アーユルヴェーダ・インタビュー 第2回~パルタップ・チョハン先生PART.2

アーユルヴェーダ・インタビュー 第2回~パルタップ・チョハン先生PART.2

アーユルヴェーダの情報サイトであるアーユルヴェーダライフさんが、アーユルヴェーダの権威の方々に行ったインタビューをTrinity WEBでもご紹介させて頂けることになりました。5000年の歴史があるインドの叡智、アーユルヴェーダ。その深い叡智をご紹介します! 今回は、パルタップ・チョハン先生のインタビュー第2弾です。

アーユルヴェーダ・インタビュー

インド・ファリダバドにメインのクリニックを置き、インド各地にもパンチャカルマセンターを持つ、ジヴァ・アーユルヴェーダ(アーユルヴェーダ医師)のパルタップ・チョハン先生にインタビューの機会をいただきました。

パルタップ・チョハン先生率いるジヴァ・アーユルヴェーダのクリニックには、インド国内外から年間約2万人もの人々が訪れ、2007年にはアーユルヴェーダの分野で目覚しい貢献をした人に贈られる「オールインディア・ダンヴァンタリ賞」を受賞され、世界的に最も精力的にアーユルヴェーダ普及活動を行っているアーユルヴェーダ臨床医のお一人でいらっしゃいます。

今回は、日本でアーユルヴェーダを学ぶ生徒さん達の研修のための渡印の機会に、インド・ファリダバドにてインタビューが行われました。

インドにおけるアーユルヴェーダ診療

-インドにおけるジヴァ・クリニックではどのような病気の相談が多いのでしょうか。

ジヴァ・アーユルヴェーダにはコールセンターがあり、毎日約5,000人から健康相談の電話がかかってきます。
それらの相談には150名ものアーユルヴェーダ医師があたり、あらゆる病気の相談に対応するようにしています。

そのなかでも特に多いのは関節炎や消化器系疾患、過敏性大腸炎などがあり、相談件数も増えてきています。インド人は辛いものを食べるので消化器系の疾患になりやすいと言われますが、これはインド人に限らず西洋人も同様で、現代では多くの人がお酒や肉、脂肪など、熱を高めるものを食べているため、消化器系疾患は世界中でみられます。また肥満や糖尿病に加え、最近ではガン、エイズ、多発性硬化症、SMDなど難治性の病気も多くみられます。西洋医学の医師から手遅れと言われた人が最後にたどりつくのがアーユルヴェーダです。

ジヴァ・アーユルヴェーダでは、治療にあたって先ず病気の根本原因を診ていきます。アーユルヴェーダでは病気の根本原因は「身体」か「心」にあると考えているので、診断では、身体においてどのエネルギーが欠けているのか、あるいは心のどのエネルギーが欠けているのかを診て、治療計画を作成します。

治療には大きく2つあり、ひとつは「ショーダナ・チキツァー」、もうひとつは「シャマナ・チキツァー」です。「ショーダナ・チキツァー」とはクレンジングであり、「シャマナ・チキツァー」は体内の病気の原因を中立化あるいはバランスをとるための療法のことです。

またアーユルヴェーダの治療は投薬だけではなく、患者さんに対してどのような姿勢・態度でお話をするのか、どのようにコミュニケーションを取っていくのか等についても大切な治療の一環として考えています。私ちのクリニックにおいては、ドクターと話すだけで体調の50%はよくなると、多くの患者から言われます。私たちは患者さんにシンプルに、正直に話すように努めています。

治せないことは治せないと言います。
出来ないことを出来るとは言いません。

ただ、患者さんが理解できるように、理論的に話すように努めています。ジヴァ・アーユルヴェーダのドクターは、常に患者さんに誠実であり、家族のように優しく接し、そしてなにより患者さんにとって時間の無駄にならないように努めることを心がけています。

ドクターが患者さんに接する姿勢や態度は治療の一部なのです。西洋医学でも同じだと思いますが、しっかり患者に接することが好きな医者と、患者とコミュニケートすることを好まず、下を向いてカルテを書いているような医者とでは、結果が違います。これらはアーユルヴェーダの古典「チャラカ・サンヒター」にも「薬だけが治療ではない」と明確に記されています。

~PART.3に続く~
————————————————–
■転載元:アーユルヴェーダライフ
http://www.ayurvedalife.jp/

(運営サイト:アーユルヴェーダスタイル)
http://www.ayurvedalife.jp/style/
————————————————–
【ジヴァ・インスティチュートについて】

ジヴァ・インスティチュートは3つの活動から成り立っています。
1. 教育(地元の子供達のパブリックスクール)
2. アーユルヴェーダ(ジヴァ・アーユルヴェーダ)
3. 哲学(ヴェーダ哲学)

ジヴァ・アーユルヴェーダはインド・ファリダバドにメインのクリニックを置き、インド各地にパンチャカルマセンターがあります。
ファリダバドのコールセンターには150名のアーユルヴェーダ医師を擁し、1日約5,000件の健康相談の電話に対応しています。
ジヴァ・アーユルヴェーダではアーユルヴェーダ・ヘルスケア製品開発も行っており、アーユルヴェーダの古典経典に記載されているレシピに基づいたヘルスケア製品を約200品目以上開発しています。
またドクター・パルタップ・チョハンは、インド国内テレビ4局における健康相談番組に出演しており、インドではおよそ5,000万人が視聴する人気番組にもなっています。

■インド・ジヴァ総合サイト|Jiva Institute
http://www.jiva.com/

■ジヴァ哲学部門|Jiva Institute Vrindavan)
http://www.jiva.org/
【シヴァ・ジャパンについて】

ジヴァ・ジャパンは、北インドのファリダバドに拠点をおくジヴァ・アーユルヴェーダの日本代表です(東京都・世田谷区)。
主にアーユルヴェーダスクールの運営が活動の中心となり、健康コンサルテーションやトリートメント、シヴァによるアーユルヴェーダ季刊誌「PARAMAYU」の翻訳活動や、インド・ジヴァへの教育ツアーも行っています。
また、がんクリニックと協働で、がん患者さんのためのプログラムにも取り組んでいます。
http://www.jivajapan.jp/
————————————————–