムです。

 

Q3
今回のリトリートツアーで行われる、「自律神経・良導絡検査」の具体的な内容を教えて頂くことは可能でしょうか。
検査方法と、もしも乱れていると分かった場合、改善することは可能でしょうか?

■山本先生
微弱な電流を流しながら、東洋医学でいう経絡の流れをみるものです。全体的な虚実や、五臓六腑のバランスをみる検査で、この結果から、漢方薬や鍼灸の治療につながったり、英気を養うのか、デトックス系が相応しいのかを判断したりします。
また臨床的には、通常の西洋医学的検査では異常がないものの辛い、とい方が検査をされると、身体のバランスの崩れと、今ある症状または出やすい症状がピックアップされます。この症状が、患者の症状と極めて高い確率でマッチングします。

 

Q4
「シャーマニズム体感」の具体的な内容を教えて頂くことは可能でしょうか。

■鶴見さん
「富士山靜養園」のリトリート前にとてもきれいな池があります。その池の周囲だけでも、場所により「何か感じる」ものが違うのです。
また、池を時計廻りに回るとこんな感じ。でも、反時計廻りに回ると、あれ?何か感触が違う。何度やってみても、そうなんです。例えば、こういう事を感じ取るのがシャーマニズムの基本なんです。
シャーマニズムとは単なる「霊感」と一言で片づけられるものではなく、いろいろな要素を含んだ、科学的内容と非科学的内容を結び合わせる触媒となる、というような事なのです。
それを可能としていくには、「非科学的もしくは目に見えず、科学で未だ解明されていないものを的確に感じ取る」という事が必要となってきます。
何かをして、ふと疑問に感じる。何か違う、という感覚や意識を抱く。
この岩石とあちらの岩石の手で触った時の感覚の差。「これは何?」……というような意識を抱く感覚を体感していく。これが富士山靜養園でのシャーマニズム体験です。決して、降霊術を行ったりするわけではございません。私は怖がりで、そういう事は苦手なんです(笑)

■山本先生
自然湧水や野生のハーブを用いて、自然とつながること、また人と人がつながっていくこと、そして人を癒す要素が自然環境のなかにはたくさんあることを、感じたり理解することだと思います。
朝の散歩や霊峰富士山からの日の出を拝んだり、湧水を飲んだり(お水取り)をすることでその感覚を体感できるでしょう。

 

Q5
ヒーリングセッションの具体的な内容を教えて頂くことは可能でしょうか。
鶴見さん、山本先生ご両名で行うのでしょうか?

■鶴見さん
私は基本、タロットカードを使ったセッションが多くなります。ご参加者さんのご希望により、タロットセッションになったり、山本先生の医師としてのご体験に基づく車座談義になったり、といろいろとご参加者さんのご希望に沿いたいと考えております。

 

Q6
富士山靜養園の場所を選んだ理由を教えていただけますか?
何か特別な意味がある土地なのでしょうか?

■山本先生
HPにも掲載していますが、霊峰富士が近くにそびえ、自然湧水や自然林があり、さらには日本を代表するレイライン上にあることが大きな理由です。そして、中山気候(標高300-1000m)であり、20000坪の敷地があることも、理由に挙げられます。
4年半の土地探しの末に、聖地と実感した土地です。

 

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■リトリート詳細
費用:1泊2食付・2人一部屋(上記プログラム参加費)で20,000円(交通費別途)
(一人一部屋使用時は3,000円の追加料金が必要です)

※食事は、マクロビオティック基づいた食事となります。

参加資格:自然療法に関心があり、自然を大切にする20歳以上の成人
(最低実施人数8人、定員18人)
歩き易い服装もご準備ください。

・主催
NPO法人 IAOH JAPAN http://iaoh.jp/
富士山静養園 http://mt.fuji-seiyoen.com/

お申し込み・お問い合わせはこちら
iaoh.jp@gmail.com (メールでのご対応となります)

 

■プロフィール
山本竜隆(やまもとたつたか)先生
朝霧高原診療所院長、富士山靜養園園主
聖マリアンナ医科大学、昭和大学医学部大学院卒業。
米国アリゾナ大学医学部統合医療(Integrative medicine)Associate Fellow(2000年~2002年)修了。タニクリニック副院長(東京・日比谷)、聖マリアンナ医科大学予防医学助手、統合医療ビレッジ総院長(東京・四谷)、中伊豆温泉病院内科医長、(株)小糸製作所静岡工場診療所所長・統括産業医などを経て現職。富士山麓のレイライン上にリトリートを開設。

鶴見明世(つるみあきよ)さん
幼少時よりある種の直観に秀で、独特の世界観と観念を持つ。中学入学をきっかけに「どうしても必要だと思い続けていた」Tarot cardを入手し独学を開始。
以降、現在に至るまでReading方法及び解釈法は独学で継続中。学生時代よりReadingの実践を開始、社会人として会社勤めをしながらReadingを継続。出産後は育児に一時専念した後に実践の場に復帰し、現在に至る。
2006年、スイス・バーセルにて行われたドイツ国際ヒーリング協会コングレスに招聘、Shamanismを基盤とするReadingに於いて社会事項分析能力及び疾病に関する洞察能力・治癒実践をPsychic Shermanとして認定され、ドイツ国際ヒーリング協会(IAOH/IVH)公式認定ヒーラー資格を取得。
2011年、国際NPO組織ドイツ・スイスインターナショナルヒーリングアソシエイション(IGGH)最高顧問に就任。表千家茶道師範・草月古流華道師範。

 

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