街全体がアートになる! “光り輝くアートナイト”『徳島LEDアートフェスティバル2013』

LEDの美しいアート

2013年4月20日(土)~29日(月・祝)の10日間にわたり、「徳島LEDアートフェスティバル2013」が徳島市内で行われます。美しいLEDアート作品で、アートによる街づくりと観光活性化を目指す一大イベントです。

20世紀中の開発は困難と言われていた高輝度青色LEDを「世界で初めて」製品化したのが徳島県だそうです。徳島県の「日亜化学工業」は、高輝度LED分野で25%強の世界シェアを持つ世界一のLEDメーカーです。2006年に、徳島県は「LEDで県を活性化する」と発表し、県が主体となり「LEDバレイ構想」を立ち上げました。LEDを用いた様々な製品を開発する企業を、県内外から100社以上集め、世界有数の「LED先進地域」を構築しています。(参照:「LED王国・徳島」http://led-valley.jp

「LED」で地域活性化する徳島県。中でも注目すべきイベントは、2013年4月20日[土]~29日[月・祝]の10日間にわたり徳島市内で行われる「徳島LEDアートフェスティバル2013」です。吉野川や、眉山などの徳島のランドマークから、商店街や町の公園、川にかかる橋など徳島市内の美しい景観を「LEDアート」で彩ります。3年に1回開催する「トリエンナーレ」方式のこのイベントには、2010年の第1回開催では20万人の観光客で賑わいました。

「LEDアート」とは、単なるイルミネーションではなく、「LED」を素材にして、「アーティスト」が様々なメッセージを込めた作品を発表する“世界初の試み”。世界にLED産業と芸術共存する街「LED王国・徳島」を発信するイベントです。

徳島の中心地を巡る観光船と川の水面がアートに変貌。7色の光の変化を楽しめる

両国橋を彩った作品「SORAとMIZU」。気温の変化や車両の通過による橋の震え、宇宙の彼方から飛来する宇宙船線など信号を受け取り、色が変わる。自然の息吹と常に変化していく街の表情を表している(筑波大学『逢坂卓郎』氏の作品)

 

『徳島LEDアートフェスティバル2013』見どころ

●県内外から日本人・外国人約50組のアーティストが参加予定
●監修はアートディレクター北川フラム氏(女子美術大学客員教授)
●「光の砂場」をイメージした体験型の作品や、人の動きに合わせて色が変わる作品、ダンスや音楽と合わせたパフォーマンス作品など最新技術とアートのコラボが楽しめる
●筑波大学の教授『逢坂卓郎』氏(日本のライトアートの草分け的存在。国内外で多数授賞)が、ゼミ生7名ほどを引き連れて、約1週間徳島に寝泊まりして商店街をアートに変えていく県外アーティストと県の住人との人々の交流に密着取材できます

科学の力がつくりだす幻想的な風景をぜひ見に行きませんか?

 

「阿波踊り」の躍動感を表現した「アワオドル」。踊る人の姿をモチーフに泡を構成し、ココの泡がLEDで光ることで躍動感を表現

「LED寺子屋」。秘密基地のようなスペースで、LED・科学・アートを楽しみながら勉強することができる

 

「徳島LEDアートフェスティバル」
会期:2013年4月20日[土]ー29日[月・祝](10日間)
会場:徳島市 ひょうたん島周辺
メイン会場:両国・新町会場、城山会場
主催:徳島LEDアートフェスティバル実行委員会
http://tok-led-artfest.net/