「あなたはだあれ?」~肉体でも肩書きでもない、本当の「私」を探す方法 PART.3

「あなたはだあれ?」~肉体でも肩書きでもない、本当の「私」を探す方法 PART.3

認識できたモノは、わたしじゃない

昨日まで話した通り、「私」を見つけることは永遠に出来ません。「わたしとは脳みそである!」と認識しても、「私とは脳みそである!」と思っている「私」がいます。その「私」を、ハナマルキと名付けたとして、その「私」 を認識している脳みそさえも認識したハママルキこそ「私である!」 ことになってしまいます。しかし、「ハナマルキこそ、私である」と認識している「私」がまだいるのだから、「私」がそこにまだ存在してしまう……。こんな風に、スパイラルに陥ってしまいます。

認識するモノを認識することは永遠に出来ないのです。これが、「私」が永遠に見つからない理由です。「わたしは脳みそである」。そう言ってしまったが最後、「私は脳みそである」ことを認識している「私」が現れてしまうのです。ということは、そもそも「私は、○○である」という自己紹介は、物凄く間違っているのではないでしょうか。
「私」が○○を認識できている時点で、「私」は○○以外の者であるはずだから。だから、「私は、○○である」という表現は、やっぱり違います。「私は、みつろうである。」と言ったとします。でも「私」が、「みつろう」を認識できている時点で、わたしは「みつろう」ではありません。「私」が「みつろう」じゃないからこそ、私は「みつろう」を認識できるのです。だから、「私」は、「みつろう」なわけがありません。

「私は、脳みそである」……? そんなわけがありません。「脳みそ」を認識できる立場にある時点で、わたしは脳みそでは無いのだから。
「私は、○○である」という自己紹介は、根本的に間違っています。それなのに、僕たちは普段、「私は、○○です」と言ってしまいます。「私は、失恋中で」「私は、この身体で」「私は、脳みそです」と。でも、それらは全て、物凄く間違っているのです。「私」が「それら」じゃないからこそ、「私」はそれらを認識できるのだから。

じゃあ、これから重大発表をします。昨日発見した真理、「私とは、認識するモノである」。だから、認識するもの(私)が、認識するものを、認識できない。そう言いましたよね?ということは、「認識するもの(私)」は、永遠に認識出来ないのであれば、認識出来たものは、絶対に「私」では無い、ということになります。

私は〇〇だ、リストを修正

あなたが、「これは私だ!」と思うものは全て、認識出来たものなのだから、本当のあなたではありません。さぁ、ここでPART.1で作成したリストを用意してください。そこにずらっと書かれた、「私とは、○○である」という内容を読みあげてください。

「私とは、○○である」
「私とは、この身体である」
「私は、会社員である」
「私は、脳みそである」
「私は、不幸である」

そのリストにあるものは、全て「私」によって「認識されたもの」なので、そのリストにあるものは、全て、私じゃないものです。だから、そのリストを全て修正しましょう。「私は、みつろうである」と書かれているのなら、「本当の私は、みつろうでは無い」と修正、こんな風にすべて修正します。

「私は、みつろうでは無い」
「私はこの肉体じゃ無い」
「私は、会社員じゃ無い」
「私は、明るい性格じゃ無い」

修正した後に、この真理のリストを読みあげてみてください。どんな気分になりますか?「本当のあなた」に世界で一番近い、そのリストを聞いてどんな気分になりますか?

今日はただ、その湧いてくる違和感を受け止めるだけで大丈夫。理論では追いかけないでくださいね。「私は○○である」という自己紹介。どうして今まで、この自己紹介を普通だと思っていたのかが、もう、わからなくなってしまったのでは?「認識するもの」は永遠に認識出来ないのであれば、認識出来たものは、絶対に、「私」ではありません。もう、いよいよ「私」がなんなのか分からなくなってきましたね。
良い調子です! 続きはPART.4で!

~つづく~

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