直観医療 矢崎智子先生インタビュー「有害物質が心身に及ぼす影響とは」

シータヒーリングマスター&サイエンスでもある、医師・矢崎智子先生。Trinity vol.48では、心と身体のクレンジングについてお話を伺いました。有害物質を排出するキレーションをお勧めするのも、ほとんどの人が影響を受けているからだそうです。本誌に入りきらなかったインタビューをご紹介します。

重金属から、食べ物、お酒、栄養素も!
物質のエネルギーが心身にもたらす影響

矢崎先生:
『多かれ、少なかれ、誰もが重金属や有害物質の何らかの影響を受けていると思います。
シータヒーリングの創始者であるヴァイアナ・スタイバルさんによると、重金属だけではなく、ウイルスとか、細菌、カビも思考パターンを持っています。水銀ならば無防備で犠牲的……など。
それだけではなく、食べ物、空気、カルシウムやビタミンなどの栄養素、お酒もエネルギーを持っていて、心と身体に影響します。ですから、自分に不要なものは抜いていく必要があるのです。

水銀の影響が強い人は、パッと見たら特徴が分かります。映画「アリス・イン・ワンダーランド」のジョニー・デップが演じた帽子屋に見た目が近いですね。
水銀の影響を強く受けている人は、本人も水銀のエネルギーになっていると思うのです。それが、どこまでがその人本来の性格なのかというのは分かりづらいよね。

また、水銀だけじゃなくて、鉛やカドミウム、ヒ素、銅、ウイルスなども複合的に絡んでいます。ですから、シータヒーリングでは、本当に自分の感情なのか、ウイルスや重金属による感情なのか「分けなさい」と言われています。

感情を分けるために、シータヒーラーの場合はよく「創造主に聞きなさい」と言われます。創造主というのは、ワンネスのすべての源。仏教だと“空”と呼ばれていて、量子力学だと“ゼロポイントフィールド”と呼ばれる存在で、シータヒーリングでは擬人化されているので、そういう存在に聞くわけですね。創造主の究極の真実の観点で観た時に、“それは水銀の感情だね”と教えてくれます』

シータヒーリング的直観力の磨き方

矢崎先生:
『スピリチュアルというと、現実逃避のように考える人もいるかもしれませんが、そうじゃないと思うんですね。
たとえば、「今、ココ」を追求していくなかで、ご飯だって食べなきゃ生きていけないし、稼ぐ必要もある。けれども、同じことをやっていても、ネガティブな気持ちで追い回されて行うのではなくて、今ここにある現実をいかに充実して生きていくかというところだと思うのです。
その方法の一つとして、瞑想をするのもいいし、身体を動かすというのも凄くいいですね。何か一つのことを現実的に一生懸命やること。一つの作業をしているとトランス状態になることってありますよね。それはある意味、何かにつながっていると思うのですよね。
自然にアンテナが開いていって、直観が磨かれるのかなと思います』

<Profile>

矢崎智子
アタナハクリニック院長。日本では数少ない機能性医療の専門家であり、シータヒーリング マスター&サイエンスインストラクター。直観医療、機能性医療、自然医療を統合した治療を行う。
http://atanaha-clinic.jp/