アーユルヴェーダ・インタビュー第4回~蓮村誠先生PART.5 最終回~

アーユルヴェーダ・インタビュー第4回~蓮村誠先生PART.5 最終回~

アーユルヴェーダの情報サイトであるアーユルヴェーダライフさんが、アーユルヴェーダの権威の方々に行ったインタビューをTrinity WEBでもご紹介させて頂けることになりました。5000年の歴史があるインドの叡智、アーユルヴェーダ。その深い叡智をご紹介します! 今回は、蓮村誠先生のインタビュー第五弾です。

クリニックにおけるアーユルヴェーダ診療

-先生のクリニックにおいて行われているアーユルヴェーダの診療についてご紹介頂けますか。

初めて診察の方においては、まずは大体1時間を掛けて問診・脈診を行い、患者さんの心身全体の状態を詳細に診ていきます。そして、それらを踏まえて食事や生活スタイルの指導、必要によってハーブや薬草等の提示を行っていきます。薬草については、大抵2~3種類を提示しますが、その内容は色々なものがあります。

例えば、消化器や排泄器官の働きを本来の状態に整えていったりするものがありますが、これらは単に身体の働きを整えるというだけではなく、身体の中に溜まっているアーマと呼ばれる毒素を浄化するためのものであったり、オージャスや免疫力を高めるものなどを併示しています。

また患者さんの状態によっては、クリニックで行っている様々な施術についてもご紹介をしていきます。これらの施術については、1日単位で行うものや、何日もかけて行っていくものなど様々な種類があります。患者さんには大体1~2ヶ月毎に通って頂き、病状や健康状態の確認を行いながら治療を進めていく形となります。ご相談に来られる患者さんの病状は様々で、内科・婦人科系や心療内科的な症状など多岐にわたりますが、いずれの患者さんに対しても、アーユルヴェーダの食事や生活面の改善指導を行っています。多くの人がご自身の身体においてあまり好ましくない食生活を送られている場合が多く、それらはその人の症状に影響を与え、また病気の原因にもなっていますので、食生活や生活スタイルの改善はとても大切なものになります。

先生からのメッセージ

-記事をご覧いただいている皆さんへアドバイスやメッセージを頂けたらと思います。
私たちのクリニックに最近来られる皆さんの中で、特に震災以降ですが、精神的に弱っている、あるいは疲れているという方が本当に多くいらっしゃるように思います。病状のご相談のメインがメンタル的な内容ではなかった患者さんも、実際には精神的に不安定であったり弱っていたりするという方が少なくありません。

「やる気がなかなか出ない」「気持ちが疲れてしまっている」「漠然と悲しい気持ちが溜まってしまっている」など、メンタル部分における問題を抱えてしまっている方が大変多いように思います。震災そのもののショックも勿論ですが、それ以降の不安定な社会・経済状況が続く中で、皆さんが少しずつ疲れてきてしまっている部分もあるのだろうと思います。

人はそうした精神的に疲れたり弱ってくる状態になると、多くの場合、身体が冷えてきてしまうようになります。関連して消化力も落ちてきます。 そのような身体の状態においては、とにかく冷たいものは飲食するべきではありません。身体もなるべく温めるようにします。温かいお湯を飲むようにするなどして、胃腸も温めるようにします。お風呂などでは半身浴などを行い、とにかく身体を温めるようにしていきます。身体の中を温めると、身体の中に「火」が戻ってくるようになり、内側から元気を取り戻すことが出来るようになります。震災以降、日本はなかなか元気の出ない状態にあると思います。

社会や経済にも活気がなく、各方面の産業も大きく発展しているわけでありません。日本全体が元気がなく、まさに冷え込んできているような状態です。こうした状況の原因のひとつには、一人ひとりが、皆さん冷えているからなのかも知れません。社会とは人々が集まって成り立っているものですから、一人ひとりが冷えてしまっていると全体に伝播していくわけです。ですから、皆さん一人ひとりが元気になれば、社会もまた元気になっていくものだと思います。

アーユルヴェーダの智慧を活用し、是非皆さんがどんどん元気になっていただきたいと思います。アーユルヴェーダは、人々が元気に健康になって、幸福に生きていくための科学です。学問ではありながら、実際に楽しみながら実践し体験して頂いて、アーユルヴェーダによって自分が健康になっていくことの実感を持って頂けるようになったらと心から願っています。

-貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

ありがとうございました。

~おわり~

★PART.4はコチラ
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■転載元:アーユルヴェーダライフ
http://www.ayurvedalife.jp/
(運営サイト:アーユルヴェーダスタイル)
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■取材協力
医療法人社団邦友理至会 マハリシ南青山プライムクリニック
http://www.hoyurishikai.com/

■今回のインタビューでおうかがいさせていただいた場所)

医療法人社団邦友理至会 マハリシ南青山プライムクリニック
〒107-0062 東京都港区南青山1-15-2
お問い合わせ       Tel:03-5414-7555
ホームページ       http://www.hoyurishikai.com/

マハリシ・アーユルヴェーダ専門医療機関としては日本初の広域医療法人である私たちは、1992年よりマハリシ・アーユルヴェーダ専門医療機関として医療活動を行って参りました。
マハリシ・アーユルヴェーダは、対症療法を得意とする現代西洋医学に対し、個々の生命力(自然治癒力)を高め、各種症状の軽減、病気の予防、そして健康増進を実現するための医療です。
また、2005年には多くの方のご要望にお応えすべく新たに美容プログラムも拡充させ、マハリシ南青山プライムクリニックを開設いたしました。