ココロセラピストが考える!「カオリの話」~癒しの香も使い分けて~

癒されない環境

突然ですが僕の黒歴史をお話します。実は、これを言うと軽蔑されそうで怖かったので敢えて伏せて来ました。しかし、時代は変わり癒しの時代に突入したからこそ、この経験を通して僕が学んだことをあなたにシェアしたいと思います。もしかしたら、この話をすることで、僕を頭のおかしい人だと思う人が出てくるかもしれません。それでも、癒しの本質を追究する真面目で知的な方が読者層の大半を占めているので、こちらも怯えてばかりいないで本音で真っ向勝負したいと思います。

実は僕、煙草の臭いが原因で仕事を辞めた事があります。もちろん、仕事が僕に向いていなかったのかもしれませんし、辞めた原因は他にもあると思います。スタッフさんたちはとても知的で紳士的な方々でした。その人たちと一緒にいるだけで、自分までスマートな人と思われるであろうとてもイメージの良い仕事でした。もちろん分煙はされていました。歴史ある会社だっただけに、喫煙マナーなど無い時代から、その場所で発展を遂げて来たこともあって、どんなに分煙していても煙草の臭いが建物中に染みついてしまっていたのです。

精神的に臭いが気になっているだけなら気合と根性で耐えられるかもしれませんが、具合が悪くなってくると、とてもではありませんが仕事になりません。仲間に迷惑をかけるだけです。

たぶんこれからの時代は、労働条件にニオイも重要なウェイトを占めて来るのではないかと思います。さすがに「臭いがキツイので辞めます…」という退職理由を述べる人は殆どいないと思いますが、給料も、その他待遇も良いのに離職率が高い会社があったら、ニオイを意識して見ると良いかもしれません。

ちなみに煙草批判をしたいのではありません。ニコチンの話をしたいわけでもありません。ニオイというのは、人間に強い影響を与えるという話をしたいのです。だからこそ『アロマセラピー(英)/アロマテラピー(仏)』が流行っているわけですよね。ニオイは一瞬で脳に到達します。だから、素敵な「匂い」なら一瞬で「快」の状態になり、嫌いな「臭い」だと一瞬で「不快」になってしまうとも言えます。

世のなかにはさまざまな「アロマ(香り)」がある

これは煙草やアロマだけの話ではなく、香水や食べ物のニオイも含めて言えることだと思います。どんなにイケメンを発見しても、強烈な悪臭を放っていたら、近寄れませんよね。女性は特に香水を利用している方も多いと思うのですが、自分好みの香りであったとしても、誰と会うのか、何をするのか等の状況に合わせて香水を選んだ方がいいかもしれません。今は昔の話ですが、かつて電話ボックスがあちこちにあった頃、香水が強烈な女性が使った後は狭い空間だけあって、ものすごくニオイがこもってしまって一部の男性は黙って耐えていたという話を聞いた事があります。もちろん香水をまとっている女性に悪意なんてありません。逆に、せっかく素敵な匂いを楽しんでもらおうと香水をつけて来たのに、目の前で煙草をプカプカと吸われてしまったら、せっかくの努力も水の泡ですよね。

目に見えないからこそ、使いこなせばコミュニケーションにもとても有効ですよね。もちろん苦手な人と関わりたくないからとわざと臭くするのは危険すぎるのでお勧めしませんが…。

好きな相手、仕事相手の好きな匂いをそれとなく聞き出して見るのも案外役に立つかもしれません。

 

■山﨑達巳さんの「癒しフェア 2013 in TOKYO」へのご出演が決定しました!
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