ティモシー・フリーク流 「目覚めて生きる」ワークショップ体験 PART.3

哲学者・思想家であるティモシー・フリークさんの「覚醒体験ワークショップ」に参加してきました。
2012年8月11日、12日の2日間に渡って、東京・両国で開催されたのですが、私が出席したのは11日。主宰は「ナチュラルスピリット」さんです。今回はレポート第3弾をご紹介します。
素敵な笑顔のティモシーさんのナビゲートにより、神秘の世界につながるようなワークを体験しましたので、今回はそちらをご紹介します。

まずは、聴覚にアプローチするワーク。

2人ペアになって、お互いの声が聞こえるように近くに座ります。
静かに目を閉じて、リラックスします。
音楽が聞こえてきました。その音に集中します。
音のなかに入っていくようなイメージです。
ティモシーさんが「I AM.」と言いました。
「私はここにいる」「我あり」という意味です。
私も「I AM.」と言い、私とペアを組んだ方も、「I AM.」と言う。
ペアで「I AM.」と言い合うことを、互いのペースで繰り返していきます。

あたりに漂う音楽の中にどっぷりと浸っているなかで、ペアを組んだ方の「I AM.」が聞こえた途端、少しだけ「いま」という瞬間に呼び戻されたような感覚がありました。
大きな海に漂っているなかで、ふと、自分を意識させられたような感覚。
大きな世界、大いなる世界と、自分という個の世界。
この2つがあるということ。

もう一つ、視覚にアプローチするワークも体験しました。

2人ペアになって、向かい合って座ります。
ただただ、お互いに、見つめ合う。
見つめ合うというと、なんだか笑ってしまいそうですが、相手の目を観るというか、目の奥を観るというイメージです。
じっと観ていると、相手の輪郭がぼやっとしてきて、光って見えました。
まばたきをすると、再びくっきりと相手が見えて、ぼやけた感じは消えます。その繰り返しでした。

このワークもまた、視覚を使って、焦点をはずした世界と、焦点を合わせた世界という2つの世界を体験したのだと思います。(あくまで私個人の感想です)

ティモシーさんは、ぼやっとした、見えない、大いなる世界をも感じて生きることをメッセージしてくれていると感じました。
大いなる世界を感じながら、現実の世界をめいっぱい生きよう、楽しもうと提案して下さっていると思います。

例えばですが、悶々と何かに悩んでいる時に、ふと、宇宙船に乗った自分を想像してみる。
宇宙から地球を見つめると、点にも満たないちっぽけすぎる自分の存在に気付く。
そうすると、悩みもちっぽけに思えるかも知れません。
逆に、ちっぽけだけど、ちっぽけなりに生かされているのだから、もっと自分を活かして生きようと思えるかも知れません。

ティモシーさんは、「人生は夢のようなものだ」と言いました。
もしこの現実が夢だとしたら、どんな風に生きますか?
辛いことも、たいしたことない、夢なんだから、もっと楽しもうと思えるかも。
私だったら、夢のなかの登場人物は、ひとりひとり濃いキャラクターに設定します。
同じような登場人物はいりませんよね。
そういう意味で、現実世界に生きる人は、一人ひとりが唯一無二で、一人ひとり個性的でいいはずです。一人ひとり濃い役柄であるはずです。
と、そんなことを思いました。

ご興味のある方はぜひ、下記のティモシーさんの著書をご覧下さい。
行き詰まっている何かの、突破口になるかも知れません。

『気づきの扉 たった1時間で人生が目覚める本』
ティモシー・フリーク著
川瀬勝訳
サンマーク出版
1,260円

2日間のワークショップ、私が参加したのは1日目のみでしたが、2日間参加した方は、もっと大きな気付きがあったかも知れませんね。
ティモシーさんとまたお会いできる日を楽しみにしています。ティモシーさん、ご一緒して下さったみなさん、ありがとうございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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