『心理セラピスト』が教える!「癒しの本質」とは~一瞬で永遠の癒しを手に入れる?~

『心理セラピスト』が教える!「癒しの本質」とは~一瞬で永遠の癒しを手に入れる?~

癒しの本質とは?

よく聞かれることがあります。「簡単で、お手軽価格、もしくは無料で至福の癒しを得られて生きる喜びを取り戻して明日につながるような、それでいて効果が永続的に続くような方法はありませんか?」という趣旨の内容です。もしくは「医者にかからず、カウンセリングも受けず、薬を飲まず、悩まず、苦しまず、会社や家族や友人に理解され、何のリスクもデメリットも無しに心の病を治す方法を教えて下さい」というものも少なくありません。

そういう質問が浮かんでくるのは構わないですが、それを心理セラピストに質問するのは、ちょっと違うかなと思う今日この頃です。「なんだ。セラピストのくせに、結局何も知らないし出来ないんじゃないか……」とセッションも受けずに言ったら営業妨害と思われますので注意して下さい。

僕の主張は日々単純明快で「その場しのぎだけの一時的な癒しの先に本当の幸福は無い」ということです。癒しの媒体でこんなことを書くと、気でも触れたかと思う人もいるかもしれませんが、これは大事なことなので敢えて書くことにしました。

宇宙の法則を完全に無視して神をも超越するパワーや叡智を持っている人であれば可能かもしれませんが、そういう人はおそらく僕と話をしようとなんて思わないと思います。

ちなみに僕は対処療法的な一時的な効果をもたらす癒しを否定しているわけではありません。どちらかといえば、かなり好意的な方だと思っています。僕自身、体力的に弱っている時は栄養ドリンクを飲みますし、それこそ自身がカラーセラピストである事もあり、ヒーリングカラーを積極的に取り入れたりもしています。運気を上げるためにパワーストーンを身につける事もあります。眠れない夜はアロマを活用したりもしています。

ただ、それは『+α』として役立つのであって、それらが自分の意思や意志さえも無視して幸せに導いてくれると言うわけではないのです。本当に癒されたいのなら、良いですか。ここが一番大事です。必ず覚えて下さい。心から癒されたくて、心から幸せを感じたいのであれば『心』を大切にしてください。モノではなく、心にフォーカスして下さい。心が喜んでいるのか悲しんでいるのかは、心を意識しなければわからないのです。慣用句的な表現をするなら「心の声を聴く」ということです。

ココロと向き合う時間を持つ

心を意識せず、心を無視していたら、ガムシャラに仕事をしても不満しか残らないかもしれません。家も、ただ帰って寝るだけの存在だと思って、そこに住む家族たちの心を無視したら、機能不全家族になってしまうかもしれません。心は、自分にも自分以外の人にもあります。冒頭の質問をもう一度読み返してみて下さい。自分以外の人の心は完全に除外していますし、自分自身の心の現状にすら関心が無く、手段も目的も関係なく、とにかく癒されたいという荒唐無稽な質問ですよね。そもそも、そこまでのレベルで癒しが必要な程の環境にいるから、癒しが必要なわけで、仮に、その場しのぎの癒しを得たとしても、その環境を改善しない限り、癒しも幸せもないのです。

「何故、私の心は泣いているの?」
「何故、私の心は重くふさぎ込んでしまっているの?」

できれば、対処療法的な癒しを取り入れながらで構いませんので、心の声に耳を傾けてあげてください。心の中に、子供の姿の自分(インナーチャイルド)がいるとイメージしながら、大人の理屈ではなく、純粋な子供と語りあうように接して見て下さい。そうすることで、本当に求める癒しや幸せの具体的な何かが見えてくるはずですよ。
現代社会はスピードの時代です。考える時間も、感じる時間も無い程、忙しい時間です。一体、僕たちは何に怯え、何故そんなに全力疾走しなければならなのでしょうか。

心を意識する暇さえ与えない。こんな能力を持っている人物(?)がいるとすれば、それこそ悪魔なのかもしれません。

…と、熱弁してしまいましたが、実は、この記事を読んで下さっている方々は、知的で精神的なレベルも高い方々なので、それほど心配していません。もし、あなたの周囲に心の存在を忘れてしまっている人がいたら、こっそりヒントを与えてあげて下さいね。