腹痛を和らげるための色彩メソッド

私はそうではないのですが、緊張するとお腹が痛くなる人(お腹を下す人)って結構多いようです。私の部下が典型的にそのタイプでした。あ、ここは笑っていいところですからね。最近はそういうことも減ってきたようで、私としても嬉しい限りです。緊張じゃなくても、風邪を引いたりするとお腹が痛くなったりすることもよくありますよね。学校や会社に行きたくないわけではないのに、お腹が痛いとそもそも歩けません。その上、トイレにすぐに行きたくなったりなんかすると複数の人と関わるのがとっても辛かったり。寒いと下痢になったりすることも多いですよね。

ウィルスや緊張などのダメージをダイレクトに受けるのがお腹

風邪ではなくてもノロウィルスなどに感染すると、これはまたひどい目を見ますよね。何日もお腹を抱えていなければなりませんから。今回は、あまり夢のあるお話ではないですが、下痢について一緒に見て行きたいと思います。とっても大事なことですものね。

ではまず、下痢の原因について見てみましょう。

★下痢の原因
・風邪や感染(ウィルス、細菌)によるもの
・冷えまたは冷たいものを取りすぎた場合
・ストレスや疲労によるもの
・アルコールや脂っこいものを食べすぎた場合

など様々です。女性の場合、生理中に下痢になる場合もあります。基本的には、身体に異変を感じたら病院に行って診察してもらい、貰った薬を飲んだりしながら身体のケアをすることが大切です。たまに精神論(気合と根性)だけで対処しようとする人もいますが、それは危険なので注意してくださいね。では下痢について理解していただいたところで、メインテーマの色彩心理学的アプローチでそれらの対策を見て行きましょう。

 

下痢や便秘。お腹のトラブルに効果的な色

★下痢に効果的なのは寒色系の色
お腹を下すと、やっぱり痛くなるので痛みの対策が必要です。寒色系の色は鎮静作用があります。ここで注意することは寒さを感じては逆効果なので青などの寒色をたくさん取り入れることは控えてください。では、どうすればいいかというと、寒色をイメージしながら、心の中で「痛みが軽減してきた気がする」「痛みが消えた」というような自己暗示を繰り返してください。何もしないよりは、ずっと効果があります。(※個人差はあります)ちょっとヒプノセラピーっぽくて抵抗があるかもしれませんが、慣れれば簡単ですし誰でもできますので気楽に試してくださいね。ここまでは、下痢対策のお話でしたが、補足として忘れてはならない便秘についても少し触れておきますね。

★便秘に効果的なのは暖色系の色
暖色は文字通り暖かいイメージの色です。ご存知、赤系の色のことですね。暖色系の色は、暖かさを誘発する色でもあります。つまり暖色を取り入れることで身体が温まり、血流が良くなり、要するに元気になります。もちろんお腹も活発になるので便秘対策には最適です。特に消化器系にプラスのイメージを与えるのが黄色やオレンジがオススメです。私は職業柄色彩的アプローチをしていますが、基本は心理的ではなく物理的・栄養学的な健康も大事です。賢いあなたのことですので、こちらに関しては大丈夫だと思いますが、念のため軽く説明しますね。

お腹を守るためには、お腹や下半身を温めることが先決なので、毛糸のパンツや腹巻などを利用するのも良いかもしれません。最近の腹巻は、ボディウォーマーとも呼ばれ、デザインもオシャレなので、楽しく選べそうですね。お食事に根菜(大根、ゴボウ、レンコンなど)を取り入れたり、生姜入りの紅茶を飲んだりするのも良いと思います。お腹、大切にしてくださいね!

※ 症状が重かったり、不安があったりする場合は、必ず医師にご相談いただくようお願いいたします。