『心理セラピスト』が教える! 食から見る空気の読める人、読めない人

『心理セラピスト』が教える! 食から見る空気の読める人、読めない人

人生で一番大切なものは、空気を読む力!?

「空気を読めない人」という属性の人たちがいます。文字を読めないのと同じか、もしくはそれ以上に生きづらさを感じる人たちかもしれません。この『空気の読解力』は生きて行く上で学力よりも腕力よりも財力よりも大切なスキルと言えるかもしれません。ちなみに大丈夫だと思いますが、これは空気中の酸素や二酸化炭素の動きを肌で感じ取るスキルの話ではなく、<場>の空気、つまりTPOをきちんと理解するスキルの話です。専門用語では「ソーシャル・インテリジェンス」とも言います。

「え?空気を読めない人?嗚呼、TATSUMIさんのことですね!」と、真っ先に僕の名が浮かんできそうな気がしないでもありませんが、最初に謝っておきます。もし、僕が空気を読み違えていて、あなたに迷惑をかけていたら反省もしますし、改善の意思もありますので今後とも末永くお付き合い下さればと思います。

自分が空気を読めているかどうかという問題はちょっと違いますが、自分以外の人が空気を的確に読める人かどうか見極める簡単な方法があります。ビジネスや恋愛で「今後、この人を信頼して大丈夫だろうか?」と見極めたい時などに、ぜひ参考にして下さい。

それは「食」です。食は三大欲求の1つでもあるのでとても重要な行為です。これをせずして人間は生きてはいけません。この時の言動が空気を読めるか否か、今後関わっていくにふさわしい人かどうかの大きな目安になります。細かいテーブルマナーの話ではないので、それだけ補足しておきます。

食で分かる“空気読める度”

まず何処で食べるか決める時が大事です。よく「何処でも良いよ」「何でも良いよ」という方がいます。ここでタイプが大きく2つに分かれます。1つは「相手に従います。異論はありません」というタイプ。もう1つは「察してね」というタイプ。もちろん空気が読めない率が高いのは後者です。何でも良いと言いながら何でも良いわけではない。その人が喜びそうなものをチョイスしなければならない。この手のタイプは自分が気に入らない意見が出てくると「うーん。それはちょっと…」など否定的な意見を言って来る場合が多いです。でも、自分の意見は言わず場の空気をどんどん濁らせて来るのです。いわゆる優柔不断タイプです。ポイントは、その人の根が良い人か悪い人かは関係ないということです。空気を濁すという事は、つまりあなたの寿命を無駄に奪っているということなのです。お互いに提案が無くて決定しない場合、もしくはその選択そのものをコミュニケーションとしている場合は問題ありません。

次にお店が決まった(決めて貰ったor最初から決まっていた)時の対応です。たとえば初めて入るお店に行って、食べた料理が好みでは無かった。もしくはサービスが気に入らなかった場合。この時に大切なのは味そのものやサービスそのものではなく、それに対してどう自分が振る舞うかです。空気が読めない人は「あんまり、美味しくないよね……」「感じ悪い店だよね……」「無駄に高いよね……」などと声に出して、あるいは顔に出して主張します。確かにその通りなのかもしれませんが、ネガティブな食事の場を作ってしまうと、ビジネスでも恋愛でもその時間は円滑ではなくなってしまうのです。

不快な時間を過ごさなければならなくなるのです。そうなってくると、悪いのは必ずしも店側ではなく、ネガティブな空気を作りだした本人という事になります。如何にも自分が被害者のように振る舞われると、お店を選んだ人に責任があると言われているような気分になって来ます。もっと良いお店を知っているなら自分から次回のセッティングを自分がさせて欲しい旨を伝えれば良いのです。どうしても店を変えたければ「奢るから他の店に移動しない?」など具体的な代案を出せばいいのです。

空気を読める人は、空気を変えられる人

空気を読むという事は、その場の状況を理解するだけではありません。空気の流れに従うのか、空気の流れを変えた方が良いのかを考えて実行するという事も含まれているのです。

「空気を読む」の「空気」とは実に素晴らしいたとえです。まさに生きて行く上で無くてはならないモノなのです。空気を濁らせたり、強引に相手が望まぬ方向に流れを変えたりしたらどうなるでしょうか。要するに不健康になってしまうのです。

今、お話しした例だけでも、その人の人間性が見えてきます。関わることでどうなるか簡単な未来なら予測もできます。排気ガスのような空気を作るタイプの人にはできるだけ近寄らない事をお勧めします。どうにもならない場合には、あなたが空気を読み、状況を打開するように意識して見て下さい。くれぐれも自分自身が同化して排ガス製造機にならないでください。言い方を変えれば、これは環境破壊と同義なのです。
昨今、自己主張の重要性が強く言われるようになりました。心理テクニックを駆使して相手を操ろうとする傾向なども見られるようになって来ました。

もちろん相手に自分の考えや想いを伝えるのは大事ですが、空気というのは言うなれば共有財産です。空気を的確に読み、スマートに使うように心がければ自他ともに当然心身は健康になります。

あなたは高性能なエアクリーナーのように、状況に応じて空気の質や流れを良い方向に変えて行く能力を持っています。あなたと会う事で、場の空気が良くなって、ひとりでも多くの方が幸せになることを心よりお祈りしております。