「食べて、祈って、恋をして」エリザベス・ギルバートさんインタビューPART.2

もっとも気をつけなければならないのは、精神的に(もしくは性的、経済的に)たくみに利用しようとする「師」と名乗る人々のことです。
「食べて、祈って、恋をして」エリザベス・ギルバートさんインタビューPART.2

愛は、答え

全世界41カ国で刊行され、700万部を突破する世界的ベストセラー「食べて、祈って、恋をして」の著者エリザベス・ギルバートさんにTRINITY48号でインタビューを行いました。

本日は誌面で紹介しきれなかったインタビュー第二弾をお届致します。

この記事を読んだ方で、インドに修行に行きたいと感じている方にアドバイスを頂けますか?

インドに修行に行きたいという人にはいつも一つの本を勧めています。それはアメリカで発売されているもので「From Here to Nirvana」(翻訳書無し)というものです。インドでのスピリチュアルな旅行のガイド本です。
これはアシュラムとインドの精神的指導者のガイドブックです。かなり助けになります。

どこであろうとスピリチュアルな勉強のコースを選ぶときは、とても注意深くならなければいけません。もっとも気をつけなければならないのは、精神的に(もしくは性的、経済的に)たくみに利用しようとする「師」と名乗る人々のことです。
彼らに惹きつけられる前に、私達は自分の直感と理性を決して失わないようにしなければなりません。

インドで出会った友人が、ソウルメートの定義は、「自分にぴったりくる相手ではなく、人生の最重要人物であり、あなたの壁をこわし、叩き起こし、そして去る」だ、と言う場面があります。エリザベスさん自身は、ソウルメートとは、どのような人のことだと思いますか?

私の友達、テキサスのリチャードによると、ソウルメイトというのは、鏡を使ってあなたの最も深い部分を映し出す人のことです。
あなたは彼を通して自分自身をもっとも明白に見ることができます。
ソウルメイトは人生で重要な役割を担いますが、あなたにとって快適な存在であるとは限らりません。必ずソウルメイトと結婚しなければならない、というわけではないのです。
彼はただあなたの人生に現れ、もっともあなたが学ばねばならない重要な人生のレッスンを与え、去っていくかもしれません。
そんな時は、あなたはただ、流れに任せ、前を向いて進むべきなのです。
インドで瞑想の修行をし、なかなか集中できない、という場面、とても共感しました。瞑想を深めるために必要なことはなんでしょうか?
私はすべての人が瞑想する必要があるとは思いません。全ての人が私と同じ道を通る必要がない、ということは繰り返し申し上げます。
しかし、瞑想は私にとってはとても有効でした。

なぜなら私は私のマインドがどのように動いているのか、ということについて、それまで全く学んでおらず、人生のほとんどを突っ走ってきたからです。

瞑想において、私は強制的に自分の内面と対峙することになりました。
「あ! これが私の強迫観念なのね! これが私のもっとも暗い恥! これが私が恐れていること! これが私が痛みを感じないために、つくりあげた大きな障害物!」というように。

瞑想を通して、時間と共に自分自身を深く、親密に知ることができ、自分自身のおろかな人間性ですら許すことができました。

「食べて祈って恋をして」がベストセラーになった後、次作を書くのをプレッシャーに思うことはありましたか?その後も精力的に出版されていますが、創作活動に行き詰まることは無いのでしょうか?

いくらかのプレッシャーはありましたけれど、私はそれが単なる幻想だということを知っていました。(つまり私は自分自身のプレッシャーを与えていたのです。世界中の全てが私を見ている! って。でも、ねえ? 全世界が着目する人なんて、一人もいませんから! )
それに創作において、大切なことはただ一つです。それは、私が書く事を愛している、ということです。
そして、この愛が私を不安に打ち勝たせたのです。
(おわり)