おから料理研究家 杉リンの 食とアロマで薬いらずPART.4~X’masと肉食文化~

おから料理研究家 杉リンの 食とアロマで薬いらずPART.4~X’masと肉食文化~

おからとアロマをこよなく愛する杉リンが、植物が私たちの健康に与える偉大な作用を、おからとアロマからアプローチ。
今回は、X’masには欠かせないお肉料理と日本人の食文化についてのお話しです。

 

1、肉食と日本人の食生活

今年も間もなくX’mas。今年のX’masには何を食べようかと悩んでいる方もいらっしゃると思います。X’masの御馳走といえば、鶏の丸焼き。ご家庭ではフライドチキンが食卓に並ぶのが一般的でしょうか。その他、ローストビーフなど肉料理は必需品ですね。X’masに限らず、パーティなど華やかなテーブルにはいつも肉料理が並びます。今や日本人の一日3食の食生活のうち、1食にはお肉を食べているのではでしょうか。
そんな私たち日本人が日常的にお肉を食べるようになったのは、明治に入ってから。江戸時代までは、文字通りの和食として、玄米を主食に野菜中心の料理を大豆を発酵させた味噌や醤油で味付けをしていただいてきました。そして、動物性は日常的には近海の小さな目の魚と、秋に遡上する鮭や貴重なまぐろなど遠方の大型の魚が年に数回食卓に並んだり、めでたい席だけに鯛が並んだり、今のように毎日食べたいときに魚が食べられた訳ではなかったでしょう。

 

2、人類の食生活と遺伝子

人類の歴史を100万年として、日本人が弓矢の発明など捕獲技術の進歩や牧畜で安定して肉を食べるようになり1万年ほど。そして、1300年前の奈良時代に仏教が入り、肉食が禁止されて以来、約150年前の明治維新まで約1150年間も続いたのでした。しかも、約70年前の戦前戦中は穀物食が一般で、今日のように毎日食卓に肉料理が並ぶようになったのは、昭和40年代の高度経済成長以降のここ40年ほどではないでしょうか。
私たち人類の100万年の歴史で、99万年間は飢餓の歴史。安定的にお肉を食たべれるようになってここ1万年。日常的に肉料理を食べるようになって、まだ数十年。私たち日本人の遺伝子は、お肉を毎日食べるようにできていません。そして近年、ガンや生活習慣病が現代病となり遺伝することもわかり、食生活の見直しと植物成分での遺伝子修復が必要となっています。

 

3、感情は骨や筋肉に記憶される

菜食主義者だったピタゴラスは「魂は不滅であり、肉体が消滅した魂は他の肉体の中に移住し、肉食は動物の意識が身体を通過する」と解きました。プラトンは「神は人間の体に栄養を補給するために、木と植物と種を創造した。肉食が始まったことによって戦争が起こった」と解き、菜食主義を理想国家のモデルとして推奨しました。お肉を食べると怒りっぽくなると言いますし、ガンや生活習慣病の原因は、動物たちの魂が移住しているのかもしれません。
また、人も含めて動物の感情は骨や筋肉に記憶されると言われていますので、食べられる動物たちの悲しさや悔しさも美味しく食べているかもしれませんね。

 

4、今年のX’masはおから料理パーティー!

昔はお肉が大好きだった私も、今は家で肉料理は食べなくなりました。お肉の代わりに油揚げや厚揚げを良く使います。そして、おから料理研究家として、おから料理を作ります。今年のX’masは「おから料理パーティ」を企画しています。
予定のメニューは、おからピザ、おからグラタン、おからペンネ、おからコロッケ、おからハンバーグ、それとおからと長芋のおからぱにゅぱにゅ、おからとジャガイモのおからポックルなどの創作メニュー。私のおから料理の特徴は、たっぷりの野菜におからは少量で、豆乳も一緒に取る。適量の大豆を摂取しやすくしている感じです。それを味噌や醤油、塩麹や醤油麹などの発酵食品を中心に味付けします。
鶏の丸焼きやローストビーフはなくても、満足してもらえる美味しいおから料理を作りたいと思います。少人数ですが、みんなの60兆個の細胞の全遺伝子が喜んでくれることでしょう。
皆さんも、今年のX’masはおからパーティーはいかがでしょうか。

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