「あぁ、またケンカしちゃった……」パートナーと仲良くできる方法

誰にでもあるイライラ、感情表現の方法を身につけることがコツ!

憧れていた大好きな人とお付き合ができても、3か月程経ってくるとケンカするようになってしまう、というのは良く聞く話かも知れません。

一般的には、お付き合いを開始してから2年半が山場というウワサも聞きますね。いつも一緒に居たら、普段の生活の中からマンネリ化が目立つようになるのは当たり前の事かもしれません。血の繋がった家族でさえ、ケンカしてしまうことが多々あります。でもそれは当然のことで、私たちは仲良くなるにつれて相手に対してワガママになってしまうのかも知れません。

あくまで、「人対人」なのだからもちろん衝突はあります。意見のぶつかり合いは自分自身の考え方が基本になっているものであり、そこに同意がなければ感情コントロールが上手くいかくなってしまうのは当たり前のこと。

例えば、パートナーと外食の際、お互いが食べたいものをリストアップしていきます。しかし、なかなか食べたい物が一致しないこともありますよね。「こってりしたもの」と「あっさりしたもの」のように、全く異なる場合だってもちろんあります。

「食べる=欲望」なので、諦めて相手の希望に従うことは、なかなか楽ではありません。お互いに譲らない場合は、それがきっかけで言い争いになってしまうことも。

ここで大事なのが感情コントロールなのです。
感情コントロールとは、「思った」「感じた」そのままを、相手にぶつけないということ。そこに必要なのは、「忍耐」。自己のワガママをそのまま通すのではなく、時には我慢も必要なのです。

「男性なんだからレディファーストをしてよ!」という風に、感情のままに怒鳴りつけるのは逆効果かもしれません。

感情コントロールは、少しずつ出来ることからしていくことが必要です。ほんのちょっとの我慢さえすれば、「先の道のり=未来」が見えてくるはずです。

長続き出来る人と出来ない人の違いから学ぶ
パートナーとの虎の巻

「長続き=永遠」という見方も出来ます。その永遠に向かってレールをつくっていくならば、少しだけでも難問を解いていかなければいけません。その難問とは、「目に見えないお互いの心」です。相手が何を思っているかを察することが出来れば、非常にシンプルな関係を築けるものです。
好きや嫌いだけの判断ではなく、お互いを尊重し合うことがそのヒントになっていきます。長続きできる人の秘訣は、やはり全てをポジティブ思考に変えていくことです。嫌なことを言われたり、弱点を指摘されているのであれば、「大切なことを教えてくれた」と思考回路を別にしていくのです。そして相手と同じことを共有するのです。

ある夫婦の話ですが、ケンカをして一週間口をききませんでした。しかし、数日後には申し込んだマラソン大会が控えていました。ケンカをしている最中に一緒に走るなんて、と誰もが苦痛に感じるでしょう。
口も聞かず当日を迎えた夫婦は、勿論スタートもバラバラで走り出します。でも、いくら喧嘩をしていたとしても、相手のことは心配になってきます。すると少しずつ奥さんの姿が見えなくなってきた瞬間、旦那さんが奥さんに手を差し伸べました。何が起こったのでしょう。
恐らく理解出来ることと思います。これは、奥さんの事がただ心配ということではありません。マラソンという、身体を動かして心臓がドキドキするような運動は、感情をも動かし始めるのです。お互いが、同じことを共有する時間が生じたということです。走ることは、「辛い」「頑張る」の連続ですから、お互いの気持ちも同じ感覚になるのです。尊重し合い、支え合う時間を持つことが最高な関係とも言えるでしょう。長続きしていくには、心をひとつにし、常に相手を気遣っていける思いやりが大きな秘訣ではないでしょうか。